当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
今回は、「ループイフダン」で利益が増えたあと、その利益を再び運用へ回す「複利運用」について解説します。
最初に重要なのは、ループイフダンに「複利ボタン」のような機能があり、利益が出るたびに自動で取引数量が増えていくわけではないことです。
確定利益が増えたあと、その資金を利用して取引数量を増やす、同じ売買システムを追加する、最大ポジション数や設定全体を見直す、といった対応を自分で行うことで複利的な運用になります。
反対に、利益が増えても同じ取引数量・同じ設定のままなら、口座の余力は増えますが、1回の利益確定で得られる金額が自動的に増えるわけではありません。
私は2016年11月からループイフダンを実資金で運用・検証してきました。また、過去にはデモ口座でも複利を意識した設定変更を検証しています。
この記事では、複利運用の考え方、取引数量と最大ポジション数の違い、過去のデモ運用例、利益をすべて再投資しない考え方まで整理します。
結論|ループイフダンの複利は利益を再投資して初めて効く
ループイフダンでいう複利運用は、利益が自動的に利益を生む機能ではありません。
確定利益によって口座資金が増えたあと、その増えた資金を新しい運用へ使うことで、複利的な効果を狙います。
| 利益が増えた後の対応 | 考え方 |
|---|---|
| 同じ取引数量のまま | 口座の資金余力を厚くする |
| 同じ設定を追加する | 全体の取引数量を増やす |
| 取引数量を増やした新設定を開始 | 1回あたりの利益・損失を大きくする |
| 最大ポジション数を増やす | より広い値動きを想定した設定にする |
| 利益を出金する | 再投資せず利益を確保する |
複利効果を強くしたいなら取引数量を増やす方法が分かりやすい一方、取引数量を増やせば損失が発生したときの金額も大きくなります。
そのため、「利益が増えたら全部取引数量へ回す」ことが正解とは限りません。
資金余力を厚くする、想定変動幅を広げる、取引数量を増やす、という3つを分けて考えることが重要です。
ループイフダンの複利運用とは?
一般的な複利は、元本から生まれた利益を元本へ加え、次の運用ではより大きな元本を使う考え方です。
FXのループイフダンでは、銀行預金のように利息へ利息が自動的につくわけではありません。
たとえば50万円で運用を始め、確定利益などによって口座資金が75万円になったとします。
25万円増えたからといって、従来とまったく同じ取引数量で運用を続けている限り、1回の利益確定額が自動的に1.5倍になるわけではありません。
増えた25万円を利用して取引数量を増やしたり、新しい売買システムを追加したりすることで、次の利益を生み出すための資金として活用できます。
さらに100万円へ増えた場合に、もう一度設定を見直す。
このように「増えた利益を次の運用へ回す」ことが、ループイフダンで考える複利運用です。
複利を効かせる方法1|同じループイフダンを追加する
現在のループイフダンでは、稼働中のループイフダン照会画面から、同じ設定内容を「再注文」することができます。
同じ通貨ペア・売買方向・設定値幅・取引数量・最大ポジション数・損切設定の売買システムを追加すれば、全体として稼働する取引数量を増やすことができます。
たとえば1,000通貨の同じ売買システムを追加すれば、同じ条件の売買システムを複数稼働させる形になります。
これは、利益が増えた後に元の設定を大きく変えず、取引数量だけを段階的に増やしたい場合に考えやすい方法です。
ただし、売買システムを追加すれば必要資金も増えます。
確定利益だけを見て追加するのではなく、すでに保有しているポジションや含み損、証拠金余力まで確認してください。
複利を効かせる方法2|取引数量を増やした新設定を開始する
資金が大きく増えた場合は、取引数量そのものを見直した新しいループイフダンを開始する方法もあります。
取引数量を増やすと、同じ値幅で利益確定した場合の利益額は大きくなります。
一方、相場が想定と反対方向へ動いた場合の含み損も大きくなります。
| 取引数量 | 利益方向 | 損失方向 |
|---|---|---|
| 小さい | 利益額も小さめ | 含み損も小さめ |
| 大きい | 利益額が大きくなる | 含み損も大きくなる |
複利という言葉だけを見ると利益が増える部分へ目が向きやすいですが、FXでは「利益と同時にリスクも拡大する」ことを忘れないようにしてください。
複利を効かせる方法3|最大ポジション数を見直す
もう一つ考えたいのが「最大ポジション数」です。
