当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
ループイフダンを運用していて、「何%まで下がったらロスカット?」「あと何円動いたら危ない?」と気になっている方も多いと思います。
結論から書くと、個人のループイフダン口座では、有効証拠金が取引証拠金の100%を割ると自動ロスカットが行われます。
| 確認項目 | 個人ループイフダン口座 |
|---|---|
| ロスカット基準 | 有効証拠金が取引証拠金の100%を下回った時 |
| ロスカットされたら | 保有ポジションを成行で全決済 |
| 損切りなしなら回避できる? | できない |
| 最大ポジション数到達=ロスカット? | 別の仕組み |
| 自動売買必要証拠金不足=ロスカット? | 別の仕組み |
特に大事なのは、「損切りなし」「最大ポジション数到達」「証拠金不足による売買システム停止」と「口座全体の強制ロスカット」を混同しないことです。
私は2019年1月3日のフラッシュクラッシュで強制ロスカットを経験してから、単純に「あと何%あるか」だけではなく、想定変動幅・最大ポジション数・取引数量・余裕資金をセットで考えるようになりました。
これからループイフダンを始める方は、当サイト限定のアイネット証券タイアップキャンペーンも確認してみてください。
-
-
ループイフダン タイアップの申し込み方法|アイネット証券の特典条件・注意点【FX】
ループイフダンは口座維持率100%を下回るとロスカット
個人のループイフダン口座では、有効証拠金が取引証拠金の100%を割ると自動ロスカットが発生します。
簡単に言えば、口座維持率が100%を下回る状態です。
口座維持率は、おおむね有効証拠金÷取引証拠金×100で確認できます。
たとえば有効証拠金が50万円、取引証拠金が10万円なら、口座維持率は500%です。
ただし、「100%になるまでまだ余裕があるから大丈夫」とは考えない方がいいです。
ループイフダンでは相場が逆方向へ動くとポジションが増え、含み損も増えていく場合があります。そのため口座維持率は、相場が大きく動く局面では短期間で低下することがあります。
ロスカット基準に到達すると、保有しているポジションは成行注文で決済されます。
これは「一つのループイフダンだけ止まる」という話ではなく、口座全体のロスカットです。
複数の通貨ペア・売買システムを同じ口座で動かしている場合も、口座全体の証拠金状況で判断されます。
さらに注意したいのは、ロスカット基準になった価格で必ず決済されるわけではないことです。
急落・急騰や流動性の低下などが起きた場合、ロスカット判定から実際の約定までに価格が動き、想定より大きな損失になる可能性があります。
「100%で必ず損失が止まる」という仕組みではありません。
なお、法人口座ではロスカット基準が個人口座と異なります。


損切りなし・最大ポジション数・証拠金不足と強制ロスカットは別
ここは非常に間違えやすいところです。
ループイフダンで損切り「なし」を選んでも、口座全体の強制ロスカットがなくなるわけではありません。
損切り「なし」は、設定した最大ポジション数に達した後に新しいポジションを増やさず、保有ポジションを維持する仕組みです。
しかしその後も相場が逆方向へ動けば、既存ポジションの含み損は拡大します。
その結果、有効証拠金が低下してロスカット基準へ到達すれば、損切り「なし」を選んでいても強制ロスカットされます。
「損切りなし」と「ロスカットなし」は全く別です。
損切りあり・なしの具体的な違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
-



-
ループイフダンの損切りあり・なしはどっち?違いと注意点【FX】
最大ポジション数への到達と強制ロスカットも別です。
たとえば損切り「なし」で最大ポジション数20に設定している場合、20ポジションまで保有すると、新しいポジションを作る注文は止まります。
しかし、その時点で自動的に20ポジションが強制決済されるわけではありません。
相場がさらに逆方向へ動けば、ポジション数は増えなくても、すでに持っている20ポジションの含み損は拡大します。
その含み損によって有効証拠金が低下し、最終的にロスカット基準へ到達する可能性があります。
だから私は、最大ポジション数を「資金的に何個まで持てるか」だけで決めないようにしています。
最大ポジション数の意味・決め方はこちらです。
-



-
ループイフダンの最大ポジション数とは?決め方・到達時の動きを解説【FX】
もう一つ混同しやすいのが、自動売買必要証拠金です。
新しい注文を出す際に必要な自動売買必要証拠金を満たせなくなった場合、ループイフダンが新しい注文を続けられなくなることがあります。
しかし、それと口座全体の強制ロスカットは同じではありません。
新しい自動売買注文を出せなくなることと、保有ポジションを強制的に全決済されることは別です。
「ループイフダンがSTOPになった=ロスカットされた」とは限りません。
自動売買必要証拠金・必要証拠金・必要目安資金の違いはこちらの記事で詳しく解説しています。
-



-
ループイフダンの自動売買必要証拠金とは?必要証拠金・目安資金との違い【FX】
ロスカットまであと何円かを計算する方法
アイネット証券では、ロスカットまでの変動幅を確認するための計算方法も公開しています。
対円通貨ペアの場合は、(有効証拠金-ロスカット値)÷取引数量が一つの目安です。
たとえば、口座全体の有効証拠金とロスカット値の差が10万円で、保有数量が1万通貨なら、単純計算では約10円分の変動幅になります。
ただし、実際のループイフダンではポジションが複数の価格で増えていくことがありますし、為替レートによって必要証拠金も変わります。
外貨同士の通貨ペアでは円換算も必要です。
ですので、「現在レートから○円動けば必ずロスカット」と固定して考えるより、現在の口座状況を確認しながら目安として使う方がいいです。
私は2019年の強制ロスカット後、100%直前まで使う考え方をやめた
100%は「ここまで使っていい目標値」ではなく、強制ロスカットが発生する基準です。
私自身、過去には高い利益率を狙って取引数量を増やし、結果として2019年1月3日のフラッシュクラッシュで強制ロスカットを経験しました。
当時は豪ドル円Bを運用していましたが、朝の短時間に為替が急落しました。
私はその時、寝ていました。
起きてから口座を見ると、すでに強制ロスカットされていました。
その経験以降、私はロスカット寸前まで資金効率を上げるより、急な値動きがあってもすぐに口座が壊れにくい設定を重視しています。
私が実際にフラッシュクラッシュで強制ロスカットとなった時の検証記録はこちらです。
-



