当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
リピート系FXの各通貨ペアごとの取引コストを比較シリーズ第4弾です。
リピート系FXで対円通貨ペアで人気があるものは過去に調査しました。
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リピート系FX比較
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リピート系FX 豪ドル円スプレッド&取引コスト比較
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豪ドル/NZドル リピート系FX 取引コスト比較
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リピート系FX NZドル円の特徴とスプレッド&取引コスト比較
今回はリピート系FX各社でも、比較的スプレッドの狭い「ユーロドル」の取引コストの調査をしていきたいと思います。
以下のレポートなどでも書きましたが、ユーロドルは対円通貨ペアと比較してフラッシュクラッシュの起きる可能性・頻度が低いと考えています。
政策金利は欧州が低く米国は高い
この投稿時点ではアメリカの政策金利が高く、欧州の政策金利が低いので、ユーロドルショートだとスワップポイントの受け取りが発生する会社が多いです。
日本よりも政策金利の低い国・地域は珍しいです。
日本・欧州・アメリカの政策金利金利比較。*投稿時点の情報です。
欧州(ユーロに関係) | 0.00% |
日本(日本円に関係) | 0.10% |
アメリカ(米ドルに関係) | 2% |
アイネット証券・ループイフダンのユーロドルスワップポイントの調査結果です。
*調査日2019年1月27日。1万通貨あたり。スワップポイントは日々変動します。
ユーロドル・ 買いスワップポイント |
-105円 |
ユーロドル・ 売りスワップポイント |
+70円 |
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ユーロドルは米ドル円よりも必要証拠金が高額
ユーロドルは、必要証拠金が米ドル円よりも高額です。豪ドル円やNZドル円などのような必要証拠金が少なくて済むというメリットはありません。
上の画像をご覧ください。
1,000通貨あたりの必要証拠金は米ドル円が1,000通貨あたり4,390円が必要なのに対し、ユーロドルは5,000円です。
10万通貨なら米ドル円は43.9万円、ユーロドルなら50万円の必要証拠金となります。
*必要証拠金の目安は投稿時点の情報です。
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ユーロドルの値動きの特徴
直近のユーロドルの値動きを見てみましょう。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。
直近4カ月間の値幅は554pipsほどで、1年6カ月ぐらいの期間で見ると、約1,400pipsです。
最近の米ドル円と比較すると、短期では値動きは小さいですが、中長期で見ると値動きが大きいです。
値動きの大きさはもちろんのこと、ユーロドルの魅力は、世界一の取引量を誇る流動性の高さです。
マイナーな通貨ペアは、流動性が低下した時にスプレッドが拡大することがありますが、そういった心配が少ないです。
また、ユーロドルは日本円が絡んでいないので、円高進行時にも影響を受けにくいです。
ただし、トレンドが出た時は大きく一方向に動き出すので、しっかりとした想定変動幅(レンジ幅)を取っておきたいところです。
リスクとしては、ブレグジット関連のニュースや、欧州の中の一つの国で悪材料が発生した時に必要以上に大きく動くことがあります。
欧州の信用不安(ギリシャ・ショック)なども記憶に新しいですよね。
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リピート系FXの手数料のあり・なし
それではそろそろ手数料の比較に。
リピート系FXを提供している各社では、取引手数料が「あり」と「なし」のサービスがあります。
手数料が「あり」の場合、「スプレッド+取引手数料」のコストがかかります。
アイネット証券「ループイフダン」、ひまわり証券「ループ・イフダン」、マネースクエア「トラリピ」などが取引手数料無料です。
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ループイフダン アイネット証券 ひまわり証券 どっちがいい
外為オンライン「iサイクル注文」、FXブロードネット「トラッキングトレード」、インヴァスト証券「トライオートFX」などは取引手数料がかかります。
その中でもトライオートFXは取引数量に応じて手数料が変動します。
多くの方が1,000通貨単位の取引だと思うので、今回のコスト計算は1回あたり1万通貨未満(1,000~9,000通貨)の場合で計算します。
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リピート系FX・ユーロドルスプレッド比較
リピート系FXのユーロドルスプレッド比較です(*別途取引手数料がかかるサービスもあります。取引コスト合計は次の項)。
スプレッドだけを見ると、トラッキングトレードとトライオートFXにかなりの優位性があるように見えますが、取引手数料を含めて(合算して)比較しないといけません。
次の項をご覧ください。
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リピート系FX・ユーロドル取引コスト比較
ユーロドルは対円通貨ペアではないので、円換算にしないとわかりづらいので1万通貨あたりのスプレッド1pipを100円として簡略化しました。
そこに、取引手数料がかかるサービスの場合はそれをプラスして、以下の表にしました。
ただし、トラッキングトレードとiサイクル注文は片道の手数料無料キャンペーンを数年単位で継続しているので、片道分のみをプラスしました。
サービス名 | ユーロドル 1万通貨あたりの 総取引コスト (1pipsを100円として換算) |
ループイフダン (アイネット証券) |
200円 |
ループ・イフダン (ひまわり証券) |
200円 |
トラッキングトレード (FXブロードネット) |
230円 |
iサイクル注文 (外為オンライン) |
300円 |
トラリピ (マネースクエア) |
約400円 (変動制) |
トライオートFX (インヴァスト証券) |
430円 |
ということで、総取引コストで計算してみるとループイフダン2社が有利だという結果になりました。
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ループイフダン アイネット証券 ひまわり証券 どっちがいい
まとめ
ユーロドルだけに絞った場合、ループイフダンがコスト面で有利になりました。
今回までの調査結果だと、米ドル円とユーロドルに関しては、ループイフダンが取引コストの優位性の高いリピート系FXということです。
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