当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
数年前は、リピート系FXといえばマネースクエアの「トラリピ」一択でしたが、現在では複数の会社が類似サービスを提供しています。
その中でもアイネット証券が提供する「ループイフダン」が特に人気を集めているようです。トラリピとループイフダンで人気が二極化しつつあります。2022年8月末にスプレッド・スワップポイントを再調査。
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ループイフダンとは?
追記時点では、通貨ペア数、スワップポイントの付与金額、デモ口座のありなしなど、ループイフダンの方が有利な点が多いです。
アイネット証券(ループイフダン)当サイト限定特典はこちらです→アイネット証券
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ループイフダン 始め方
フラッシュクラッシュ対策&低ボラティリティ対策、通貨ペア選びを書きました非売品レポート他計4本は当サイト限定特典です。
「トラリピ」から「ループイフダン」への移行組も多いと想像できますが、その理由について。
*追記 2022年にスプレッドなどを再調査しそれぞれを改めて比較して、メリット・デメリットを書きました。
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ループイフダン トラリピ メリット・デメリットを比較
この投稿のタイトルの本題の「トラリピからループイフダンに移行する人が多い理由」については、以下をご覧ください。
最後には「トラリピ」「ループイフダン」両社とも限定特典のお知らせもあります。
(旧)マネースクウェア・ジャパンの情報漏えい事件
「トラリピ」を提供する旧「マネースクウェア・ジャパン(現・マネースクエア)」の不祥事が、顧客流出を招いた一つの要因でしょう。
「マネースクウェア・ジャパン(現・マネースクエア)」は、11万人の顧客情報の漏洩という事件を起こしてしまいました。
マネースクウェア・ジャパン 個人情報漏えい続報と行政処分
情報漏えいの理由がサイバー攻撃ということなので、同情の余地はありますが・・・。
当時はFX会社へのサイバー攻撃のニュースが多い時期でもありました。
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情報漏えい事件後の行政処分
この情報漏えい事件を受け、関東財務局より旧マネースクウェア・ジャパン(現・マネースクエア)に業務改善命令(行政処分)が出されました。
その中に「新規口座開設の受付停止」も含まれていました。
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マネースクウェア・ジャパン トラリピ 口座開設できない理由
新規口座開設を受付停止していた期間は半年以上でした。が、今は新規口座開設を受け付けています。
当サイト限定特典付き・新規口座開設のお申込みはこちら→マネースクエア
とはいえ、その新規口座開設受付停止期間中に、新たにリピート系を始めたい方の多くがループイフダンなどの他社リピート系FXサービスに流れてしまったでしょうね。
2018年2月より、アイネット証券のループイフダンに、損切り「あり」「なし」設定が追加されたことも、そちら(ループイフダン)を選ぶ追い風になったと思います。
リピート系FXを選ぶ際に損切り設定があるのかどうか?を気にする方は中級者以上に多いように感じます。
以下が、トラリピやループイフダンを含むリピート系FXを比較できる投稿です。
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リピート系FX比較
トラリピの取引コストが高いことが知られていった
「トラリピを始めよう」と思った方が、口座開設のできる他社リピート系FXを探していると、たどり着くのがループイフダンではないでしょうか。
ループイフダンの特徴はこちら→アイネット証券
そのループイフダンについて調べていて、取引コストをトラリピと比較すると、後者が割高なのがよくわかります。
以下がループイフダンとトラリピを比較した、この投稿時点での主要通貨ペアのスプレッド比較です。
*トラリピは変動制。ループイフダンは固定制。対円通貨は銭・ユーロドルはPIP。
調査日2022年8月24日再調査。
通貨ペア | ループイフダン (原則固定) |
トラリピ (変動制) |
米ドル/円 | 2銭 |
約4.4銭 |
ユーロ/円 | 3銭 |
約5.4銭 |
英ポンド/円 | 5銭 |
約7.9銭 |
豪ドル/円 | 4銭 |
約6.4銭 |
NZドル/円 | 6銭 |
約7.9銭 |
カナダドル/円 | 5銭 |
約4.7銭 |
トルコリラ/円 | 9銭 |
約11銭 |
南アフリカランド/円 | 7銭 |
約3.3銭 |
メキシコペソ/円 | 1銭 |
約2.8銭 |
ユーロ/米ドル | 2PIP |
約4.9PIP |
英ポンド/米ドル | 3PIP |
約5PIP |
豪ドル/米ドル | 4PIP |
約5.6PIP |
NZドル/米ドル | 6PIP |
約5.4PIP |
豪ドル/NZドル | 6PIP |
約3.4PIP |
ユーロ/英ポンド | 4PIP |
約3.8PIP |
米ドル/カナダドル | 6PIP |
約4.2PIP |
2022年8月24日の再調査の結果では、「ループイフダン」の方が主要対円通貨ペアの多くでは有利です。「トラリピ」の方がスプレッドは狭い通貨ペアもいくつかありました。
次の表が買いスワップポイントの調査結果。
*調査日2022年8月24日に再調査。スワップポイントは日々変動します。*メキシコペソ円と南アフリカランド円は10万通貨あたり。
ループイフダン (アイネット証券) |
トラリピ (マネースクエア) |
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米ドル円 | +85円 (買いポジ) |
+25円 (買いポジ) |
ユーロ円 | +12円 (売りポジ) |
+1円 (買いポジ) |
英ポンド円 | +78円 (買いポジ) |
+18円 (買いポジ) |
豪ドル円 | +48円 (買いポジ) |
+16円 (買いポジ) |
NZドル円 | +50円 (買いポジ) |
+37円 (買いポジ) |
カナダドル円 | +74円 (買いポジ) |
+73円 (買いポジ) |
トルコリラ円 | +21円 (買いポジ) |
+6円 (買いポジ) |
メキシコペソ円 | +160円 (買いポジ) |
