当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
以下の投稿に続き、リピート系FXの2社のサービスを比較するシリーズで、今話題の「松井証券」と他社との比較投稿第二弾。
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トラリピ 松井証券 FX自動売買 スプレッド スワップポイント 比較
私が初めてリピート系FXとして出会った「トライオートFX」と、SNSでも話題になっているこちら→松井証券の比較です。
松井証券のスペックは以下の投稿で公開しました。
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松井証券 自動売買(リピート系FX) とは?1通貨~・スプレッドが狭い・スワップポイントが高額
なお、両者ともに私が定義した「リピート系FX」の条件は満たしています。
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リピート系FXとは?
2023年11月1日より当サイトと松井証券さんとの限定タイアップキャンペーンがスタートしました。
松井証券タイアップキャンペーンの詳細はこちらの投稿でご確認ください。
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松井証券 FX(自動売買) 限定タイアップキャンペーン
インヴァスト証券の提供するトライオートFXには手を出さない
私は、「トライオートFX」を利用する気は一生ありません。実際に1年以上使っていましたよ。
過去に以下の投稿などでも使わない理由を書きました。
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トライオートFXの運用と検証をやめた理由
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トライオートFX リニューアルで改悪 SNS・レビューで悪評の嵐 2020年
「トライオートFX」はインヴァスト証券という会社が提供しているのですが、同社が提供しているのが「マイメイト」。
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MAiMATE(マイメイト)は危険?大損の可能性は?
とにかく、インヴァスト証券という会社が提供するサービスには手を出す気はないです。
ですが、この投稿はスペック比較なので、好き嫌い関係なく公平にそれぞれを見ていきます。
トライオートFXと松井証券・最小取引単位比較
一つ目の比較項目。
最小取引単位(最も少ない数量が何通貨~取引できるのか)ですが、「松井証券」は1通貨から取引が可能で、「トライオートFX」は1,000通貨からです。
圧倒的に最小取引単位が小さいので、少額資金で始めやすいのは「松井証券」です。
後ほど記述がありますが、両者ともにデモ口座がありません。
まずは使い勝手を知りたい方も多いでしょう。
「トライオートFX」の1000通貨単位は「試す」よりも「いきなり本番」での運用となります。
数百円・数千円から運用が出来る「松井証券」の方は、試行錯誤しやすいです。
口座開設はこちらからどうぞ→松井証券
トライオートFXと松井証券・通貨ペア数とスプレッド比較
通貨ペア数の比較と、そのスプレッドの比較です。
通貨ペア数は「松井証券」が「20」、「トライオートFX」も「20」です。
両者のスプレッドを比較したものは以下の表です。
松井証券は公式ホームページにスプレッドが掲載されていますが、トライオートFX公式ホームページにスプレッドの記載がないのでリアル口座で目視で確認しました。
(*松井証券は自動売買の際は通常スプレッドが適用されます。以下の松井証券の方のスプレッドは原則固定・例外あり。単位はpips。トライオートFXは変動制)。
一部のサイトに「トライオートFX」は原則固定と書いてありましたがそれは誤りで、2022年4月より変動制になっています。
このスプレッド比較では、総取引コストの比較はできないので、ここはチラ見していただいて、次の項をじっくりご覧ください。
通貨ペア | 松井証券のFX 自動売買 |
トライオートFX (目視で確認) |
米ドル/円 | 0.2~ 0.9銭 |
0.3銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.5銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 0.6銭 |
カナダ/円 | 1.7銭 | 1.9銭 |
スイス/円 | 1.8銭 | 2.0銭 |
英ポンド/円 | 1.1銭 | 1.0銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 | 1.7銭 |
南アランド/円 | 1.0銭 | 1.8銭 |
トルコリラ/円 | 2.9銭 | 1.5銭 |
メキシコペソ/円 | 0.3銭 | 0.5銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 0.3pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 1.4pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | 1.4pips |
NZドル/米ドル | 1.7pips | 2.0pips |
ユーロ/豪ドル | 1.6pips | 2.0pips |
英ポンド/豪ドル | 3.3pips | 取り扱い なし |
米ドル/スイス | 1.7pips | 2.0pips |
英ポンド/スイス | 2.9pips | 取り扱い なし |
ユーロ/英ポンド | 1.1pips | 1.9pips |
豪ドル/NZドル | 2.5pips | 3.5pips |
この時点でも「松井証券」の方がスプレッドが狭く、取引コストでの優位性は高いのがわかります。
が・・・「トライオートFX」は外付け手数料が発生するのです。
それを加味したのが、次の項です。
トライオートFXと松井証券・取引コスト比較
「トライオートFX」は(自動売買取引時に)あのトラリピですら数年前に廃止した外付け手数料を採用(スプレッドにプラスして上乗せする形式)しています。
それが以下です。
「トライオートFX」では1万通貨未満時、対円通貨ペアだと片道2.0銭=往復4.0銭、対円通貨ペア以外だと片道4.0pips=往復4.0pipsの取引手数料がスプレッドに追加されます。
多くの方が1,000通貨取引(1回の取引)での運用でしょう。*注文の総量を合計してではなく1回の取引が何通貨かで決まります。
1万通貨未満時の「トライオートFX」の外付け手数料分のスプレッドを加味すると以下のようになります。
通貨ペア | 松井証券のFX 自動売買 |
トライオートFX (目視で確認 1万通貨未満時の 取引手数料を加味) |
米ドル/円 | 0.2~ 0.9銭 |
4.3銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 4.9銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 4.6銭 |
カナダ/円 | 1.7銭 | 5.9銭 |
スイス/円 | 1.8銭 | 6.0銭 |
英ポンド/円 | 1.1銭 | 5.0銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 | 5.7銭 |
南アランド/円 | 1.0銭 | 5.8銭 |
トルコリラ/円 | 2.9銭 | 5.5銭 |
メキシコペソ/円 | 0.3銭 | 4.5銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 4.3pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips | 5.4pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips | 5.4pips |
NZドル/米ドル | 1.7pips | 6.0pips |
ユーロ/豪ドル | 1.6pips | 6.0pips |
英ポンド/豪ドル | 3.3pips | 取り扱い なし |
米ドル/スイス | 1.7pips | 6.0pips |
英ポンド/スイス | 2.9pips | 取り扱い なし |
ユーロ/英ポンド | 1.1pips | 5.9pips |
豪ドル/NZドル | 2.5pips | 7.5pips |
リピート系FXで運用者の多い、豪ドルNZドル(オージーキウイ)でも3倍の取引コストの差があるのが「トライオートFX」です。
あなたが参考にしている投資インフルエンサーさんは、こういうことも教えてくれていますか?
