当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
マネーパートナーズの提供する「連続予約注文」と「リピート系FX」比較シリーズ第3弾です。
過去にはループイフダンとトラリピと比較した投稿を公開済です。
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連続予約注文 ループイフダン 比較
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連続予約注文 トラリピ 比較
今回は「連続予約注文」と「トライオートFX」を比較していきましょう。
トライオートFXはリピート系FX・連続予約注文は?
過去のシリーズの投稿と繰り返しになりますが、私は「リピート系FX」の定義づけをしました。
以下の投稿です。
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リピート系FXとは?
その中で「一度設定したら注文を繰り返して、その数に上限がない」と書きました。
「トライオートFX」はこの条件を満たしているので「リピート系FX」です。
が、「トライオートFX」は、その使い勝手の悪さと手数料の割高さから、私は利用をやめました。
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トライオートFXの運用と検証をやめた理由
かたやマネーパートナーズの提供する「連続予約注文」は上限が20回に制限されています。
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連続予約注文とは?
話を整理しますと。ほったらかしにできるのは「トライオートFX」の方です。
「トライオートFXはリピート系FX」で、かたや「連続予約注文は手動注文の進化形」です。
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最小取引単位比較
最小取引単位(最も少ない数量)ですが、「連続予約注文」は100通貨から取引可能(nano口座)で、「トライオートFX」は1,000通貨です。
1,000通貨と100通貨を比較すると10分の1なので、少額資金で始めやすいのは「連続予約注文」です。
スプレッド比較
次に取引コストの比較です。
両者のスプレッドを比較したものは以下です。
マネーパートナーズには二つのサービスがあり「パートナーズFX」が最小取引単位は1万通貨、「FXnano」が最小取引単位は100通貨です。
スプレッドだけを見てみると、両者は拮抗しているように見えますが「連続予約注文」は取引手数料は発生しませんが、「トライオートFX」は、以下の図のように往復の取引手数料が発生します。
この「取引手数料」が両者を比較するうえで最も重要なポイントといえるかもしれません。
取引コスト比較(スプレッド&手数料)
それでは、スプレッドと取引手数料を合計した取引コストの比較をしてみたいと思います。
どちらのサービスを利用される場合でも、多くの方が1万通貨以下の取引だと思います。
1万通貨当たりのスプレッドが1銭の場合100円と換算した場合、取引手数料を合わせた取引コストは以下のようになります。
米ドル円にいたっては、「トライオートFX」は「連続予約注文」の10倍以上の取引コストがかかるという計算になります。
取引コスト面だけ比較すると圧倒的に「連続予約注文」の方が有利です。
買いスワップポイント比較
「トライオートFX」「連続予約注文」のどちらを利用される方も、中長期投資の方が多いと思います。
中長期投資で重要な買いスワップポイントを調査してみました。
3通貨ペアのスワップポイントの今回(2019年4月4日)の投稿時点での調査結果です。
*スワップポイントは日々変動します。以下は1万通貨あたり。
パートナーズFX (連続予約注文) |
パートナーズFXnano (連続予約注文) |
インヴァスト証券・ トライオートFX |
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米ドル円 買いスワップ |
+32円 | +71円 | +70円 |
豪ドル円 買いスワップ |
+28円 | +40円 | +30円 |
NZドル円 買いスワップ |
+23円 | +30円 | +35円 |
米ドル円・豪ドル円では「連続予約注文」のFXnanoが有利、NZドル円では「トライオートFX」が有利という結果になりました。
まとめとマネーパートナーズ口座開設
様々な視点で両サービスを比較してきましたが、全体的に「連続予約注文」の方が有利な点が多い結果になりました。
ただ、私の手には余った「トライオートFX」を使いこなせるのであれば、そちらもいいでしょう。
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