当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
久しぶりの、リピート系FXの2社のサービスを比較するシリーズです。
今回は元祖リピート系FXと言ってもいいトラリピと、2023年5月よりこのジャンルに新規参入してきて、話題を集めている松井証券の比較です。
それぞれのスペックは以下の投稿で公開しました。
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トラリピとは?
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松井証券 自動売買(リピート系FX) とは?1通貨~・スプレッドが狭い・スワップポイントが高額
なお、両者ともに私が定義した「リピート系FX」の条件は満たしています。
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リピート系FXとは?
2023年11月1日より当サイトと松井証券さんとの限定タイアップキャンペーンがスタートしました。
松井証券タイアップキャンペーンの詳細はこちらの投稿でご確認ください。
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松井証券 FX(自動売買) 限定タイアップキャンペーン
シリーズ投稿、「松井証券」と「トライオートFX」の比較はこちら。
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トライオートFX 松井証券 FX自動売買 スプレッド スワップポイント 比較
トラリピと松井証券FX・最小取引単位比較
一つ目の比較項目。
最小取引単位(最も少ない数量が何通貨~取引できるのか)ですが、「松井証券」は1通貨から取引が可能で、「トラリピ」は1,000通貨からです。
1通貨と1,000通貨を比較すると1000分の1なので、少額資金で始めやすいのは「松井証券」です。
1000通貨~だと、豪ドルNZドル(オージーキウイ)など、狭いレンジを狙った設定をしやすい通貨ペアでも20万円、その他の通貨ペアだと30万円ぐらいの元手資金で始めるのが現実的です。
ですが1通貨だと、元手資金数千円から運用をスタートできるので、数十万で始めるのはちょっと・・・という方にもうってつけです。
それがこちら→松井証券
トラリピと松井証券・通貨ペア数とスプレッド比較
最も気になる方が多いであろうスプレッドの比較です。
通貨ペア数は「松井証券」が「20」、「トラリピ」が「16」です。
両者のスプレッドを比較したものは以下の表です。
松井証券は公式ホームページにスプレッドが掲載されていますが、マネースクエア(トラリピ)は公式ホームページにスプレッドの記載がないのでリアル口座で目視で確認しました。
(*松井証券は自動売買の際は通常スプレッドが適用されます。以下の松井証券の方のスプレッドは原則固定・例外あり。単位はpips。トラリピは変動制)。
通貨ペア | 松井証券のFX 自動売買 |
トラリピ |
米ドル/円 | 0.2~ 0.9銭 |
約3~ 4銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 約6銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 約6.4銭 |
カナダ/円 | 1.7銭 | 約6.2銭 |
スイス/円 | 1.8銭 | 取り扱い なし |
英ポンド/円 | 1.1銭 | 約7.8銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 | 約7.2銭 |
南アランド/円 | 1.0銭 | 約2.1銭 |
トルコリラ/円 | 2.9銭 | 約4.5銭 |
メキシコペソ/円 | 0.3銭 | 約2.4銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 約5.7pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 約4.8pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | 約4.5pips |
NZドル/米ドル | 1.7pips | 約2.6~ 4.3pips |
ユーロ/豪ドル | 1.6pips | 取り扱い なし |
英ポンド/豪ドル | 3.3pips | 取り扱い なし |
米ドル/スイス | 1.7pips | 取り扱い なし |
英ポンド/スイス | 2.9pips | 取り扱い なし |
ユーロ/英ポンド | 1.1pips | 約4.3pips |
豪ドル/NZドル | 2.5pips | 約4.2pips |
一目瞭然、トラリピが松井証券より狭い通貨ペアはないです。
そして、それぞれのサービスには外付けの手数料はないので、完全にスプレッドのみで比較が出来て、松井証券が圧勝です。
オージーキウイ&ユーロ英ポンドのハーフ&ハーフの設定例を以下で公開しました。
