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ループ株365検証

ループ株365とは?仕組み・メリット・デメリットを初心者向けに解説【CFD自動売買】

2018年10月16日

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

ループ株365」は、「ひまわり証券」が提供している、取引所CFD「くりっく株365」の自動売買サービスです。

あらかじめ用意された売買システムの中から、銘柄・売買方向・ループ幅などを選び、最大ポジション数を設定して運用を開始します。稼働後は、あらかじめ決められた取引ルールに沿って新規注文・利益確定・損切りなどを自動で繰り返します。

日経225やNYダウ、NASDAQ-100などの株価指数を対象にした自動売買という点が、為替を対象にするリピート系FXとの大きな違いです。

ただし、自動売買だから放置しておけば利益が出るわけではありません。相場が一方向へ大きく動けば複数のポジションを保有し、含み損や損切りが大きくなる可能性があります。

このページでは、「ループ株365」の仕組み、ループ幅・最大ポジション数、メリット・デメリット、必要資金、取引コストまで初心者向けに解説します。

ループ株365とは?

 

ループ株365」は、「ひまわり証券」が「くりっく株365」を対象に提供している選択型のシステムトレードです。

自分で一つずつ注文価格を決めるのではなく、あらかじめ用意された売買システムから選んで運用するのが大きな特徴です。

項目 くりっく株365 ループ株365
取引対象 株価指数・ETFなど くりっく株365の商品
売買 自分で注文する裁量取引 システムが自動売買
口座 くりっく株365口座 同じくりっく株365口座
主な設定 自分で注文内容を決める 売買システム・数量・最大ポジション数など
取引コスト 売買手数料など 売買手数料+投資助言報酬など

つまり、「くりっく株365」という取引所CFDを、自分で売買する方法と、自動売買「ループ株365」で取引する方法の両方がある、と考えると分かりやすいでしょう。

くりっく株365」そのものの仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

くりっく株365とは?取引所CFDの仕組み・メリット・デメリットを解説

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ループ株365はIFDO注文を繰り返す自動売買

 

ループ株365」の仕組みを理解するうえで重要なのが、IFDO注文です。

IFDO注文では、新規注文とともに、利益確定と損切りの決済注文をあらかじめ設定します。どちらかの決済注文が成立すると、もう一方の注文は取り消されます。

ループ株365」では、このIFDO注文を一定間隔に配置し、相場の上下動を利用しながら売買を繰り返します。

例えば買いのシステムでは、一定間隔で買いポジションを保有し、価格が設定された利益幅まで上昇すると利益確定します。

一方、価格が下落すれば新しい買いポジションを持つことがあるため、下落が続けば複数の買いポジションを同時に保有することになります。

小さな上下動を何度も利益確定につなげることを狙う一方、相場が一方向へ進んだ時にはポジションと含み損が増えやすい。これがリピート型自動売買を理解するうえで重要なポイントです。

 

ループ幅とは?

 

ループ株365」では、新規注文を仕掛ける一定の間隔をループ幅と呼びます。

例えばB100、B200などの売買システム名では、Bが買い方向を表し、数字部分が注文間隔を表す仕組みになっています。

ただし、実際のポイント数は商品の最小変動幅によって異なる場合があります。そのため、システム名の数字だけを見るのではなく、選択する銘柄の実際の注文間隔を確認することが大切です。

基本的には、ループ幅を狭くすると注文の間隔が狭くなり、細かな値動きでも売買機会が増えやすくなります。

その反面、相場が逆方向へ動いた時にはポジション数も増えやすくなります。

ループ幅を広くすると一つ一つの注文間隔は広くなり、同じ最大ポジション数でもより広い価格帯をカバーしやすくなります。

そのため、ループ幅は狭いほど良い、広いほど安全という単純な話ではありません。最大ポジション数や資金とセットで考える必要があります。

 

最大ポジション数とは?

 

最大ポジション数は、「ループ株365」で同時に保有するポジションの最大数です。

運用開始時には口座の新規注文可能額などをもとに最大数が表示され、その範囲内で設定します。

最大ポジション数を多くすると、自動売買が注文を発生させる価格範囲を広げやすくなり、最初のポジションが損切りされる価格を遠ざけることができます。

ただし、ポジション数が増えれば、必要となる取引証拠金や、相場が逆方向へ動いた場合の評価損も大きくなります。

逆に最大ポジション数を少なくすると、自動売買でカバーできる価格帯が狭くなります。

そのため、「最大ポジション数を少なくすれば安全」と単純に考えるのではなく、どこまでの値動きをカバーしたいのかを先に考えることが重要です。

ループ幅・最大ポジション数・必要資金を含む具体的な設定方法はこちらで詳しく解説しています。

ループ株365の設定方法|ループ幅・最大ポジション数・売買システムの選び方

 

