当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
リピート系FX初心者さん~運用者さんに向けて送る入門投稿シリーズ。
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リピート系FXとは?
今回は、トラリピやループイフダンなどのリピート系FXで人気の通貨ペアの「豪ドルNZドル」のレンジ抜けの可能性は?もしもそうなった場合はどうなるか?や備え・対処法などについて。
*後日、この投稿をもとにしたYouTube動画を公開しました。こちら。
豪ドルNZドルはループイフダン&トラリピ一番人気の通貨ペア
「豪ドルNZドル」は、ループイフダン&トラリピで最も選ばれている通貨ペアです。
ループイフダンを提供するアイネット証券の公式ホームページでは、2022年5月1日~2022年7月末時点の期間の最も選ばれている売買システムの1位は「豪ドルNZドル(のS20)」であることが公表されています。
ループイフダンの仕様をご存じでない方は以下の投稿を参考にしてください。
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ループイフダンとは?
また、トラリピを提供するマネースクエアの公式ホームページでも2021年4月~8月のトラリピの人気通貨ペアランキング1位が「豪ドルNZドル」であった、と書かれています。
トラリピがどのようなものか?をご存じでない方は以下の投稿を参考にしてください。
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トラリピとは?
2大サービスの一番人気の通貨ペアなので「リピート系FXで最も人気の通貨ペアは豪ドルNZドル」と言ってもいいでしょう。
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豪ドルNZドルが人気の理由・総推移が大きい
「豪ドルNZドル」がループイフダン、トラリピなどのリピート系FXで支持されている理由の一つ目は「総推移が大きい」こと。
リピート系FXの利益の源である「総推移」に関しては、以下の記事や当サイト限定特典のループイフダン&トラリピのレポート内で詳しく書きました(*レポートに関しては記事の最後に記述あり)。
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リピート系FX(ループイフダン・トラリピ) 総推移とは
豪ドルNZドルが人気の理由・レンジ内での値動きが長い
「豪ドルNZドル」がリピート系FXで多くの方に選ばれている理由、二つ目は「レンジ内での値動きが長い」という点。
以下の豪ドルNZドルの月足チャートをご覧いただきましょう。
2015年9月の高値は1.156、2020年3月につけた安値は0.999と約1,500pipsの範囲内・レンジ内に7年近くもおさまっています。
一つ前の項が豪ドルNZドルの「利益」に関する特徴で、この項での値動きは「リスク」に関する特徴です。
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ループイフダン トラリピ リピート系FXのコアレンジとは?
つまり、大きく「レンジ抜け」することがなく長期間動いているリピート系FX向きの通貨ペアであり、なおかつ利益の源である「総推移」も優秀である、ということです。
人気が出て当然です。
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豪ドルNZドルがレンジ抜けする可能性は?
多くの方がリピート系FXの投資対象・通貨ペアとして選んでいる「豪ドルNZドル」。
私もループイフダンのリアル口座で「豪ドルNZドル」の売りの売買システムを稼働しています。
当サイトではデモ環境下でのいくつかの設定の検証記事を公開しています(ループイフダンBSを含む)。
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ループイフダンBS 豪ドルNZドル 20と40 どっちが儲かる?比較検証7か月目 2022年8月4日
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ループイフダン 豪ドルNZドルS(売り)のみ ミドルリスク版・ハイリスク版 検証3か月目 2022年8月11日
さて、本題です。
レンジ抜けの可能性はあるのか?
再度豪ドルNZドルの月足チャートをご覧いただきます。
2022年8月24日時点で、5カ月連続陽線が出ており、8月はまだ終わっていないので確定していませんが、6連続陽線になる可能性も高そうです。
この7年間を振り返ってみても、月足で陽線・陰線が6か月間続いたことはありません。陰線は2017年11月~2018年3月まで5カ月間続いたことはありますが。
それが、今回6連続陽線になる可能性が高くなってきました。
*追記 6か月連続陽線確定しました。私はループイフダンの豪ドルNZドルの売りを損切りしました。
チャートの時間軸が日足であっても月足であっても、陽線が続くときは上昇トレンド、陰線が連続で出ている時は下降トレンドと判断します。
これより先、さらに7か月、8カ月と陽線が続いた場合は「豪ドルNZドルは上昇トレンドのさなかにある」と判断するのが普通です。
「上にレンジ抜けする可能性が出てきた」というのがこの投稿の公開時点での私の見方です。
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豪ドルNZドルが上にレンジ抜けしたら高値のめどは?
