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トラリピCFDはいくら必要?必要資金・証拠金・ロスカットを解説

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

トラリピCFD」を始めるときに気になるのが、「いくら資金が必要なのかではないでしょうか。

マネースクエア」では入金額そのものに最低金額の条件はなく、注文に必要な証拠金以上を入金すれば取引できます。

ただし、1Lotを注文できる最低証拠金」と、「トラリピCFDを余裕を持って自動売買するための資金は同じではありません。

トラリピCFD」は複数の注文を仕掛けるリピート型自動売買なので、相場が逆方向へ進めばポジション数と含み損が増える可能性があります。

そのため、1ポジション分の必要証拠金だけを見て資金を決めるのは危険です。

私はFX版の「トラリピ」を2018年から実資金で運用・検証していますが、この記事ではFX版とCFD版を混同せず、現在の「トラリピCFD」の証拠金ルールを基準に必要資金の考え方を解説します。

トラリピCFDはいくらから始められる?

 

結論からいうと、トラリピCFD」には最低入金額の条件はありません

取引するために必要な証拠金以上の資金を口座へ入金すれば、注文することができます。

ただし、「最低いくらで注文できるか」だけを基準に資金を決めるのはおすすめしません。

リピート型自動売買では、複数の新規注文が成立し、複数のポジションを同時に保有する可能性があるからです。

まずは、次の3段階を分けて考えると分かりやすいです。

資金 意味
1Lotの必要証拠金 1ポジションを保有するために最低限必要な証拠金
複数ポジションの必要証拠金 トラリピの複数注文が成立した場合に必要になる証拠金
実際の運用資金 必要証拠金に加えて、含み損へ耐える余裕資金も考えた金額

トラリピCFD」の基本的な仕組みはこちらで詳しく解説しています。

トラリピCFDとは?仕組み・銘柄・メリット・デメリットを解説

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トラリピCFDの証拠金率は10%

 

トラリピCFD」の証拠金率は、個人口座・法人口座ともに10%です。

制度上の最大レバレッジは10倍になります。

必要証拠金の基本的な考え方は次の通りです。

計算項目 内容
必要証拠金 時価×取引数量×証拠金率10%
発注証拠金 注文価格×取引数量×証拠金率10%
総必要証拠金 必要証拠金+発注証拠金

新規注文がまだ成立していない段階でも、その注文が成立した場合に必要となる発注証拠金が必要になります。

つまり、トラリピで複数の新規注文を並べる場合は、すでに保有しているポジションだけでなく、未成立の新規注文も資金に影響します。

 

5銘柄の1Lotあたり売買単位

 

トラリピCFD」では、銘柄によって1Lotあたりの売買単位が異なります。

銘柄 1Lotの売買単位
日本N225 価格×1倍
米国D30 価格×0.01倍
米国NQ100 価格×0.01倍
米国SP500 価格×0.1倍
英国F100 価格×0.01倍

日本N225以外の海外株価指数については、必要証拠金を円換算する際に米ドル円または英ポンド円の為替レートも使います。

そのため、海外株価指数の必要証拠金は、株価指数そのものの値動きだけでなく為替レートの変動によっても変わります。

必要資金だけでなく、「トラリピCFD」の5銘柄それぞれの特徴や選び方も比較したい方はこちらです。

トラリピCFDの銘柄はどれを選ぶ?5銘柄の特徴・選び方を比較

 

1Lotに必要な証拠金はいくら?公式計算例

 

マネースクエア」が案内している1Lotの証拠金計算例を確認してみましょう。

以下のレートは現在値ではなく、必要証拠金の計算方法を示すための公式計算例です。

銘柄 計算例 1Lotの証拠金
日本N225 38,000円×1Lot×1倍×10% 3,800円
米国D30 37,000ドル×1Lot×0.01倍×10%×150円 5,550円
米国NQ100 15,000ドル×1Lot×0.01倍×10%×150円 2,250円
米国SP500 5,000ドル×1Lot×0.1倍×10%×150円 7,500円
英国F100 8,000ポンド×1Lot×0.01倍×10%×190円 1,520円

この表を見ると、1Lotだけなら数千円程度の証拠金で取引できるケースがあります。

しかし、ここで数千円あればトラリピCFDを運用できる」と考えるのは早いです。

上の金額はあくまで1Lotのポジションを保有するための必要証拠金の計算例で、トラリピの複数注文や含み損に耐える資金を含んでいません。

 