ループイフダンでは、設定値幅と最大ポジション数を掛け合わせることで、その売買システムがカバーする注文範囲の目安を考えられます。
たとえば50銭値幅で最大ポジション数40なら、50銭×40で約20円分の値動きを想定した注文範囲になります。
資金が増えた後に最大ポジション数を増やせば、より広い値動きを想定した設計にすることができます。
ただし、「最大ポジション数を増やせば安全になる」と単純に考えるのは危険です。
最大ポジション数を増やすと、保有する可能性のあるポジション数も増え、必要資金や最大時の含み損も大きくなります。
重要なのは、最大ポジション数だけを増やすことではなく、増えた口座資金に対して十分な余力が残る設計になっているかです。
最大ポジション数の考え方はこちらで詳しく解説しています。
-
-
ループイフダンの最大ポジション数とは?決め方・到達時の動きを解説【FX】
稼働中の設定を変更する場合は停止・新規開始との違いに注意
複利運用を始める際に注意したいのが、「今動いているループイフダンの数字をそのまま自由に変更する」というイメージではないことです。
同じ設定を増やしたい場合は再注文を利用できます。
一方、取引数量・最大ポジション数・売買システムなどを別の内容へ変更したい場合は、現在のループイフダンを停止し、新しい設定で運用を開始する方法を検討します。
現在の仕様では、停止したループイフダンそのものを再稼働することはできません。
また、ループイフダンを停止しても、その時点で保有しているポジションが自動ですべて決済されるわけではありません。
停止後は新規注文が出なくなり、残ったポジションの決済注文は保持されます。
複利を理由に設定を変更する場合も、既存ポジションをどうするかまで考えてから変更してください。
設定変更・停止後の扱いはこちらの記事で詳しく解説しています。
-



-
ループイフダンの設定変更はできる?稼働中・停止後の変更方法を解説【FX】
過去に公開したループイフダンの複利デモ運用例
ここからは、この記事を最初に公開した当時に掲載していた私のデモ口座での検証例です。
これは「リアル口座の利益実績」ではなく、仮想資金を利用したデモ運用です。
当時のデモ口座では約13カ月で、口座残高が約331万円から604万円まで増えました。
その途中で口座残高が約400万円だった時点では、次の設定で稼働していました。
| 項目 | 当時のデモ設定 |
|---|---|
| 売買システム | 豪ドル円B20 |
| 取引数量 | 17,000通貨 |
| 最大ポジション数 | 34 |
| 想定した値幅の目安 | 約6円80銭 |
口座残高が約600万円へ増えた後は、次の設定へ見直しました。
| 項目 | 当時のデモ設定 |
|---|---|
| 売買システム | 豪ドル円B20 |
| 取引数量 | 20,000通貨 |
| 最大ポジション数 | 40 |
| 想定した値幅の目安 | 約8円 |
つまり当時のデモ検証では、口座残高の増加に合わせて17,000通貨から20,000通貨へ取引数量を増やす一方、最大ポジション数も34から40へ増やしていました。
旧記事ではこれを「複利を狙いながら安定性も高める」という考え方で説明していました。
現在の視点でより正確に言えば、「取引数量を増やしてリターンを高める一方、増えた資金の一部を利用して想定する値動きの範囲も広げた」という運用設計です。
最大ポジション数を増やした分だけ潜在的な含み損も増えるため、単純に安全になったという意味ではありません。
また、このデモ口座の結果が今後のループイフダンで同じように再現される保証もありません。
私が実際にループイフダンを運用・検証してきた経験や限定特典に興味がある方はこちらもご覧ください。
利益が増えても全部を複利へ回さない考え方
ループイフダンで利益が積み上がったときに、必ず取引数量を増やさなければいけないわけではありません。
利益をそのまま口座へ残して、資金余力を厚くする方法もあります。
| 運用方針 | 利益が増えた後の使い方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 積極型 | 取引数量を増やす | リターンもリスクも大きくなりやすい |
| バランス型 | 一部を再投資・一部を余力へ | 利益拡大と資金余力を両立 |
| 余力重視型 | 取引数量を増やさない | 口座の余裕を厚くする |
リピート系FXでは、利益確定が何度も発生して口座残高が増えていても、同時に未決済ポジションの含み損を抱えている場合があります。