ループ株365の始め方は3ステップ

 

ループ株365」は、細かな注文を一から作るタイプの自動売買ではありません。

基本的な開始手順はシンプルです。

  • 1.売買システムと取引数量を選ぶ
  • 2.最大ポジション数を設定する
  • 3.設定内容を確認して運用を開始する

売買システムでは、取引する銘柄、買いまたは売り、ループ幅などを選択します。

その後、最大ポジション数を決め、内容を確認して自動売買をスタートします。

操作自体は比較的シンプルですが、設定が簡単であることと、簡単に利益が出ることは別です。

どのシステムを選ぶのか、最大何個のポジションを保有する可能性があるのか、その場合にどれくらいの含み損が発生し得るのかまで考えてから始めたいところです。

 

ループ株365ではどんな銘柄を自動売買できる?

 

ループ株365」では、株価指数だけでなく、金・銀・プラチナ・原油のETFも自動売買できます。

2026年9月現在、主な対象商品は次の11商品です。

種類 商品
日本株価指数 日経225
日本株価指数 日経225マイクロ
米国株価指数 NYダウ
米国株価指数 NASDAQ-100
米国株価指数 ラッセル2000
欧州株価指数 DAX
欧州株価指数 FTSE100
商品ETF 金ETF
商品ETF 銀ETF
商品ETF プラチナETF
商品ETF 原油ETF

たとえば、「ループ・イフダンのような仕組みでNYダウを自動売買したい」方は、為替を取引するループ・イフダンではなくループ株365が候補になります。

NYダウをループ株365で取引する場合の仕組みや、他のCFD自動売買との違いはこちらで解説しています。

ループ・イフダンでNYダウは取引できる?ループ株365・トラリピCFDを比較【CFD】

商品によって用意されているループ幅は異なります。日経225やNYダウのように「B100・B200・B300・B500」がある商品もあれば、NASDAQ-100やラッセル2000など別の値幅が用意されている商品もあります。

ループ株365」でどの銘柄を選ぶか迷っている方は、こちらの記事で比較しています。

ループ株365の人気・おすすめ銘柄は?日経225・NASDAQ-100などを比較

長期運用ではリセットにも注意

くりっく株365」にはリセットがあります。

ループ株365」では、新しいリセット商品の取引が始まると、これから新しく建てるポジションの対象は自動的に新商品へ切り替わります。

ただし、すでに保有している旧商品のポジションそのものが、新商品へ移るわけではありません。

旧商品のポジションは旧商品のまま残り、設定している決済注文に到達すれば通常どおり決済されます。

そして、取引最終日まで決済されずに残った旧商品のポジションは、最終的に取引所が決定する価格で決済されます。

ここは少し分かりづらい仕組みなので、旧商品と新商品を図で整理してみましょう。

古いポジションは古いまま。新しく建てる分だけ、新商品へ自動切替」と覚えておくと理解しやすいでしょう。

そのため、「ループ株365」で銘柄を選ぶ時は、単純に値動きが大きそうかどうかだけではなく、必要資金・値動き・ループ幅・リセットまで含めて比較することが大切です。

リセット日や取引最終日、旧商品と新商品の扱いはこちらで詳しく解説しています。

くりっく株365のリセットとは?いつ決済される?仕組み・乗り換えの注意点を解説

 

ループ株365はいくら必要?

 

ループ株365」の必要資金を考える時は、最低限必要な取引証拠金だけを見ない方がいいです。

自動売買では相場状況によって複数のポジションを保有する可能性があるため、主に、

  • 最大ポジション数まで保有した場合の取引証拠金
  • 最大数までポジションを持った時に想定される評価損

を考える必要があります。

また、「くりっく株365」の取引証拠金額は固定ではなく、東京金融取引所の証拠金基準額に基づいて定期的に見直されます。

運用を開始できる最低資金と、相場変動に耐えながら自動売買を続けるための目安資金は同じではありません。

特に確認したいのが、「ループ幅×最大ポジション数で、どこまでの値動きをカバーできるのか」です。

必要証拠金が足りるかだけではなく、相場が一方向へ動いてポジションが増えた場合にも資金余力を残せるかを確認しましょう。

ループ株365」の目安資金については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ループ株365の目安資金はいくら?必要資金・最大ポジション数を解説

 

ループ株365の手数料・投資助言報酬

 

