当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
今回は、「ひまわり証券のループ・イフダンでは損切りなしを選べるのか?」について解説します。
結論からいうと、「アイネット証券」の「ループイフダン」のように、運用開始時に「損切りあり」「損切りなし」を選択する方式ではありません。
ひまわり証券の「ループ・イフダン」では、損失方向へ相場が動いて注文を仕掛けた範囲から外れると、現在値から最も離れた保有ポジションを損切りし、新しい価格帯へ仕掛け直す仕組みがあります。
つまり、単純に「損切りあり固定」とだけ覚えるより、「一定範囲を外れたときにポジションを入れ替えながら、自動売買する価格帯を追いかけていく仕組み」と理解した方が分かりやすいです。
私は2016年からループイフダンを実資金で運用・検証してきました。
この記事では、ひまわり証券とアイネット証券の損切り方式の違いと、どちらが向いているのかを中心に整理します。
結論|ひまわり証券では「損切りなし」を選択する方式ではない
最初に2社の違いを簡単に整理します。
| 比較 | ひまわり証券 ループ・イフダン |
アイネット証券 ループイフダン |
|---|---|---|
| 損切りあり/なしの選択 | 選択する方式ではない | 選択可能 |
| 損失方向へ範囲を抜けた場合 | 最も遠いポジションを損切りし仕掛け直す | 選択した損切り設定によって異なる |
| 自動売買価格帯 | 価格追従機能で移動する | 選択した売買システム・損切り設定に従う |
| 損切りなし | 選択不可 | 選択可能 |
| 自動売買対象通貨ペア | 5通貨ペア | 21通貨ペア |
「含み損を抱えても、なるべく相場の戻りを待ちたい」という方には、「損切りなし」を選択できるアイネット証券の方が選択肢があります。
一方、ひまわり証券には、古いポジションを抱え続けるのではなく、一部を損切りして現在の値動きへ自動売買の価格帯を移していくという特徴があります。
どちらが絶対に優れているというより、「損失をどう扱う自動売買を使いたいか」の違いです。
ひまわり証券ループ・イフダンの損切りと価格追従の仕組み
ひまわり証券の「ループ・イフダン」では、新規注文が成立すると、利益確定の指値注文と損切りの逆指値注文がセットされる仕組みがあります。
さらに重要なのが、「注文を敷き詰めた範囲から価格が外れた場合」です。
買いのループ・イフダンを例にすると、相場が上昇方向へ注文範囲を抜けた場合には、未約定注文を取り消して上の価格帯へ仕掛け直します。
反対に相場が下落し、損失方向へ注文範囲を抜けた場合には、その時点の価格から最も遠い位置で保有しているポジションを損切りし、新しい価格帯へ仕掛け直します。
これがひまわり証券の「価格追従機能」です。
| 値動き | ひまわり証券ループ・イフダンの動き |
|---|---|
| 利益方向へ範囲を抜ける | 未約定注文を取り消し、新しい価格帯へ仕掛け直す |
| 損失方向へ範囲を抜ける | 最も遠い保有ポジションを損切りし、新しい価格帯へ仕掛け直す |
そのため、「一度損切りしたら自動売買が全部終了する」という仕組みではありません。
一部の損失を確定しながら、現在の相場水準へ自動売買の範囲を移動させて運用を続けます。
「損切りなしを選べないなら、すぐ損切りされるのでは?」と思う方もいるでしょうが、必ずしもそうではありません。
ひまわり証券では、「ループ幅」と「最大ポジション数」によって、自動注文を仕掛ける範囲が決まります。
注文範囲を広く取れば、その範囲内で相場が動いている間は、損失方向の範囲外へ到達しにくくなります。
ただし、範囲を広くするために最大ポジション数を増やせば、必要資金や保有する可能性のあるポジション数も増えます。
「損切りされたくないから最大ポジション数を増やせば安全」という単純な話ではなく、資金量、ループ幅、最大ポジション数、想定する値動きをセットで考える必要があります。
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アイネット証券は「損切りあり」「損切りなし」を選べる
一方、「アイネット証券」の「ループイフダン」では、売買システムを開始するときに「損切りあり」「損切りなし」を選択できます。
損切りあり
「損切りあり」では、利益確定注文とともに損切り注文も設定されます。
損切り水準は、ループイフダンの設定値幅と最大ポジション数をもとに決まります。
