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ループイフダン検証

ループイフダンの自動売買必要証拠金とは?必要証拠金・目安資金との違い【FX】

2026年8月22日

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

ループイフダンを調べていると、取引証拠金」「必要証拠金」「自動売買必要証拠金」「必要目安資金と、よく似た言葉がいくつも出てきます。

特に分かりにくいのが自動売買必要証拠金です。

結論から言うと、自動売買必要証拠金は、ループイフダンを最大ポジション数まで動かすために確保される証拠金です。

ただし、自動売買必要証拠金だけ入れておけば安全に運用できる」という意味ではありません

想定する値動きで発生する含み損まで考える場合は、必要目安資金との違いを知っておく必要があります。

用語 意味
取引証拠金 ポジションを保有するために必要な証拠金
必要証拠金 保有しているポジションを維持するための取引証拠金の合計
自動売買必要証拠金 ループイフダンを最大ポジション数まで発注するために確保される証拠金
必要目安資金 最大ポジション保有時の取引証拠金と、想定される含み損を合計した運用資金の目安

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ループイフダンの自動売買必要証拠金とは

 

ループイフダンでは、新規発注時に最大ポジション数まで自動売買を行うための証拠金をあらかじめ確保します。これが「自動売買必要証拠金」です。

自動売買必要証拠金は、取引証拠金と注文中証拠金で構成されます。

たとえば最大ポジション数を20に設定した場合、現在保有しているポジションがまだ1本しかなくても、ループイフダンは今後最大20本まで注文する可能性があります。

そのため、現在保有している1本だけではなく、今後発注する分も含めて証拠金が確保される仕組みです。

また、ループイフダンが稼働している間、この自動売買必要証拠金は自由に出金できる資金ではありません。


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取引証拠金・必要証拠金・必要目安資金との違い

 

自動売買必要証拠金と混同しやすいのが、取引証拠金」「必要証拠金」「必要目安資金です。

取引証拠金は、FXのポジションを保有するために必要になる証拠金です。個人口座では通貨ペアや為替レートなどによって変わります。

必要証拠金は、現在保有しているポジションを維持するための取引証拠金の合計です。

一方、自動売買必要証拠金は、現在保有しているポジションだけを見るものではありません。これからループイフダンが最大ポジション数まで新規注文を出すことも含めて確保する証拠金です。

そして必要目安資金は、最大数までポジションを保有した場合の取引証拠金に加えて、その値動きの中で想定される含み損も含めた運用資金の目安です。

つまり、自動売買必要証拠金は主に「ループイフダンの注文を最大ポジション数まで動かすための証拠金」、必要目安資金は「想定した値動きの中で運用するための資金の目安」と考えると分かりやすいです。

なお、アイネット証券のページでは「必要目安資金」という表現のほか、目安資金表では「目安必要資金」と表示されています。この記事では「必要目安資金」と表記します。

自動売買必要証拠金を満たしているからといって、想定した値動きに十分耐えられる資金があるとは限りません

ループイフダンの最低取引単位と、1ロットが何通貨を意味するのかはこちらの記事で整理しています。

ループイフダンの最低取引単位は?何通貨から・1ロットの意味を解説【FX】

 

自動売買必要証拠金は最大ポジション数で変わる

 

自動売買必要証拠金を考えるうえで大きく関係するのが最大ポジション数です。

同じ通貨ペア・同じ取引数量なら、最大ポジション数を増やすほど、自動売買で今後発注する可能性のあるポジションが増えるため、必要となる自動売買必要証拠金も大きくなります。

逆に最大ポジション数を減らせば証拠金は抑えやすくなりますが、その分だけループイフダンが新規注文を出せる範囲も狭くなります。

だから私は、資金を少なくしたいから最大ポジション数を減らす」という順番だけでは考えません

まずどれぐらいの想定変動幅を取るのかを考え、そのために必要な設定値幅と最大ポジション数を決め、その後で取引数量と資金を合わせるようにしています。

設定値幅そのものを自動売買必要証拠金の計算式へ直接掛けるわけではありませんが、同じ想定変動幅をカバーするなら、設定値幅を狭くするほど必要な最大ポジション数は増えやすくなります。

2025年には全通貨ペアへ設定値幅150・200も追加されましたが、大切なのは一番広い値幅ならいい」「一番狭い値幅なら儲かりやすい」と単独で考えるのではなく、想定変動幅・最大ポジション数・必要資金までセットで見ることです。

最大ポジション数の意味や決め方はこちらの記事で詳しく解説しています。

ループイフダンの最大ポジション数とは?決め方・到達時の動きを解説【FX】

なお、B(買い)とS(売り)のループイフダンをそれぞれ別に稼働する場合は、それぞれに自動売買必要証拠金が必要です。一方、BとSをセットで動かすループイフダンBSでは、証拠金の扱いが異なります。