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松井証券 リピート系FX 豪ドルNZドル(オージーキウイ) ハーフ&ハーフ 約20万円資金 設定例
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年利期待値30% 松井証券 リピート系FX ユーロ英ポンド ハーフ&ハーフ 約21万円資金 設定例
トラリピと松井証券・スワップポイント比較
リピート系FXを比較するうえで重要なポイントの一つが「スワップポイント」。
他のサイトでは教えてくれませんが、この差が中長期でかなり大きな利益の違いを生みます。
「トラリピ」と「松井証券」のスワップポイント比較です。「売り」と書いていないものは買いスワップポイントです。
*調査日2023年6月7日。スワップポイントは日々変動します。南アフリカランド円、メキシコペソ円は10万通貨当たりで他は1万通貨あたり。
通貨ペア | 松井証券のFX 自動売買 |
トラリピ |
米ドル/円 | +183円 | +140円 |
ユーロ/円 | +140円 | +139円 |
豪ドル/円 | +103円 | +92円 |
カナダ/円 | +98円 | +134円 |
英ポンド/円 | +236円 | +208円 |
NZドル/円 | +98円 | +123円 |
南アランド/円 | +140円 | +30円 |
トルコリラ/円 | +45円 | +8円 |
メキシコペソ/円 | +230円 | +130円 |
ユーロ/米ドル (売り) |
+63円 (売り) |
+60円 (売り) |
豪ドル/米ドル (売り) |
±0円 (売り) |
+1円 (売り) |
英ポンド/米ドル (売り) |
+23円 (売り) |
+22円 (売り) |
NZドル/米ドル (売り) |
±0円 (売り) |
+1円 (売り) |
ユーロ/英ポンド (売り) |
+40円 (売り) |
+40円 (売り) |
豪ドル/NZドル (売り) |
+23円 (売り) |
+20円 (売り) |
主要対円通貨ペアと、高金利通貨ペアでは松井証券が優っています。
個人的には「松井証券」のメキシコペソ円買いスワップの金額の高さに目が行きました。
レンジ指定のありなし・損切り設定ありなし・デモ口座ありなし
仕様面の比較。
両者ともに「レンジ指定」が出来ます。
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リピート系FX レンジ指定とは?
両者ともに「損切り設定ありなし」が選べます。
両者ともに「デモ口座」はありません。
仕様面での大きな違いはないですね。
あとは、すでにトラリピを使われている方は、取引画面に慣れているかどうか、などが乗換を検討する場合に気になるのではないでしょうか。
しかし、前述のとおり「松井証券」は最小取引単位が1通貨からなので、とりあえず使い勝手を試してみて、完全乗換をどうするのか?を考えてみるのはいかがでしょうか。
他のサービスも含めて比較したい方は以下の投稿をご覧ください。
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リピート系FX比較
松井証券の優秀さがわかるだけになるとは思いますが。
当サイト他で公開しました豪ドルNZドル、ユーロ英ポンドなどの「松井証券自動売買(リピート系FX)」の設定例まとめはこちら。
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スノーキー 松井証券 FX自動売買(リピート系FX) 設定例 まとめ
まとめとトラリピ・松井証券口座開設
いくつかの視点で両サービスを比較してきましたが、全体的に「松井証券」の方がかなり有利な点が多い結果になりました。
最後発のリピート系FXですし、勝負をかけてきているのでしょう。
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上のバナーが表示されていない方はこちら→松井証券
松井証券と当サイト限定タイアップキャンペーンの詳細は以下の投稿で。
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松井証券 FX(自動売買) 限定タイアップキャンペーン
松井証券口座開設の一例は以下の動画で手順を公開しました。
トラリピの口座開設はこちらからどうぞ(限定特典付)。
30万円程度の資金で始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資の例などはこちらのまとめ記事でどうぞ。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
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FX 資金30万円 ハンガリーフォリント円 スワップ投資設定例 2023年7月版【スワップ+17円&+21.75円版】