+60円 (買いポジ) |
南アフリカランド円 | +160円 (買いポジ) |
+20円 (買いポジ) |
ユーロドル | +52円 (売りポジ) |
+45円 (売りポジ) |
英ポンドドル | ±0円 (売りポジ) |
±0円 (買いポジ) |
ユーロ英ポンド | +44円 (売りポジ) |
+44円 (売りポジ) |
豪ドル米ドル | ±0円 (売りポジ) |
+1円 (売りポジ) |
NZドル米ドル | ±0円 (買いポジ) |
+1円 (買いポジ) |
豪ドルNZドル | +7円 (売りポジ) |
+1円 (売りポジ) |
米ドルカナダドル | +50円 (売りポジ) |
±0円 (買い&売りポジ キャンペーン) |
スワップポイントに関しては、「ループイフダン」の方に優位性があります。付与される金額に数倍の差がある高い通貨ペアも。
1年間、3年間、5年間、10年間でどれぐらいの差がつくのか?は以下の投稿で公開しました。
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【重要】ループイフダン トラリピ スワップポイント比較
高金利通貨ペア3兄弟に関しても、「ループイフダン」がスワップポイントが高額ですね。
が・・・問題は次の取引手数料です。(*トラリピは手数料制度が廃止になったため、次の項は飛ばしてください)
両者の取引コスト(取引手数料)を比較
「トラリピ」は手数料無料化になったので、この項は読み飛ばしてください。
「ループイフダン」は取引手数料が無料です。つまり、スプレッド以外に別途取引手数料は発生しません。
一方の「トラリピ」は取引手数料が往復かかります。以下がその表です。
*追記 トラリピは手数料無料化されました。後日にスプレッドを調査した結果は以下の投稿です。
*南アフリカランド円を除く、10通貨ペア。
1万通貨単位以上の場合 | (対ドル通貨は0.3ドル) |
1万通貨単位未満の場合 |
多くの方が取引される単位の1,000通貨単位だと、「トラリピ」は往復で100円も手数料がかかってしまいます。
トラリピの手数料無料化後の取引コストの比較をご覧いただきます。
「ループイフダン」には「25銭」という値幅があるので、1,000通貨取引時に米ドル円で25銭の値幅を獲得して、それを10回×10回の合計100回繰り返した場合の取引コストと、得られる利益を比較しましょう。*スプレッド1銭を1万通貨・100円のコストで換算。
まずは「ループイフダン」。
100往復取引が成立した場合の取引コストは20×100=2000円となり、発生した25,000円の利益から引くと、得られる利益は23,000円という結果になりました。
次は「トラリピ」。*追記 2019年3月6日に手数料無料化後のものに変更。2022年1月25日調査では約4銭の変動制なので4銭の方で算出。
100往復取引が成立した場合の取引コストは40×100=4,000円となり、発生した25,000円の利益から引くと、得られる利益は21,000円という結果になりました。
(*トラリピの手数料無料化後は)利益に2,000円の差が付く結果となりました。
トラリピ利用のユーザーもループイフダンへ移行中?
公開されているデータがないので、はっきりとしたことは言えませんが、既存の「トラリピ」ユーザーの多くがループイフダンに流れたことは想像できます。
取引コストの差を数字で見たら、どちらを選びたくなるか?言うまでもないですよね。
ただ、リピート系FXというのは、すぐにシステムを止めて他社に移行するということが難しいので「今すぐには移れないけどポジションを解消したら検討したい」という潜在的に移行を検討している投資家も多いと思います。
SNS上、FXブログ、シストレブログなどでも、「トラリピ」よりも「ループイフダン」の情報のほうが増えてきているように感じます。
Twitterなどで「 #ループイフダン」で検索するとよくわかります。
以下の投稿で、リピート系FX提供各社の最新情報を随時更新・比較しているのでご覧ください。
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リピート系FX比較
*追記 後日に利用してみて感じたトラリピの特徴は以下の投稿で書きました。
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トラリピとは?
*追記 トラリピはデモ口座がないループイフダンはデモ口座あり
この投稿を公開した後に、大事なことを忘れていたので追記しておきます。
「トラリピ」にはデモ口座がありません。
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トラリピ デモ口座がない!?
一方のアイネット証券の「ループイフダン」にはデモ口座があり、無期限です。
トラリピをやめてループイフダンに移行する人が多い理由まとめ
私自身の話になりますが「トラリピ」の存在は、FX取引を始めた10年ぐらい前から知っていましたが、利用しようとは思いませんでした。
*その後、トラリピ運用を始めて、当サイト限定特典のレポートを書きました。
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トラリピ(マネースクエア) タイアップ
そんな私がループイフダンを始めようと思ったのは取引コストが魅力的だからです。
「リピート系FX」は各サービスの仕組みに大きな違いがないと私は思っているので、やっぱり取引コストで選びたいです。関西人の私は何よりもコストを気にします(笑)
また、初心者さんにとって「値幅設定を選ぶだけ」のループイフダンは始めやすいというメリットもあります。
通貨ペアを比較比較してみるとループイフダンに優位性があります。
「ループイフダン」が「20」通貨ペア、「トラリピ」が「16」通貨ペアです。
私はループイフダンにて通貨ペア分散で運用をすることにより、成績が安定しています。
以上、「トラリピをやめてループイフダンに移行する人が多い理由」でした。
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タイアップキャンペーンの詳細はこちらのページでもご確認いただけます。
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アイネット証券 タイアップ
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トラリピ(マネースクエア) タイアップ
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