当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
ループイフダンを運用していると、「そろそろやめた方がいいのかな?」と思う場面があります。
ただ、私はループイフダンの「やめ時」を、ループイフダンから完全撤退するタイミングだけだとは考えていません。
今動かしている売買システムだけ一旦停止する、設定を見直して新しく始める、相場が変わるまで休む、サービス自体を見直す。これらは全部別の判断です。
ざっくり分けると、以下のようになります。
| 現在の状況 | 考えられる対応 |
|---|---|
| 新規ポジションをこれ以上増やしたくない | 現在の売買システムを停止 |
| 今の相場と設定が合わなくなった | 一旦停止して設定を見直す |
| 相場をしばらく見たい | 休止して再開を待つ |
| 同じ設定でもう一度始めたい | 再注文を検討 |
| サービスそのものが自分に合わない | 他のリピート系FXも含めて見直す |
| 自動売買そのものをやめたい | 完全撤退を検討 |
ですので、「ループイフダンのやめ時」を考える時は、まず何をやめたいのかを分けるところから始めた方がいいです。
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ループイフダンのやめ時に万人共通の正解はない
「何%含み損になったらやめる」「何円になったら停止する」「○万円利益が出たら終了する」というルールを全員に当てはめることはできません。
通貨ペア、B(買い)・S(売り)、設定値幅、想定変動幅、最大ポジション数、取引数量、口座資金が違えば、同じ為替レートでも状況はまったく違うからです。
私は、「今いくら儲かっているか、損しているか」だけではなく、「この設定を始めた時の前提が今も残っているか」を見るようにしています。
その前提が大きく変わっているのであれば、利益が出ていても見直すことがありますし、含み損があるからという理由だけで慌てて停止するとも限りません。
私がやめ時・設定見直しを考える4つのきっかけ
私がループイフダンの設定を見直すきっかけとして考えているのは、主に「想定レンジから大きく外れた」「高値圏・安値圏など現在位置が変わった」「スワップポイントの条件が大きく変わった」「値動きの特徴が変わった」という4つです。
これは、「どれか一つが起きたら即停止」という機械的なルールではありません。
一時的な値動きなのか、始めた時の前提そのものが変わったのかを確認します。
たとえば、B(買い)で運用を始めた時は低い位置だった通貨ペアが長期間上昇し、高値圏まで来ているのであれば、同じBを今後も続ける理由があるかは考え直したいところです。
また、プラススワップも含めてBを選んでいたのに、スワップ条件が大幅に悪化しているのであれば、運用開始時とは前提が違います。
私はループイフダンの設定について、「設定には賞味期限がある」というイメージで考えています。
為替レートの位置、スワップポイント、値動きの大きさや特徴はずっと同じではありません。
始めた時には納得できる設定だったとしても、その設定が何年後もそのまま適しているとは限りません。
一方で、少し相場が逆行するたびに停止したり、短期の値動きだけを見て設定を変更したりすると、自動売買を使っている意味が薄れてしまいます。
触りすぎない。でも、開始時の大きな前提が変わったのに完全放置もしない。
私の考え方はその中間です。
私は過去のループイフダン設定例でも、運用を始める時点で「ここまで動いたら停止を検討する」というレートを決めていたことがあります。
カナダドル円やドルスイスなどの設定例でも、運用開始時から停止を検討する価格帯を考えていました。
また、運用中の通貨ペアについて、停止・一時休止を考える為替レートへ到達した時に通知が来るよう、ターゲットメールを利用していたこともあります。
もちろん、昔設定した具体的な為替レートを現在の「おすすめのやめ時」として使えるわけではありません。
ここでお伝えしたいのは、大きな含み損が出てから初めて出口を考えるのではなく、始める時に見直し条件も考えておくということです。
含み損が増えた時は「停止」と「決済」を分けて考える
ループイフダンは、相場が設定と反対方向へ動けばポジションが増え、含み損が大きくなりやすい仕組みです。
そのため含み損を見ると、「もうやめた方がいいのでは?」と思うことがあります。
ただ、想定変動幅の中での値動きで、口座資金にも十分余裕があり、開始時に考えていたシナリオの範囲内なのであれば、含み損があるという理由だけで即停止するとは限りません。
逆に、想定変動幅から大きく外れ、口座資金にも余裕がなく、設定時の前提まで崩れているのであれば、含み損を抱えたままでも停止・縮小を考える場面はあります。
私は「含み損がいくらならやめる」という金額だけでは判断しません。
そして、やめ時を考える時に知っておきたいのが、ループイフダンを停止しても、保有ポジションがその場ですべて自動決済されるわけではないことです。
新規注文は止まりますが、既存ポジションと決済指値・逆指値は原則として残ります。
残ったポジションを整理する場合は、1つずつ手動決済する方法と、対象のループイフダンに紐づくポジションをまとめて一括決済する方法があります。
具体的な手動決済・一括決済の方法はこちらの記事で解説しています。
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ループイフダンは手動決済できる?一括決済・個別決済の方法と注意点【FX】
停止は「今ある損失を消す操作」ではなく、「その売買システムでこれ以上新しいポジションを増やさないための操作」と考えると分かりやすいです。
停止後のポジションや決済注文についてはこちらの記事で詳しく書いています。
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ループイフダンを停止するとどうなる?ポジション・停止後・再注文を解説【FX】
また、私は「危なくなってから停止すればいい」ことを前提にしないようにしています。
この考えを強く持つようになった理由の一つが、2019年1月3日のフラッシュクラッシュです。
