当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
今回は、あさひマーケッツが提供する新しいFXサービス「Asahi FX」について解説します。
「Asahi FX」は2026年5月18日に提供を開始したFXサービスで、世界的に利用されている取引プラットフォーム「MetaTrader 5(MT5)」を採用しています。
特に注目したいのが、「EA」と呼ばれるプログラムを使った自動売買に対応している点です。
2026年9月時点では32通貨ペアを取り扱い、1,000通貨から取引できます。
ただし、「EAに対応している=初心者でも自動で利益が出る」という意味ではありません。
ループイフダンやトラッキングトレードなどFX会社側が仕組みを用意している自動売買とは違い、MT5・EAにはEAの選択、設定、検証、稼働環境などの知識も必要です。
この記事では、「Asahi FXとは何か」から、MT5・EA自動売買の特徴、メリット・デメリット、他のFX自動売買との違いまで整理します。
Asahi FXとは?MT5とEAに対応した新しいFXサービス
「Asahi FX」は、「あさひマーケッツ」が2026年5月18日に提供を開始した店頭FXサービスです。
| 項目 | Asahi FX |
|---|---|
| 運営会社 | あさひマーケッツ株式会社 |
| サービス開始 | 2026年5月18日 |
| 取引ツール | MetaTrader 5(MT5) |
| 取扱通貨ペア | 32通貨ペア |
| 最小取引単位 | 1,000通貨 |
| EA自動売買 | 対応 |
| 新規・決済取引手数料 | 無料 |
| 金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第250号 |
| 加入協会 | 一般社団法人 金融先物取引業協会 |
一番大きな特徴は、国内の金融商品取引業者が提供するFX口座で「MT5」と「EA自動売買」を利用できることです。
裁量取引だけではなく、利用者が用意したEAなどを使って自動売買を行うという選択肢があります。
Asahi FXのMT5とは?
「MetaTrader 5(MT5)」は、MetaQuotes社が開発する取引プラットフォームです。
単なるFX注文ツールではなく、チャート分析、テクニカル指標、自動売買、バックテストなど幅広い機能を備えています。
MT5の標準機能には、主に次のようなものがあります。
- 1分足から月足まで21種類の時間軸
- 38種類の標準テクニカル指標
- 複数チャートによる相場分析
- EAを使った自動売買
- ストラテジーテスターによるバックテスト
- カスタムインジケーターの利用
ここで注意したいのは、これらの多くが「MT5という取引プラットフォーム自体の機能」だということです。
「Asahi FX独自の自動売買システムが用意されている」という意味ではありません。
「Asahi FX」以外も含めて、MT5でFX取引・EA自動売買ができる国内FX会社を比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。
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MT5対応の国内FX会社を比較|EA自動売買できる業者は?【2026年】
Asahi FXはEAを使った自動売買に対応
Asahi FXをリピート系FX・FX自動売買の視点から見たとき、一番気になるのが「EAに対応している」点でしょう。
EAは「Expert Advisor」の略で、MT5上で売買ルールを自動実行するためのプログラムです。
あらかじめプログラムされた条件に従い、新規注文や決済などを自動で実行できます。
たとえば、
- 移動平均線などのテクニカル条件で売買する
- 一定条件で損切り・利益確定する
- 複数の通貨ペアを監視する
- 一定のルールで繰り返し注文する
といったロジックをEAとして動かすことが可能です。
ただし、EAは「自動だから勝てる仕組み」ではありません。
EAごとに売買ロジックが違い、相場環境によって成績も変化します。
バックテストで良い成績だったEAでも、将来同じように利益が出る保証はありません。
MT5のストラテジーテスターでEAをバックテストできる
EA自動売買を使う場合に重要なのが、「ストラテジーテスター」です。
MT5には、過去の価格データを使ってEAの売買ロジックを検証する機能があります。
これにより、実際の資金でEAを稼働する前に、過去相場ではどのような取引をしていたのかを確認できます。
確認したいのは利益額だけではありません。
- 最大ドローダウン
- 連敗回数
- 最大保有ポジション数
- 特定相場で損失が偏っていないか
- 取引回数が極端に少なくないか
なども見ておきたいところです。