もうこの時点で「松井証券」に乗り換えする理由は十分だと思います。
オージーキウイ&ユーロ英ポンドのハーフ&ハーフの設定例を以下で公開しました。
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松井証券 リピート系FX 豪ドルNZドル(オージーキウイ) ハーフ&ハーフ 約20万円資金 設定例
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年利期待値30% 松井証券 リピート系FX ユーロ英ポンド ハーフ&ハーフ 約21万円資金 設定例
ですが、次の比較ポイントは次の項でまだ続きます。
トライオートFXと松井証券・スワップポイント比較
リピート系FXでは「スワップポイント」が重要で中長期でかなり大きな利益へと繋がってきます。
「トライオートFX」と「松井証券」のスワップポイント比較です。「売り」と書いていないものは買いスワップポイントです。
*調査日2023年6月9日。スワップポイントは日々変動します。南アフリカランド円、メキシコペソ円は10万通貨当たりで他は1万通貨あたり。
通貨ペア | 松井証券のFX 自動売買 |
トライオートFX |
米ドル/円 | +183円 | +200円 |
ユーロ/円 | +140円 | +150円 |
豪ドル/円 | +103円 | +95円 |
カナダ/円 | +109円 | +120円 |
英ポンド/円 | +236円 | +215円 |
NZドル/円 | +98円 | +125円 |
スイス/円 | +43円 | +65円 |
南アランド/円 | +140円 | +130円 |
トルコリラ/円 | +45円 | +34円 |
メキシコペソ/円 | +230円 | 取り扱い なし |
ユーロ/米ドル (売り) |
+63円 (売り) |
+0.3 米ドル (売り) |
豪ドル/米ドル (売り) |
±0円 (売り) |
±0 米ドル (売り) |
英ポンド/米ドル (売り) |
+23円 (売り) |
+0.49 米ドル (売り) |
NZドル/米ドル (売り) |
±0円 (売り) |
±0円 (売り) |
ユーロ/英ポンド (売り) |
+55円 (売り) |
+0.25 英ポンド (売り) |
豪ドル/NZドル (売り) |
+23円 (売り) |
+0.43 NZドル (売り) |
トライオートFXもがんばっていますが、総合的に判断すると松井証券が優っています。
レンジ指定のありなし・損切り設定ありなし・デモ口座ありなし
仕様面の比較。
「トライオートFX」と「松井証券FX」、両者ともに「レンジ指定」が出来ます。
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リピート系FX レンジ指定とは?
両者ともに「損切り設定ありなし」が選べます。
先ほども書きましたが、両者ともに「デモ口座」はありません。
仕様面での大きな違いはないですね。
もしもすでに「トライオートFX」を使っている方は「松井証券」への乗換を積極的に考えた方が良さそうです。
他のリピート系FXサービスも見てみたい・比較したい方は以下の投稿をご覧ください。
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リピート系FX比較
当サイト他で公開しました豪ドルNZドル、ユーロ英ポンドなどの「松井証券自動売買(リピート系FX)」の設定例まとめはこちら。
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スノーキー 松井証券 FX自動売買(リピート系FX) 設定例 まとめ
まとめと松井証券FX口座開設
今回は「トライオートFX」を相手に、いくつかの視点で両サービスを比較してきましたが、全体的に「松井証券FX」の方が有利という結果になりました。
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松井証券と当サイト限定タイアップキャンペーンの詳細は以下の投稿で。
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松井証券 FX(自動売買) 限定タイアップキャンペーン
松井証券のスペック詳細はこちら。
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松井証券 自動売買(リピート系FX) とは?1通貨~・スプレッドが狭い・スワップポイントが高額
松井証券口座開設の一例は以下の動画で手順を公開しました。
30万円程度の資金で始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資の例などはこちらのまとめ記事でどうぞ。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
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FX 資金30万円 ハンガリーフォリント円 スワップ投資設定例 2023年7月版【スワップ+17円&+21.75円版】