相場が大きく逆行した場合に損失を確定させながら運用するタイプです。
損切りなし
「損切りなし」では、ループイフダンによる自動的な損切り注文を設定せず、保有ポジションの決済を待つ仕組みになります。
相場が一度大きく逆行しても、その後に戻れば利益確定できる可能性を残せます。
ただし、「損切りなし=損失が増えない」という意味ではありません。
相場がさらに不利な方向へ動けば、すでに保有しているポジションの含み損は拡大し、証拠金余力が不足すれば強制ロスカットになる可能性があります。
| 損切りなしのメリット | 損切りなしのデメリット |
|---|---|
| 相場の戻りを待てる | 含み損が長期間残る可能性がある |
| 一時的な急落・急騰で損失を確定しにくい | さらに逆行すると含み損が拡大する |
| 戻れば利益確定できる可能性がある | 資金余力が不足すればロスカットの可能性がある |
リピート系FXは「相場が戻ることを利用する」戦略と相性がありますが、相場が必ず過去のレンジへ戻る保証はありません。
「損切りなし」を選ぶなら、想定変動幅や証拠金余力をより慎重に考える必要があります。
また、自動売買できる通貨ペアにも違いがあります。
ひまわり証券の「ループ・イフダン」で自動売買できるのは、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドルの5通貨ペアです。
一方、「アイネット証券」のループイフダンは21通貨ペアに対応しています。
「メキシコペソ円」「豪ドルNZドル」など、より多くの通貨ペアをループイフダンで利用したい場合は、アイネット証券の方が選択肢は広くなります。
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ひまわり証券とアイネット証券はどっちがいい?
現在の違いを目的別に整理します。
| 重視すること | 比較候補 |
|---|---|
| 損切りあり/なしを自分で選びたい | アイネット証券 |
| 損切りなしで相場の戻りを待ちたい | アイネット証券 |
| 21通貨ペアから選びたい | アイネット証券 |
| 古いポジションを整理しながら価格帯を追従したい | ひまわり証券 |
| ひまわり証券の5通貨ペアの中から運用したい | 両社を比較 |
2016年からループイフダンを実資金で運用・検証してきた私なら、「損切りなしという選択肢を持ちたい」「より多くの通貨ペアから選びたい」のであれば、アイネット証券を比較します。
一方、「一定の損失を確定しながらでも、現在の相場へ価格帯を追従させたい」のであれば、ひまわり証券の仕組みにも意味があります。
ひまわり証券の方式は、あとで相場が戻った場合でも、すでに損切りしたポジションの損失は確定しています。
逆にアイネット証券で損切りなしを選べば、戻りを待てる代わりに、相場が一方向へ動き続けたときの含み損を抱え続けることになります。
この違いは「損切りする方が安全か、しない方が安全か」という単純な優劣ではなく、自分がどちらのリスクを受け入れるかで考えた方がいいです。
2社の違いはこちらの記事でも詳しく比較しています。
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ループイフダンはアイネット証券とひまわり証券どっちがいい?通貨ペア・損切り・特典を比較【FX】
ひまわり証券ループ・イフダンの損切りまとめ
ひまわり証券の「ループ・イフダン」では、アイネット証券のように「損切りあり」「損切りなし」を選択する方式ではありません。
損失方向へ注文範囲を抜けた場合には、現在値から最も離れた保有ポジションを損切りし、新しい価格帯へ仕掛け直します。
そのため、古いポジションを整理しながら現在の値動きへ価格帯を追従させたい方には、ひまわり証券の仕組みが合う可能性があります。
一方、損切りあり・なしを自分で選びたい、損切りなしで相場の戻りを待ちたい、より多くの通貨ペアから選びたい方には、「アイネット証券」も比較候補です。
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スワップポイント変動、自動売買による複数ポジション保有などによる損失リスクがあります。
「損切りなし」を選択しても強制ロスカットが発生しないことを保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