当時、私はループイフダンで豪ドル円Bを運用していましたが、朝の短時間に為替が急落しました。
私はその時、寝ていました。
起きてから口座を見ると、すでに強制ロスカットされていました。
この経験から私が学んだことの一つが、「危なくなったら停止する」「急落したら追加入金する」という対応を前提にしすぎないことです。
急変時は、自分が取引画面を見ているとは限りませんし、見ていたとしても数分で大きく動くことがあります。
だからこそ、やめ時を考える以前に、想定外の値動きが来てもすぐ壊れない設定と資金管理をしておくことを私は重視しています。
フラッシュクラッシュでの失敗と、その後のリスク管理についてはこちらの記事でも書いています。
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ループイフダン・リピート系FXのフラッシュクラッシュ対策3選|大損を避ける備え
一旦停止して設定を作り直すのも「やめ時」の一つ
停止した理由が、「ループイフダンそのものが嫌になった」ではなく、「今の相場にこの設定が合わなくなった」なのであれば、完全撤退する必要はありません。
一旦停止し、通貨ペア、B・S、設定値幅、想定変動幅、最大ポジション数、取引数量・資金を見直して、新しい設定で始める方法があります。
今の設定をそのまま続けず、設定内容を変えて始め直したい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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ループイフダンの設定変更はできる?稼働中・停止後の変更方法を解説【FX】
2025年には、停止した売買システムと同じ設定内容でもう一度注文する「再注文」機能も追加されています。
「再開」「再稼働」「再注文」の違いはこちらの記事で整理しています。
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ループイフダンは再開できる?停止後の再稼働・再注文の違いを解説【FX】
ですので、やめ時を考える時には、「今の設定をやめる」ことと、「ループイフダン自体をやめる」ことを分けて考えた方がいいです。
今の設定を停止して新しく組み直す場合は、「アイネット証券」の公式ホームページで現在の「ループイフダン」の取引条件も確認しておきましょう。


利益が出ている時やサービス自体が合わない時も見直す
「やめ時」という言葉から、含み損や失敗を想像する方が多いかもしれません。
ですが、利益が出ている時にも見直しは必要です。
私自身、過去に利益が積み上がっている時ほど、「このままうまくいくだろう」という油断がありました。
2019年のフラッシュクラッシュ前も、2017年・2018年は比較的穏やかな相場が続いており、運用残高も増えていました。
利益が出ていることと、設定が今の相場に合っていることは同じではありません。
利益が出ているから続ける、損が出ているからやめる、という二択だけで考えないようにしています。
また、設定を何度か見直しても自分の運用スタイルに合わない、含み損を抱えながら長期間運用する仕組みが精神的に合わない、もっと自分で売買する価格帯を細かく決めたいという場合は、ループイフダンそのものを見直すタイミングかもしれません。
この場合は、「今の設定が悪い」という話ではなく、「自分が使いたい自動売買の仕組みと合っているか」という問題になります。
私は複数のリピート系FXを実際に利用してきましたが、サービスごとに設定方法や自由度は違います。
たとえば、「自動売買そのものは続けたいけれど、もっと自分で売買レンジや設定を決めたい」という方なら、「松井証券FX自動売買」は比較候補になります。
松井証券FX自動売買では、注文レンジの上限・下限や注文値幅を自分で設定でき、取引数量も1通貨から調整できます。
ループイフダンをやめる=自動売買を全部やめる、ではありません。
別タイプのリピート系FXとして松井証券FX自動売買を検討したい方はこちらの記事をご覧ください。
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松井証券FX自動売買とは?1通貨から始められるリピート系FXの仕組み・特徴を解説
私が「やめ時」を考える時のチェック項目
私なら現在のループイフダンを続けるか見直すか考える時に、次の項目を確認します。
- 始めた時に想定したレンジから大きく外れていないか
- 現在の為替レートが高値圏・安値圏のどこにあるか
- B・Sの方向を今も同じ理由で選べるか
- スワップポイントの条件が大きく変わっていないか
- 最近の値動きの大きさ・特徴が変わっていないか
- 最大ポジション数と想定変動幅に無理がないか
- 口座全体の含み損と証拠金余力に問題がないか
- 今の設定を止めたいのか、サービス自体をやめたいのか
一つ当てはまったから即停止、というチェックリストではありません。
始めた時の前提と現在の状況を比較するための確認項目として使います。
ループイフダンのやめ時まとめ
ループイフダンのやめ時に、「○円になったら必ずやめる」「含み損が○万円なら撤退する」という万人共通の正解はありません。
私は、設定を始めた時の前提が大きく変わっていないかを確認し、必要なら一旦停止して見直します。
想定レンジ、為替レートの現在位置、スワップポイント、値動きの特徴などが大きく変わった時は、見直しを考えるきっかけです。
そして、「今の売買システムを停止する」「設定を作り直す」「一旦休む」「ループイフダンそのものをやめる」はすべて別の判断です。
私は自動売買を「一度スタートしたら永久に完全放置するもの」だとは考えていません。
触りすぎない。でも、前提条件が大きく変わったのに完全放置もしない。
ループイフダンのやめ時は、その間で自分の設定と口座全体を見直すタイミングとして考えています。
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※FXは相場変動などにより損失が発生し、預け入れた資金を上回る損失が生じる可能性があります。ループイフダンの仕様・取引条件は変更される場合がありますので、実際のお取引前には最新の取引条件をご確認ください。