-
フラッシュクラッシュの豪ドル円下落で強制ロスカット ループイフダン検証 2019年1月8日
特にリピート系FXでは、平常時に利益確定が続いていると、含み損や口座全体のリスクを見落としやすくなります。
「最近ずっと利益が出ているから数量を増やそう」という時ほど、一度ロスカットまでの距離を確認した方がいいです。
強制ロスカットを遠ざけるために、私は少なくとも次の5項目を確認したいです。
ロスカット対策で確認したいこと
1.想定変動幅を十分に取っているか
2.最大ポジション数を資金いっぱいまで増やしていないか
3.1ポジションあたりの取引数量が大きすぎないか
4.複数通貨ペアで同じ通貨へリスクが集中していないか
5.設定外の値動きに備えた余裕資金を残しているか
設定値幅を広げればポジションが増える速度を抑えやすくなり、取引数量を小さくすれば1ポジションあたりの損益変動も小さくできます。
ただし、単に値幅を広げる、単に最大ポジション数を減らすという一部分だけで考えない方がいいです。
通貨ペア → B・S → 設定値幅 → 想定変動幅 → 最大ポジション数 → 取引数量・必要資金までセットで確認することを私は重視しています。
ループイフダンで含み損が増えやすい理由や、含み損が大きくなった時の考え方はこちらの記事で解説しています。
-



-
ループイフダンの含み損が増えたらどうする?原因・損切り・対策を解説【FX】
強制ロスカット前に停止・マイセーフティで管理する方法もある
強制ロスカットが発生するまで何もしない必要はありません。
私は実際の運用でも、口座全体のリスクが高くなったと判断した時に、稼働中のループイフダンを停止したことがあります。
停止すれば、その売買システムで今後の新しいポジションが増えるのを止められます。
もちろん停止しただけでは既存ポジションの含み損が消えるわけではありませんし、その後さらに逆方向へ動けばロスカットリスクは残ります。
それでも、「強制ロスカットされるまで放置する」以外に、設定を止める、ポジションを整理するなどの判断があります。
ループイフダンを停止した時にポジションや注文がどうなるのかはこちらです。
-



-
ループイフダンを停止するとどうなる?ポジション・停止後・再注文を解説【FX】
また、アイネット証券のループイフダン口座には、強制ロスカットとは別に「マイセーフティ」という機能があります。
これは、口座内の保有ポジションの損失合計について、自分で許容する金額を設定する機能です。
設定した損失額へ到達しているかを定期的に判定し、基準に達すると全ポジションを決済して、稼働しているループイフダンを停止します。
つまり、強制ロスカットの100%まで待つのではなく、「口座全体でこの損失額になったら一度全部止める」という管理ができます。
ただし、設定した損失額ちょうどでの決済が保証されるわけではありません。また、マイセーフティより先に強制ロスカット基準へ到達すれば、自動ロスカットが優先されます。
現在のループイフダンの取引条件やマイセーフティの仕様は、「アイネット証券」の公式ホームページでも確認しておきましょう。
価格で自動売買を止めたいなら松井証券FX自動売買も候補
ループイフダンには、口座全体の損失額を設定するマイセーフティがあります。
一方で、「この通貨ペアが○○円まで来たら、この自動売買だけ全部決済して止めたい」という考え方をしたい方もいるでしょう。
そういう方には、別タイプのリピート系FXとして「松井証券FX自動売買」も比較候補になります。
松井証券FX自動売買では、注文グループごとに運用停止ライン(損切り価格)を任意で設定できます。
設定した価格に到達すると、その注文グループの新規注文・決済注文を取り消し、建玉を一括決済して自動売買を停止します。
つまり、ループイフダンの口座全体の強制ロスカットやマイセーフティとは違い、自分で設定した具体的な価格を基準に、その自動売買グループを終了させる設計ができます。
売買するレンジ、注文値幅、取引数量、運用停止ラインまで自分で細かく決めたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
-



-
松井証券FX自動売買とは?1通貨から始められるリピート系FXの仕組み・特徴を解説
ループイフダンのロスカットまとめ
個人のループイフダン口座では、有効証拠金が取引証拠金の100%を下回ると自動ロスカットが行われます。
損切り「なし」を選んでいても、最大ポジション数に到達していても、強制ロスカットそのものがなくなるわけではありません。
また、自動売買必要証拠金不足で新しい注文が出なくなることと、口座全体が強制ロスカットされることも別です。
私自身の強制ロスカット経験からも、「100%になる直前まで耐える」ことを運用目標にするのではなく、想定変動幅・最大ポジション数・数量・余裕資金を最初から組み合わせておくことが重要だと考えています。
そして危険が高まった時には、停止・設定見直し・マイセーフティなど、強制ロスカットになる前に取れる選択肢もあります。
詳細はこちらのバナーからどうぞ。
上のバナーが表示されていない方はこちら→ ループイフダン
当サイト限定特典一覧はこちら。
-



-
FXタイアップキャンペーン比較|当サイト限定特典の最新一覧
※FXは相場急変等によりロスカット基準を大きく超えて約定し、預け入れた資金以上の損失が発生する可能性があります。ロスカット基準・必要証拠金・各種仕様は変更される場合があります。



