当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
2018年12月24日のNYダウは大暴落し、翌日・2018年12月25日の東京株式市場は大混乱。日経平均株価は1000円を超える大幅安となりました。
今回の暴落劇が「リーマン・ショック級」と言えるのかどうか。
YouTubeで公開しました動画
今回の大暴落劇を受けて、YouTubeではリーマン・ショック当時を思い出してお話しました動画を3本公開しました。
上の動画の直近(2018年)の日経225のチャート画像は週足ではなく、日足チャートを見てお話しておりました。正しいものはのちほど掲載します。
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リーマン・ショック当時と2018年12月の日経平均株価チャート比較
リーマン・ショック当時と、2016年12月下旬から2018年12月下旬の株価指数のチャートを比較した画像です。
まずは直近の日経225週足チャート画像です。
以下がサブプライムローン問題の表面化~リーマン・ショック前後の日経225週足チャートです。
2018年12月の方が下げるピッチが速く(2カ月以内に20%以上)、下げ幅は大きいように見えますが、率で見るとどうでしょうか。
サブプライムローン問題の表面化~リーマン・ショックの時は下げ幅が大きかったのはリーマン破綻後です。
また、18000円台から7000円割れまで長期(1年3カ月間)にわたって下落したという点は恐ろしいです。
ここまでのチャート画像は楽天証券のマーケットスピードのもです。
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リーマン・ショック当時と2018年12月の米ドル円チャート比較
リーマン・ショック当時と、2016年12月下旬から2018年12月下旬の米ドル円のチャートを比較した画像です。
まずは直近の米ドル円週足チャート画像です。
下落はしていますが、年初来高値を更新しているわけではなく「暴落」というほどではありません。
以下がサブプライムローン問題の表面化~リーマン・ショック前後の米ドル円週足チャートです。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。
リーマン・ショック後にさらに値を下げていったのは為替の方ですね。
一週間に10円を超える下落幅の週もありました。
リーマン・ショック前後と比べると、今の為替の値動きは穏やかです。
日米の金利差も、今の米ドル円の下支えになっているのでしょうか。
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まとめ
リーマン・ショック前後と、2018年12月の日経平均株価と米ドル円チャートを比較したものは以上です。
現時点では株の下落は「リーマン・ショック級」と言っていいぐらいの暴落です。
ここで株価の下落が下げ止まるのか?もわかりません。
これによって消費税の引き上げを延期するのかどうか?はわかりません。
まだ現時点は「過程・途中」です。
サブプライムローン~リーマン・ショックの時は「アメリカの不動産バブルの崩壊・信用収縮」という「これだ」という悪材料がありました。
今回の下落は「米中貿易摩擦」「米国の利上げ」「トランプ大統領のパウエルFRB議長の解任検討」「マティス国防長官の辞任」「アメリカの政府機関の一部閉鎖」などなど、複合的な要因によるものです。
なので「これが解決すれば株価は上昇する」というしっかりとした何かが見当たらないのが難しいところです。
これから先に動きがあれば、お伝えしていきたいと思います。
*追記 リーマン・ショック級の下落を想定したトラリピの設定は以下の投稿で公開しました。
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トラリピ 米ドル円 設定例 資金100万円 リーマン・ショック級
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トラリピ 豪ドル円 設定例 資金100万円 リーマン・ショック級
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*追記 サブプライム~リーマン・ショック以前の景気他
*追記 2018年は景気が悪くないのでリーマン・ショックのようにはならないとの声があるようなので、リーマン前の景気状況を思い出しながら、以下で公開しました。
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サブプライム リーマン・ショック以前の好景気時の株価チャートと当時の思い出
*追記 相場の混乱時に利益を狙えるVIX指数投資については以下の投稿で公開しました。
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VIX指数投資 CFD やり方始め方