また、バックテストはあくまで過去データによる検証です。
「バックテストで利益が出た=今後も利益が出る」とは考えないようにしましょう。
Asahi FXは32通貨ペア・1,000通貨から取引できる
Asahi FXは2026年9月時点で32通貨ペアを取り扱っています。
また、最小取引単位は1,000通貨です。
EAを初めて試す場合、いきなり大きな取引数量を設定すると、EAのロジックが想定と違ったときの損失も大きくなります。
1,000通貨から取引できることで、1万通貨単位だけのサービスより取引数量を抑えて始めやすい点はメリットです。
ただし、「1,000通貨だから低リスク」という意味ではありません。
EAが複数ポジションを持つタイプなら、1回あたりの取引数量だけでなく、最大保有ポジション数まで含めて必要資金を考える必要があります。
あさひマーケッツは2026年にできた会社ではない
Asahi FXというサービス名を初めて見た方は、「新しい会社なのか?」と気になるかもしれません。
Asahi FX自体は2026年開始の新しいサービスですが、運営会社そのものが2026年に新設されたわけではありません。
現在の「あさひマーケッツ株式会社」は、以前は「TF Global Markets Japan株式会社」という商号でした。
2025年6月20日に現在の「あさひマーケッツ株式会社」へ社名変更しています。
金融先物取引業協会の登録業者一覧では、あさひマーケッツ株式会社は「関東財務局長(金商)第250号」の店頭FX取引業者として掲載されています。
ただし、金融商品取引業者として登録されていることと、FX取引で損失が発生しないことは別の話です。
FXそのものの価格変動リスクや、EA固有の運用リスクはあります。
Asahi FXのメリット
MT5を使える
MT5を普段から利用している方にとって、対応FX口座の選択肢が増えることはメリットです。
チャート分析だけでなく、EA・カスタムインジケーター・バックテストなどMT5の機能を活用できます。
EAによる自動売買ができる
Asahi FXは、EAを利用した自動売買に対応しています。
自分で作成したEAや、自分が選んだEAを使って売買したい方には大きな特徴です。
32通貨ペアから選べる
32通貨ペアを取り扱っているため、主要通貨ペア以外も含めてEAの運用対象を検討できます。
ただし、EAによって利用対象の通貨ペアや推奨時間足が決められている場合があるため、EA側の仕様確認も必要です。
1,000通貨から取引できる
最小1,000通貨から利用できるので、取引数量を抑えてEAを試すという使い方もできます。
新規・決済取引手数料が無料
新規・決済取引ごとの取引手数料は無料とされています。
ただし、FXでは売値と買値の差であるスプレッドが実質的な取引コストになります。
Asahi FXのデメリット・注意点
EAの知識が必要になる
EA対応は大きなメリットですが、初心者にとってはそのままデメリットにもなります。
どのEAを使うのか、どの通貨ペア・時間足で動かすのか、取引数量はいくらにするのかなど、自分で判断する項目があります。
「用意された設定から選ぶだけで自動売買を始めたい」方には、別タイプのFX自動売買の方が分かりやすい可能性があります。
EAを常時動かす環境も考える必要がある
PC版MT5上でEAを継続稼働させる一般的な運用では、MT5が動く環境を維持する必要があります。
24時間運用したい場合には、PCの常時稼働やVPSなどを利用する方法もあります。
一方、「ループイフダン」「トラリピ」などFX会社側で動くリピート系FXは、自宅PCをつけっぱなしにする必要が基本的にありません。
MT4・MT5のEAとの違いやVPSの必要性はこちらで詳しく比較しています。
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リピート系FXはパソコンの電源を切っても動く?VPS・MT4/MT5との違い【FX】
これは、FX会社側のサーバーで注文を繰り返すリピート系FXとは大きく異なるポイントです。
2026年開始の新サービスである
Asahi FXは2026年5月開始の新しいサービスです。
運営会社には以前から金融商品取引業者としての事業歴がありますが、Asahi FXというMT5サービス自体については、長期間の利用者評価や運用事例がまだ蓄積途上です。
今後、利用者が増えるにつれて、約定・スプレッド・EA運用などの評価も増えていくと考えられます。
手数料無料でもスプレッドやスリッページはある
取引手数料が無料でも、FXの取引コストが完全にゼロになるわけではありません。
売値と買値にはスプレッドがあり、相場急変時や重要経済指標の発表時などには拡大する可能性があります。
注文価格と実際の約定価格がずれるスリッページが発生する可能性もあります。
Asahi FXとループイフダンなどの自動売買は何が違う?