トラリピCFDでは複数ポジション分の資金を考える

 

トラリピCFD」では、設定したレンジ内へ複数の新規注文を配置します。

相場が動けば、その注文が順番に成立し、複数のポジションを同時に保有する可能性があります。

例えば、1Lotの必要証拠金が3,800円という条件で、10本の買いポジションを保有すれば、単純計算では必要証拠金だけでも38,000円になります。

保有ポジション数 1Lotの証拠金3,800円の場合
1本 3,800円
5本 19,000円
10本 38,000円
20本 76,000円

ただし、これは必要証拠金だけを単純計算した例です。

実際には、ポジションが増える過程で評価損が発生する可能性があります。

つまり、「最大何本のポジションを持つ可能性があるのか」と「そのときどの程度の含み損になる可能性があるのか」まで考える必要があります。

 

必要証拠金と必要資金は同じではない

 

ここが「トラリピCFD」の資金管理で特に重要です。

必要証拠金は、ポジションを保有したり注文を出したりするために制度上必要となる金額です。

一方、実際の運用資金では、それに加えて相場の逆行による評価損へ耐える資金を考える必要があります。

考えるもの
必要証拠金 ポジション・注文を維持するための証拠金
運用資金 必要証拠金+想定評価損+余裕資金

証拠金率10%だから取引代金の10%だけ入れればいい」という考え方では、相場が少し逆方向へ動いただけでも証拠金維持率が急低下する可能性があります。

特にトラリピは、相場が逆行する過程でも新しいポジションを持つ可能性があるため、最低証拠金と運用資金を分けて考えましょう。

 

レンジを広くすると必要資金は増えやすい

 

トラリピCFD」では、運用レンジの設定も必要資金に大きく影響します。

広いレンジへ多くの注文を配置すれば、広範囲の値動きをカバーしやすくなる一方、最大保有ポジション数も増える可能性があります。

反対に、注文間隔を広げて注文本数を減らせば必要資金を抑えやすくなりますが、売買機会も少なくなる可能性があります。

資金を考えるときは、次の項目をセットで確認したいところです。

  • レンジ上限
  • レンジ下限
  • 注文本数
  • 1本あたりのLot数
  • 想定する最大ポジション数
  • 想定する最大評価損
  • ロスカットまでの余裕

必要資金は「銘柄だけ」で決まるのではなく、「どんなトラリピ設定を組むか」によって大きく変わります。

 

注文数量を2Lotにすると必要証拠金も基本的に2倍

 

1本あたりの注文数量も資金へ直接影響します。

同じ価格・同じ銘柄であれば、1Lotから2Lotへ増やすと必要証拠金も基本的に2倍になります。

さらに、同じ数のポジションを保有した場合の値動きによる損益も大きくなります。

そのため、少ない資金から始める場合は、「注文本数を減らす」だけでなく「1本あたりのLot数を抑える」という考え方も重要です。

 

証拠金維持率100%未満でロスカット

 

トラリピCFD」では、証拠金維持率が100%を下回るとロスカットが執行されます。

証拠金維持率は次の計算式です。

計算式
有効証拠金÷必要証拠金×100

証拠金維持率が150%、120%を下回った段階では、それぞれアラートメールが配信されます。

100%未満になると、原則として取引時間内の対象建玉がロスカットによって自動決済されます。

ただし、相場急変時などはロスカット判定時のレートと実際の執行レートが異なる可能性があります。

そのため、「100%になる直前まで資金を使えば効率がいい」という考え方は危険です。

 

ロスカットを避けるには最低証拠金より余裕を持つ

 

マネースクエア」も、ロスカットを回避するために証拠金維持率100%以上を維持するよう案内しています。

しかし、自動売買で実際に運用するなら、「100%を超えていれば十分」という意味ではありません。

株価指数は短期間で大きく下落することもあり、複数ポジションを持った状態で相場が急変すれば、証拠金維持率が一気に低下する可能性があります。

どこまでの下落・上昇を想定して設定するのか、その地点まで動いた場合に何本のポジションを持ち、評価損がどれほどになる可能性があるのかまで確認しておきたいところです。

 

トラリピ運用試算表で必要資金を確認する

 