ループ株365」を利用する場合は、「くりっく株365」の売買手数料だけでなく、投資助言報酬も発生します。

これは、「ループ株365」が投資助言サービスとして提供されているためです。

2026年9月現在、投資助言報酬は取引手数料と同額です。

対象商品 取引手数料
片道1枚
投資助言報酬
片道1枚
日経225・DAX・FTSE100・金ETF・銀ETF・プラチナETF・原油ETF 147円(税込) 147円(税込)
日経225マイクロ・NYダウ・NASDAQ-100・ラッセル2000 15円(税込) 15円(税込)

なお、口座開設日を含む90日間は、ループ株365の投資助言報酬が0円になる「スタート支援プログラム」が用意されています。

自動売買だから取引コストがなくなるわけではありません。

ループ株365は売買を繰り返す仕組みなので、利益確定の回数だけでなく、取引手数料と投資助言報酬を含めて考える必要があります。

ループ株365」の評判や、取引手数料・投資助言報酬についてさらに詳しく知りたい方はこちらです。

ループ株365の評判は?手数料・投資助言報酬とメリット・デメリットを解説

 

ループ株365のメリット

 

ループ株365」の主なメリットを整理します。

  • 株価指数やETFを自動売買できる
  • あらかじめ用意された売買システムから選べる
  • 細かな注文を一つずつ自分で作る必要がない
  • 一定の取引ルールで自動的に売買できる
  • 相場を常に見続けなくても注文を繰り返せる
  • 買い・売りの両方向からシステムを選べる
  • 日経225だけでなく海外指数や商品ETFも選択肢になる

特に、株価指数を対象に自動売買したいものの、自分で注文価格や決済価格を一つずつ組み立てるのは難しいという方には分かりやすい仕組みです。

ループ株365」では、買いのBシステムと売りのSシステムを組み合わせて運用する「BSシステムもあります。

両建てとの違いや、メリット・デメリットはこちらで詳しく解説しています。

ループ株365の両建てはできる?BSシステムの仕組み・メリット・デメリットを解説

ひまわり証券」の「くりっく株365」口座では、裁量取引と「ループ株365」の両方を利用できます。

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ループ株365のデメリット・注意点

 

一方、「ループ株365」には次のようなデメリット・注意点があります。

  • 相場が一方向へ動くと含み損が大きくなる可能性がある
  • 複数ポジションを同時に保有することがある
  • 運用範囲を外れると損切りが発生する仕組みがある
  • 取引証拠金だけでなく評価損も考えて資金を用意する必要がある
  • 売買手数料とは別に投資助言報酬がかかる
  • くりっく株365特有のリセットがある
  • 自動売買でも利益は保証されない

リピート型の自動売買は、小さな利益確定が何度も続いている時には好調に見えやすい一方、その裏で複数の含み損ポジションを抱えることがあります。

そのため、確定利益だけを見るのではなく、現在の含み損・保有ポジション数・口座資金・運用できる価格範囲も定期的に確認したいところです。

自動売買は注文を自動化する仕組みであって、資金管理まで不要になる仕組みではありません。

ループ株365」を途中で止めたい場合は、システムの停止と保有ポジションの決済が別である点にも注意が必要です。

停止方法や、STOP後のポジション・一括決済についてはこちらで詳しく解説しています。

ループ株365の停止方法|やめ方・停止後のポジション・一括決済を解説【CFD】

また、リセットでは既存の旧商品ポジションが自動的に新商品へ移るわけではない点も、長期運用前に理解しておく必要があります。

 

ループ株365が向いている人

 

ループ株365」が比較候補になりやすいのは、次のような方です。

  • 日経225やNASDAQ-100などを自動売買したい
  • 株価指数をリピート型で取引したい
  • 金・原油などの商品ETFも自動売買したい
  • 細かな注文を一つずつ自分で作りたくない
  • 用意された売買システムから選びたい
  • 裁量取引と自動売買を同じ口座で使い分けたい

特に、自分で価格を一つずつ入力するのではなく、ループ幅などが決まった売買システムから選びたい」という方とは相性がいいでしょう。

逆に、運用する価格帯や注文本数、利益幅などを一から自由に設計したい人には、選択型である「ループ株365」の設定方式が合わない場合もあります。

株価指数やETFを対象に自動売買したい方は、「ひまわり証券」の当サイト限定タイアップも確認してみてください。

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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。CFDなどの証拠金取引には価格変動、レバレッジ、手数料、金利・配当相当額の変動、ロスカット、リセット等による損失リスクがあります。自動売買でも利益が保証されるものではなく、相場状況によっては預け入れた証拠金以上の損失が発生する場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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