当サイトではリピート系FXを多く扱っていますが、Asahi FXのEA自動売買と、ループイフダンなどのFX会社提供型自動売買は同じものではありません。
| サービス | 自動売買の考え方 | EA導入 |
|---|---|---|
| Asahi FX | MT5上でEAを利用 | 必要 |
| アイネット証券 ループイフダン |
用意された売買システムから選択 | 不要 |
| ひまわり証券 ループ・イフダン |
用意された売買システムから選択 | 不要 |
| FXブロードネット トラッキングトレード |
ランキング等から設定候補を選択・任意設定 | 不要 |
| 松井証券FX 自動売買 |
自分でレンジ・注文値幅等を設定 | 不要 |
つまり、「自分でEAを選び、MT5を使い込んで自動売買したい」ならAsahi FXが候補になります。
一方、「EAそのものを用意・管理したくない」なら、FX会社が用意している自動売買を比較する方が分かりやすいです。
用意された売買システムから選びたいならループイフダン
細かなEA設定を自分で行うより、あらかじめ用意された売買システムから選びたい方には、「アイネット証券」の「ループイフダン」という選択肢があります。
ループイフダンの詳細はこちら→ループイフダン
また、「ひまわり証券」でもループ・イフダンを提供しています。
ひまわり証券のループ・イフダンの詳細はこちら→ループ・イフダン
ランキングから設定候補を選びたいならトラッキングトレード
EAを自分で探すより、設定別の運用結果を参考に候補を選びたい方には、「FXブロードネット」の「トラッキングトレード」があります。
ランキングを参考にする方法だけでなく、自分で条件を決める任意設定も可能です。
トラッキングトレードの詳細はこちら→トラッキングトレード
取引数量をかなり小さくしたいなら松井証券FX
「松井証券FX」の自動売買は、1通貨から利用できます。
EAは使わず、自分でレンジや注文値幅などを設定してリピート注文を動かすタイプです。
松井証券FXの詳細はこちら→松井証券FX
どのタイプのFX自動売買が自分に向いているか迷う方は、リピート系FXの比較記事もご覧ください。
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リピート系FX初心者向け比較|5サービスを始めやすさ・設定方法で選ぶ【FX】
Asahi FXが向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない可能性がある人 |
|---|---|
| MT5を使いたい | 取引ツールをできるだけ簡単にしたい |
| EAで自動売買したい | EAを選んだり設定したりしたくない |
| 自分でEAを検証したい | 用意された設定から選ぶだけで始めたい |
| バックテストを活用したい | PC・VPSなどの稼働環境を考えたくない |
| 1,000通貨から試したい | 1通貨単位まで取引数量を小さくしたい |
Asahi FXの最大の特徴は、「MT5とEAを自分で活用する自由度」です。
その自由度をメリットと感じる方には候補になります。
逆に、「自動売買の設定そのものをもっと簡単にしたい」方には、ループイフダンやトラッキングトレードなど別方式も比較する価値があります。
Asahi FXまとめ
「Asahi FX」は、あさひマーケッツが2026年5月に開始したMT5対応FXサービスです。
2026年9月時点では、32通貨ペアを1,000通貨から取引でき、EAを利用した自動売買にも対応しています。
MT5のストラテジーテスターを利用すれば、EAを実際の口座で動かす前に過去データでバックテストすることもできます。
一方、EAは利用者自身が売買ロジック・設定・資金管理・稼働環境などを考える必要があります。
「MT5でEA自動売買をしたい人」には注目したい新しい選択肢ですが、「自動売買をもっと簡単に始めたい人」にはFX会社提供型の自動売買もあります。
自分でEAを用意せず、設定候補を比較しながらFX自動売買を始めたい方には、「トラッキングトレード」も選択肢です。
詳細はこちらのバナーからどうぞ。
上のバナーが表示されていない方はこちら→トラッキングトレード
当サイト限定タイアップキャンペーン一覧はこちら。
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FXタイアップキャンペーン比較|当サイト限定特典の最新一覧
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スリッページ、スワップポイント変動、レバレッジ取引による損失リスクがあります。EAによる自動売買も利益を保証するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



