当サイトを運営するスノーキー(小手川征也)です。
「リピート系FX」は、あらかじめ設定したルールに沿って、新規注文と決済注文を繰り返すFX自動売買の一種です。
トラリピ、ループイフダン、松井証券FX自動売買など、現在は複数のサービスが提供されています。
私は2017年から本格的にリピート系FXの運用・検証を行い、ループイフダンに関する書籍の出版、セミナー講師、FX会社へのコンテンツ提供などにも携わってきました。
このページでは、リピート系FXとはどのような仕組みなのか、どんな特徴があるのか、サービスを選ぶときに何を比較すればよいのかを初心者の方向けに解説します。
そもそもリピート系FXとは?
そもそも「リピート系FX」とは?を簡潔にまとめたものがこちらです。
「リピート系注文」「リピート系自動売買」とも呼ばれることもある、
FXの自動売買(システムトレード)の一種。
売買ロジックは公開されており、ユーザーは注文内容を見ることが可能。
その内容は「IFD(イフダン)注文」というFXの注文方法、
もしくは「IFD(イフダン注文)」から「派生した」注文方法で構成されている。
派生した注文方法とは「IFO」注文のこと。*逆指値注文・損切り設定をした場合。
さらに詳しく「リピート系FX」について知りたい方は、中盤にある「リピート系FXの定義とは?」の項をご覧ください。
他のサイトでは曖昧になっているものを、私・小手川征也が定義づけしました。
「リピート系自動売買」という表現の場合、為替(FX)以外が対象となっている可能性もあるので注意が必要です。
リピート系FXブームの火付け役は?
リピート系FXは、以前からマネースクエアの「トラリピ」などが知られていましたが、FX投資家の間で広く注目されるようになったきっかけの一つが、外為オンラインの「iサイクル2取引(旧・iサイクル注文)」です。
その後、アイネット証券の「ループイフダン」など複数のサービスが登場し、リピート系FXというジャンル自体が広く知られるようになりました。
さらに2023年には松井証券もFX自動売買サービスを開始するなど、現在では複数のFX会社からリピート系FXのサービスが提供されています。



松井証券FX自動売買とは?1通貨から始められるリピート系FXの仕組み・特徴を解説
サービスによって仕組みや設定方法、取引コスト、最低取引単位などには違いがありますが、一定のルールに沿って注文を繰り返すという基本的な考え方は共通しています。
元祖リピート系FXと言えばトラリピ?
マネースクエアの「トラリピ」は、リピート系FXを代表するサービスの一つです。
あらかじめ設定した価格帯の中に複数の注文を並べ、相場の上下動を利用して売買を繰り返していく仕組みが特徴です。
トラリピの登場によって、「相場の方向を一点で予想する」のではなく、「一定のレンジ内で値動きを繰り返すことを利用して利益を積み上げる」という考え方が広く知られるようになりました。
現在ではループイフダンや松井証券FX自動売買など、さまざまなリピート系FXサービスがありますが、トラリピはこのジャンルを知るうえで外せない代表的なサービスです。
トラリピの詳しい仕組みや特徴については、以下の記事で解説しています。
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トラリピとは?
リピート系FXの定義とは?
私が考える「リピート系FX」は、一定のルールに沿って新規注文と決済注文を繰り返すFXの自動売買です。
主な特徴は以下の通りです。
・一度設定すると、自動で注文を繰り返す
・FX会社のサーバー上で稼働するため、パソコンの電源を切っていても運用できる
・売買する価格帯や値幅など、注文の仕組みを利用者が確認できる
・相場の上下動を利用して、繰り返し利益を積み上げることを狙う
・特にレンジ相場との相性が良い
リピート系FXの大きな特徴は、一般的な裁量取引のように「これから上がるか、下がるか」だけを予想するのではなく、一定の価格帯の中で相場が上下することを利用する点です。


ただし、リピート系FXは「設定したら永遠にほったらかしでいい」というものではありません。
どのくらいの価格帯で動くと想定するのか、どの程度の資金を用意するのか、どのくらいの値幅で注文を繰り返すのかなどを考える必要があります。
私は、運用する際に想定する価格帯を「想定変動幅」「想定レンジ」と呼んでいます。想定するレンジを広くすれば、その範囲から外れる可能性を抑えやすくなる一方、同じ資金では注文を細かく並べにくくなり、資金効率とのバランスを考える必要があります。
つまり、リピート系FXでは「どのサービスを選ぶか」だけでなく、資金管理と設定の作り方が非常に重要です。
また、売買ロジックや注文内容を確認しやすいことも、リピート系FXの特徴の一つです。自分で設定を作ったり、公開されている設定例を参考にしたりしながら運用することができます。
リピート系FX提供会社はどこ?
現在、リピート系FXには複数のサービスがあります。
当サイトで主に取り上げている代表的なサービスは、以下の3つです。
・アイネット証券「ループイフダン」
・マネースクエア「トラリピ」
・松井証券FX「自動売買」
それぞれ設定方法や最低取引単位、取引コスト、設定の自由度などに違いがありますが、一定のルールに沿って新規注文と決済注文を自動で繰り返すという点では共通しています。
一方で、複数の注文をあらかじめ予約できるだけの注文方法や、一定回数までしか繰り返さない仕組みについては、当サイトでは原則として「リピート系FX」とは分けて考えています。
リピート系FXは、単に注文を複数出せることではなく、設定したルールに基づいて売買を継続的に繰り返せることが大きな特徴です。


リピート系FXではスワップポイントも重要?
リピート系FXでは、新規注文と決済注文を繰り返すことで利益を積み上げていくのが基本です。
ただし、設定によってはポジションを長期間保有することもあるため、「スワップポイント」も損益に影響します。
特に、買いまたは売りのポジションを長く保有する設定では、スワップポイントの受け取り・支払いも確認しておきたいポイントです。
以下は、私が実際にリピート系FXを運用していた際の過去の実績です。決済による利益だけでなく、スワップポイントも利益の積み増しにつながった例です。


一方で、スワップポイントはFX会社や通貨ペアによって異なり、日々変動することもあります。
そのため当サイトでは、個別のスワップポイントの金額を固定して比較することはせず、運用を始める際には各FX会社の公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
リピート系FXを比較する際は、スワップポイントだけでなく、スプレッドや手数料、設定の自由度、使いやすさなども含めて総合的に判断することが大切です。
取引コストで選ぶならどこがおすすめ?
リピート系FXを選ぶ際には、スプレッドや売買手数料などの取引コストも重要な比較ポイントです。
リピート系FXは売買を何度も繰り返す仕組みのため、1回あたりの差は小さくても、取引回数が増えることでコストの差が積み重なることがあります。
ただし、取引コストだけでサービスを選べばよいわけではありません。
・最低取引単位
・設定の自由度
・設定のわかりやすさ
・取扱通貨ペア
・スワップポイント
・損切り設定の有無
なども含めて、自分の運用方法に合ったサービスを選ぶことが大切です。
各サービスの特徴については、以下の「リピート系FX比較」で詳しく紹介しています。
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リピート系FX比較
どのサービスが向いているかは、資金量や運用スタイル、設定の自由度をどこまで求めるかによって変わります。詳しい比較は上の記事をご覧いただき、ここからは当サイトで特に取り上げている代表的なリピート系FXを紹介します。