トラリピCFD」の設定を検討するときは、「マネースクエア」のトラリピ運用試算表も活用できます。

トラリピの設定内容から、必要資金やロスカットレートなどの目安を確認できます。

特に、注文を何本も並べる場合は、自分で1本ずつ証拠金と評価損を計算するより、設定全体の資金状況を確認しやすくなります。

ただし、試算結果も将来の値動きや損失額を保証するものではありません。

相場急変やスプレッド拡大なども考慮し、試算結果ぎりぎりの資金で運用しないことが重要です。

 

トラリピFXとCFDの資金は別管理

 

マネースクエア」では「トラリピFX」と「トラリピCFD」を利用できます。

ただし、FX口座とCFD口座の証拠金維持率・ロスカット判定は別々です。

FX口座に十分な資金が入っていても、それだけでCFD口座のロスカットを防げるわけではありません。

両口座の間で証拠金を振り替えることはできますが、運用中は「CFD口座にどれだけ余裕があるか」を確認する必要があります。

 

少額で始めるなら何を抑える?

 

運用資金を抑えて「トラリピCFD」を始めたい場合は、単純に入金額だけを減らすのではなく設定側を調整します。

主な考え方は次の通りです。

  • 1本あたりの注文数量を抑える
  • 注文本数を抑える
  • 運用する銘柄数を増やしすぎない
  • 想定レンジと資金のバランスを確認する
  • ロスカットまで余裕を持たせる

資金が少ないのに大量の注文を狭い間隔で配置すると、相場が逆行したときにポジション数が急増する可能性があります。

少額だから危険ではない」のではなく、運用資金に対してどの程度のポジションを持つかが重要です。

トラリピCFD」で必要資金を考えるときは、レンジ・注文本数・1本あたりのLot数など設定内容も重要です。設定方法はこちらで詳しく解説しています。

トラリピCFDの設定方法|レンジ・注文本数・利益幅の決め方を解説

トラリピCFDと他のCFD自動売買の必要資金も比較する

 

トラリピCFD」だけでなく、株価指数を自動売買できるサービスには「ループ株365」や「トライオートCFD」もあります。

必要資金だけでなく、自動売買の設定方法、取扱銘柄、リセット、レバレッジ、取引コストなども異なります。

CFD自動売買を3サービスから比較したい方はこちらです。

CFD自動売買おすすめ比較|ループ株365・トラリピCFD・トライオートCFDの違い

 

トラリピCFDが向いている人

 

必要資金の面も含めて「トラリピCFD」が比較候補になりやすいのは、次のような方です。

  • 主要株価指数をリピート型で自動売買したい
  • 自分で運用レンジを決めたい
  • 注文本数や数量を資金に合わせて調整したい
  • 必要資金やロスカット水準を確認しながら運用したい
  • FX版トラリピの考え方に慣れている

逆に、「最低証拠金だけ入れて放置したい」という運用には向きません。

トラリピは自動で注文を繰り返す仕組みですが、レンジ設定と資金管理まで自動的に適切にしてくれるわけではありません。

マネースクエア」で「トラリピCFD」を検討している方は、現在の取引条件も確認してください。

マネースクエア(トラリピ)

公式ホームページを見る

※マネースクエア(トラリピ)の公式ホームページへ飛びます

 

トラリピCFDの必要資金まとめ

 

トラリピCFD」には最低入金額の条件はなく、注文に必要な証拠金以上の資金があれば取引できます。

証拠金率は10%で、最大レバレッジは10倍です。

しかし、1Lotの必要証拠金だけを「必要資金」と考えるのはおすすめできません。

トラリピでは複数の注文が成立する可能性があるため、最大ポジション数に応じた必要証拠金と、相場が逆行した場合の評価損まで考える必要があります。

また、証拠金維持率が100%を下回るとロスカットが執行されるため、最低限の証拠金ではなく余裕を持った資金管理が重要です。

何万円あれば絶対に大丈夫」という固定額があるわけではなく、銘柄、レンジ、注文本数、Lot数、どこまでの値動きを想定するかによって必要資金は変わります。

まずは少ないLot数・無理のない注文本数から考え、設定全体でどの程度の資金が必要になるのかを確認してから運用するのがいいでしょう。

トラリピCFD」の仕組みやメリット・デメリットも確認したい方はこちらです。

トラリピCFDとは?仕組み・銘柄・メリット・デメリットを解説

マネースクエア」で現在の取引条件を確認したい方はこちらです。

マネースクエア(トラリピ)

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※マネースクエア(トラリピ)の公式ホームページへ飛びます

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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。CFD・FXなどの証拠金取引には価格変動、レバレッジ、スプレッド、各種調整額、ロスカット等による損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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