そのため、複利へ回す金額を決めるときは、確定利益だけを見るのではなく、保有ポジション、含み損、有効証拠金、最大ポジション数まで確認してください。
私なら、利益が出たからすぐ全額を取引数量アップへ回すのではなく、「今の設定で相場が大きく逆行した場合にどの程度余裕があるか」を先に確認します。
ループイフダンの複利運用で注意したいこと
確定利益だけを見ない
口座残高が増えていても、大きな含み損を抱えている場合があります。
確定利益だけを基準に取引数量を増やすと、実際の資金余力以上にリスクを取ってしまう可能性があります。
取引数量を増やせば損失も増える
複利運用では利益が増えるイメージが先行しやすいですが、取引数量を増やせば反対方向へ動いた際の含み損も増えます。
最大ポジション数を増やせば必要資金も増える
最大ポジション数を増やすことは、より広い注文範囲を作る方法の一つですが、その分だけ多くのポジションを保有する可能性があります。
過去の好成績をそのまま将来へ当てはめない
過去のデモ運用や実運用で利益が出た設定でも、今後同じ結果になる保証はありません。
為替相場の値動き、スワップポイント、必要証拠金などは変化します。
複利を急がない選択もある
利益を再投資せず、資金余力として残すことも立派な運用判断です。
複利を最大化することより、長期間運用を続けられる資金管理を優先する考え方もあります。
細かく複利運用したいなら松井証券FXも比較
ループイフダンで複利運用を考えている方は、すでにループイフダンを利用している可能性も高いでしょう。
その場合、追加口座として比較しやすいのが「松井証券FX」の自動売買です。
「アイネット証券」のループイフダンは1ロット=1,000通貨が基本で、南アフリカランド円・メキシコペソ円は1ロット=1万通貨です。
一方、松井証券FX自動売買は1通貨から利用できるため、利益の増加に合わせて取引数量をかなり細かく調整したい方には比較しやすいです。
また、自分でレンジの上限・下限、注文値幅、益出し幅などを設定できます。
松井証券FXの詳細はこちら→松井証券FX
当サイト限定タイアップはこちらです。
-



-
松井証券FX自動売買 タイアップ|92ページ限定レポート・条件を解説
反対に、自分でレンジ・トラップ本数・利益値幅などを設計したい方には「トラリピ」という別タイプもあります。
リピート系FX全体から比較したい方はこちらをご覧ください。
-



-
リピート系FX初心者向け比較|5サービスを始めやすさ・設定方法で選ぶ【FX】
ループイフダンの複利運用が向いている人
ループイフダンで複利運用を検討しやすいのは、次のような方です。
- 利益が増えた後も長期間運用を続けたい
- 取引数量を段階的に見直したい
- 現在の資金余力を確認しながら再投資できる
- 含み損まで含めて口座全体を管理できる
- 利益拡大だけでなく想定変動幅も考えられる
一方、「利益が出たらすぐ全額を取引数量へ回したい」という考え方だけで複利運用を行うのはおすすめしません。
相場が逆行した場合の資金余力まで先に考えておきましょう。
これからループイフダンを利用する方は、現在の当サイト限定特典も口座開設前に確認してください。
ループイフダンの複利運用まとめ
ループイフダンの複利運用は、利益が自動で再投資される仕組みではありません。
確定利益によって資金が増えた後、その資金を利用して取引数量を増やす、同じ売買システムを追加する、最大ポジション数や設定全体を見直すことで複利的な運用になります。
ただし、取引数量を増やせば利益だけでなく損失も大きくなります。
最大ポジション数を増やせば注文範囲を広げられますが、保有する可能性のあるポジション数・必要資金・含み損も増えます。
利益が増えたからすぐに取引数量を増やすのではなく、「再投資する部分」と「資金余力として残す部分」を分けて考えるのが一つの方法です。
また、ループイフダンよりも取引数量を細かく調整しながら自動売買したい方には、1通貨から利用できる「松井証券FX」も比較候補になります。
詳細はこちらのバナーからどうぞ。
上のバナーが表示されていない方はこちら→松井証券FX
当サイト限定タイアップキャンペーン一覧はこちら。
-



-
FXタイアップキャンペーン比較|当サイト限定特典の最新一覧
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スワップポイント変動、自動売買による複数ポジション保有などによる損失リスクがあります。
過去のデモ口座・実運用結果は将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