 

計算イメージと証拠金不足による停止

 

自動売買必要証拠金の基本的な考え方は、「1回の新規注文に必要な取引証拠金×最大ポジション数」です。

たとえば仮に、1ポジション分の取引証拠金が6,000円、最大ポジション数が20だったとします。

この場合、自動売買必要証拠金を考える時のイメージは、6,000円×20=12万円です。最大ポジション数を40にすれば、同じ条件なら24万円というイメージになります。

ただし、これは仕組みを理解するための仮の計算例です。実際の取引証拠金は通貨ペア・為替レート・取引数量などによって変わります。

また、個人口座の取引証拠金は取引営業日ごとに変更される場合があるため、「最初に確認した金額がずっと固定される」とは考えない方がいいです。

新規注文を出す時に、有効証拠金が自動売買必要証拠金を満たさなくなると、そのループイフダンは停止します。

ここで重要なのは、自動売買必要証拠金不足による停止」と「ロスカット」は同じものではないという点です。

自動売買必要証拠金を満たせずループイフダンが停止したからといって、保有ポジションがその瞬間にすべて強制決済されるわけではありません。停止後も既存ポジションや決済注文は残るのが基本です。

個人口座では、有効証拠金が取引証拠金の100%を割るとロスカットが行われます。これは、自動売買必要証拠金を満たさなくなってループイフダンが停止する仕組みとは別です。

※法人口座は取引証拠金やロスカット基準が個人口座と異なります。

ループイフダンが停止すると保有ポジションや新規注文がどうなるのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

ループイフダンを停止するとどうなる?ポジション・停止後・再注文を解説【FX】

実際に設定する場合は、「アイネット証券」の公式ホームページと取引画面で、現在の「ループイフダン」の取引条件を確認しておきましょう。

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私は自動売買必要証拠金ギリギリでは考えない

 

私自身、現在は「自動売買必要証拠金を用意できるから、この設定を動かせる」だけでは設定を決めません。

ループイフダンでは相場が逆行すると、最大ポジション数の範囲内でポジションが増えていきます。B(買い)なら下落途中で買いポジションが増えるため、その後さらに下落すると口座全体の含み損が大きくなりやすくなります。

私は2019年1月3日のフラッシュクラッシュで強制ロスカットを経験しました。

その経験から、今は資金から先に最大ポジション数を決めるのではなく、必要だと考える想定変動幅を先に決め、その後で最大ポジション数・取引数量・必要資金を合わせるという順番を重視しています。

そして、必要目安資金だけで終わらせず、想定外の値動きも考えて余裕資金を残すようにしています。

当時のフラッシュクラッシュと、その後に私がリスク管理を見直した経緯はこちらの記事で書いています。

ループイフダン・リピート系FXのフラッシュクラッシュ対策3選|大損を避ける備え

自動売買必要証拠金を減らすだけなら、最大ポジション数や取引数量を小さくする方法があります。ただし、最大ポジション数を減らせばカバーできる値動きの範囲も狭くなります。

だから私は、自動売買必要証拠金はいくらまでなら出せるか」から設定を作るのではなく、「どこまでの値動きを想定した設定にしたいかから考えるようにしています。

また、「もう少し小さい数量で自動売買を組みたい」という方には、1通貨から取引数量を設定できる「松井証券FX自動売買」も比較候補になります。

松井証券FX自動売買の仕組みや特徴はこちらの記事で詳しく解説しています。

松井証券FX自動売買とは?1通貨から始められるリピート系FXの仕組み・特徴を解説

 

ループイフダンの自動売買必要証拠金まとめ

 

ループイフダンの自動売買必要証拠金は、最大ポジション数まで自動売買を行うために確保される証拠金です。

現在保有しているポジションを維持するための必要証拠金とは意味が違い、想定する含み損まで加えた必要目安資金とも違います。

整理すると、「自動売買必要証拠金」はループイフダンを動かすための証拠金、「必要目安資金」は想定変動幅を踏まえた運用資金の目安です。

私はさらにそこから、想定外の値動きにも備えるための余裕資金まで考えます。

自動売買必要証拠金を満たすことをゴールにせず、想定変動幅・最大ポジション数・取引数量・必要資金をセットで考える。

これが、ループイフダンの資金管理では大切だと考えています。

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※FXは相場変動などにより損失が発生し、預け入れた資金を上回る損失が生じる可能性があります。取引証拠金、必要目安資金、サービス仕様などは変更される場合がありますので、実際のお取引前には最新の取引条件をご確認ください。

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