リピート系FX(ループイフダン・トラリピ) 総推移とは

当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。

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リピート系FX入門シリーズ。

今回は、トラリピやループイフダンなどのリピート系FXの通貨ペア選びをする際に知っておきたい「総推移」とは？

総推移とは高低差ではなくトータルの値動き

「総推移」とは？のイメージ図をご覧いただきます。

上の図のように、例えばある1日の米ドル円の値動きが1円値幅内・レンジでの3往復のもみ合いだったとしましょう。

この場合の高値は101円で、安値は100円なので、「高低差」は「1円」の値幅しかなかったことになります。

ところが、3往復しているので、トータルでは6円分(片道1円×6)の値動きがありました。

これが「総推移」で、今回の例の場合は「6円」です。

裁量取引(自分の考えで行う取引)なら、チャートをずっと見ていたらこの6円分取れたかもしれませんが、これを自動で行うのが「リピート系FX」であるトラリピやループイフダンです。

チャートを凝視しなくても、寝ていても仕事をしていても、設定次第ではありますが、高低差以上の値動きを狙えるのが「リピート系FX」の大きな魅力である、ということです。

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利益の源である総推移は通貨ペアによって異なる

ここからはトラリピを提供するマネースクエアのホームページからのデータを引用したいと思います。

リピート系FXの利益の源である「総推移」は通貨ペアごとによって異なります。

以下は2015年～2019年の主要通貨ペアの1年間の「総推移」です。*2019年のみ資料作成時の予測値。

その年その年によってばらつきがありますが、直近は米ドル円よりも豪ドル円やNZドル円、カナダドル円の方が「総推移」の数値が高い年もあります。

ちなみに、先ほどのは「1年間」の「総推移」のデータでしたが、「総推移」は当然ながら期間を長くすると大きくなります。

あわせて覚えておいてください。

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総推移の大きい通貨ペアは豪ドルNZドルやユーロ英ポンド

さて、その「総推移」の大きい通貨ペアはいったいどれなのでしょうか？

こちらも、マネースクエア公式ホームページ上で興味深いデータが公開されていました。

「100pips当たり総推移」のランキングです。

「100pips当たり総推移」は総推移÷高低差で算出(*小数点第4位以下は切り捨て）され、100pipsの値幅内でどの程度の総推移があったのかがわかるものです。

そのランキングがこちらです。

1位が豪ドルNZドルで、2位がユーロ英ポンド、3位は英ポンド円となっています。

3位の英ポンド円は高低差が大きいため、個人的にはリピート系FX対象通貨ペアとして不向きだと思っています。

高低差が大きい通貨ペアは「想定変動幅・想定レンジ」から抜けやすいですからね。

ですが、豪ドルNZドルとユーロ英ポンドは比較的狭いレンジでのもみ合いが続いており、レンジ抜けしにくく、なおかつ利益の源である「総推移」の大きな通貨ペアという、非常に魅力があるものとなっています。

以下の月足チャートでご覧いただくと、一目瞭然だと思います。

チャート画像はメタトレーダー4のものです。表示しているテクニカル指標はこちらをMT4に再現しています。

ということで、リピート系FXでは、レンジ抜けしにくい通貨ペアを選ぶ・設定をすることは重要ですが「総推移」という考え方を知っておくと、利益を伸ばすことにも繋がる場合が多いです。

30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。

*追記　2022年1月に「総推移」についても記述のあるこちらの非売品レポートがループイフダン、トラリピで追加になりました。

豪ドルNZドル・ユーロ英ポンドを含む、ループイフダンの設定例まとめはこちら。

ループイフダン設定例まとめはこちら

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リピート系FX(ループイフダン・トラリピ) 総推移とは？については以上です。

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