もしも「豪ドルNZドル」が上にレンジ抜けした場合、どのぐらいの為替レートまで上昇する可能性があるのでしょうか?
月足チャートで、過去にさかのぼって確認してみましょう。
現状のレンジを明確に上に抜けた、と判断できるのが2013年7月につけた1.183台ではないでしょうか。
そこをあっさりと抜けた場合、中長期だと2011年3月につけた高値の1.379台までは上昇する可能性があります。
ただ、ここは直近20年間での最高値なので、そこまでいくことを想像はしづらいです。
とは言え、実際に過去につけた為替レートなので、現実的ではないとは言えませんよ。
ループイフダン、トラリピで豪ドルNZドルを選んで稼働した際に、直近のレンジの上限である1.142近辺までしか耐えられない設定にしている方も多そうです。
レンジの上限を大きく突破した場合には、強制ロスカットの可能性が出てきます。
リピート系FXでの豪ドルNZドルの運用者の強制決済の買い注文がさらに値を押し上げることもあり得ます。
どのような設定で運用したか忘れてしまった方は、今この投稿をご覧いただいたことをきっかけに、ご自身の強制ロスカットラインがどこか?を確認してみてください。
リピート系FXの豪ドルNZドルのレンジ抜けへの備えは?
「豪ドルNZドル」の上にレンジ抜けする前・した場合に対する備え。
1.想定レンジ・想定変動幅を広くする。
想定変動幅を広くとっておけば、レンジ抜けの可能性は低くなります。
とは言え、リピート系FXでは想定変動幅を広くしてしまうと、資金効率が悪くなり、年利(年間利益率)の期待値が落ちてしまいます。
ほどほどにしておかないと、やる気が起きない・つまらない設定になるのが難点です。
2.損切りをする。
早めに損切りをする、あるいは一つ前の項で節目として私が判断した1.183台を抜けたら損切りする、などを決めておく。
損切りは傷を深くすることを防ぐこともありますが、あっさりと反転して「損切りしない方が良かった」となる可能性もあります。
タラレバ言っても仕方がないですが。
3.入金をして耐える。
レンジ抜けしてしまいそうなる・レンジ抜けしまったら入金をして耐えて、またレンジに戻ってくるのを待つのも一つの手段。
ただ、その場合はスワップポイントの支払いが発生した場合がきついです。レンジ抜けした時点でポジションはたくさん持っているはずなので。
この投稿公開時点でのループイフダンとトラリピの豪ドルNZドルのスワップポイントです。*スワップポイントは日々変動します。以下は1万通貨当たり。調査日2022年8月24日。
ループイフダン (アイネット証券) |
トラリピ (マネースクエア) |
||
買い スワップ ポイント -9円 |
売り スワップ ポイント +7円 |
買い スワップ ポイント -14円 |
売り スワップ ポイント +7円 |
現時点では、上に抜けて耐えても、売りスワップポイントがもらえるのでいいですが、スワップポイントというのは変動することがあり、受け取りと支払いが逆転することもあります。
豪ドルNZドルのスワップポイントに影響を与えるオーストラリアとニュージーランドは、2022年に積極的に利上げを繰り返しており、これから先に政策金利をどうするのか?は不透明です。
4.通貨ペアを分散しておく。
私は過去にループイフダンセミナーで何度もお伝えしていることがあります。
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スノーキー ループイフダンセミナー お申込方法
それは「リピート系FX運用における通貨ペア分散の重要性」。
豪ドルNZドルが優秀な通貨ペアであっても、一極集中で運用していると、もしものことがあった時にリスクを一点で受け止めないといけないので。
なので、できれば、3~4通貨ペアぐらいに分散しておいた方が良いです。
ループイフダン、トラリピの口座をまだお持ちでない方は私が執筆したこれらのレポートを是非読んでください。
ループイフダンの色々な通貨ペアでの設定例まとめはこちら。
30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。
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「豪ドルNZドル レンジ抜け ループイフダン トラリピ 強制ロスカット・大損の可能性は?」については以上です。
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