当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
「トルコリラ/円(TRY/JPY)」を、ループイフダンやトラリピなどの「リピート系FX」で運用するのはどうなのか。
私は2023年3月から、アイネット証券「ループイフダン」のデモ口座を使い、トルコリラ/円B25を約7カ月間検証しました。
結果は、300万円でスタートして確定利益が+34,050円。
一方、2023年10月9日時点の含み損は-576,830円でした。
この結果を見て、少なくともこの期間・この設定では、私はトルコリラ/円をリピート系FXで積極的に運用したいとは思いませんでした。
ただし、ここは重要です。
「リピート系FXでトルコリラ/円をおすすめしない」という話と、「トルコリラ/円のスワップ投資をおすすめしない」という話は別です。
私自身、トルコリラ/円についてはリピート売買とは分けて、スワップポイントを目的とした運用も実際に行ってきました。
この記事では、2023年当時の検証画像と数値を一次資料として残しながら、なぜこの組み合わせではパフォーマンスが伸びなかったのかを振り返ります。
ループイフダンのトルコリラ円7か月検証結果
最初に結果をまとめます。
検証を始めたのは2023年3月9日。
利用したのはループイフダンのデモ口座で、スタート資金は300万円です。
2023年10月9日時点の結果はこちらでした。
| 項目 | 2023年10月9日時点 |
|---|---|
| スタート資金 | 300万円 |
| 口座残高 | 303万4,050円 |
| トータル実現損益 | +34,050円 |
| 含み損益 | -576,830円 |
実際のデモ口座画面も保存しています。

※上記は2023年3月9日~10月9日の特定期間・特定設定によるデモ口座の検証結果です。現在の相場で同じ結果になるという意味ではありません。
7カ月で確定利益は出ています。
しかし、私が問題だと感じたのは、積み上がった確定利益に対して含み損がかなり大きかったことです。
「利益確定を何度も繰り返す」というリピート系FXの強みを、十分に感じられる結果にはなりませんでした。
検証した設定はトルコリラ円B25・最大10ポジション
検証した設定はこちらです。

| 項目 | 設定 |
|---|---|
| 通貨ペア | トルコリラ/円 |
| 売買方向 | B・買い |
| 値幅 | 25銭 |
| 最大ポジション数 | 10 |
| 想定した注文範囲 | 約2.5円分 |
| デモ口座資金 | 300万円 |
当時は口座資金をすべて使い切る設計にはせず、想定していた価格帯から外れた場合にも余裕を残す考えで検証しました。
それでも、運用開始時に7円台だったトルコリラ/円が、2023年10月には5円台まで下落したことで含み損が大きくなりました。
約定した価格帯の記録はこちらです。

最大ポジション数と損切りあり・なしの考え方については、こちらの記事で別途詳しく整理しています。
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ループイフダンのトルコリラ円|最大ポジション数と損切りあり・なしの考え方【FX】
なぜトルコリラ円では利益確定を繰り返しにくかったのか
当時の検証結果が伸びなかった理由をまとめた画像も保存しています。


2023年当時の相場で私が特に気になったのは、価格そのものが低くなったトルコリラ/円に対して、25銭という値幅が相対的に大きかったことです。
例えば為替レートが5円台の場合、25銭の値動きはレートに対して数%規模になります。
リピート系FXでは、
新規注文
↓
価格が戻る
↓
利益確定
↓
再び新規注文
という動きを何度も繰り返すことが収益源の一つです。


ところが、一定方向へ下落しながら戻りが小さい相場では、ポジションは持っても利益確定の回数が増えにくくなります。
2023年3~10月のトルコリラ/円は、このリピート売買の長所を十分に引き出せなかったというのが、私の検証結果から得た印象です。
値幅を狭くすれば解決するとは限らない
では、トラリピや松井証券FX自動売買など、自分でより細かい値幅を設定できるサービスならどうでしょうか。
25銭より狭い間隔で注文を並べれば、値動きが小さい場面でも約定回数が増える可能性はあります。
ただし、注文間隔を狭くすれば、その分だけ相場が下落したときにポジションが増えるスピードも速くなります。
トルコリラ/円のように長期的な大幅下落を経験している通貨ペアでは、「約定回数を増やすために値幅を狭くする」ことが、そのままリスクの増加につながる可能性があります。
そのため、今回の結果を見て私は、ループイフダンだけの問題ではなく、トルコリラ/円をリピート売買すること自体を積極的には選ばないという判断になりました。
トルコリラ円そのものをおすすめしないわけではない
ここを混同しないことが重要です。
今回の結論は、「トルコリラ/円は投資対象としてダメ」というものではありません。
私自身、トルコリラ/円についてはリピート系FXとは別に、買いポジションを保有してスワップポイントを受け取る運用も実際に行ってきました。
リピート系FXとスワップ投資では、利益を狙う仕組みが違います。
| 運用方法 | 主な利益源 |
|---|---|
| リピート系FX | 値動きを利用した繰り返しの利益確定+スワップ |
| スワップ投資 | 買いポジションを保有してスワップポイントを受け取る |
トルコリラ/円について「リピート売買との相性はどうか?」と「スワップ目的で保有する価値はどうか?」は分けて考えるべきです。
トルコリラ円を続けたいならスワップ投資という別ルートもある
「リピート系FXではトルコリラ/円を使いたくない。でもトルコリラ/円自体には興味がある」という方は、スワップ投資として考える方法があります。
ここからは、当サイト内で次に確認してほしい記事を3つに分けます。
①まずトルコリラ/円を30万円で保有した場合の具体例を見たい方はこちら。
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FX 資金30万円 トルコリラ円 スワップ投資設定例 利回り期待値 強制ロスカットライン 2023年5月
②トルコリラ/円だけでなく、メキシコペソ/円など高金利通貨のスワップ投資を横断して比較したい方はこちら。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
③トルコリラ/円以外の高金利通貨も検討したい方は、ハンガリーフォリント/円の30万円資金例もあります。
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LIGHT FX ハンガリーフォリント円|+30円CPを年平均14.62円で試算・資金30万円【2023年10月・終了】
「リピート系FXでトルコリラ/円を使わない」という判断をしても、高金利通貨への投資そのものをやめる必要はありません。
自分が「値動きで繰り返し利益を狙いたいのか」「スワップポイントを受け取りながら保有したいのか」を先に決めると、選択肢を整理しやすくなります。
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リピート系FXを続けるなら別の通貨ペアを選ぶ
反対に、「トルコリラ/円にこだわりはない。リピート系FXを続けたい」という方なら、別の通貨ペアを選ぶ考え方があります。
リピート系FXでは、一定の値動きを何度も繰り返すことが利益確定の機会につながります。
そのため私は、単純にスワップポイントが高い通貨ペアを選ぶよりも、値動き・レンジ・スプレッド・含み損リスクまで含めて通貨ペアを選ぶ方が重要だと考えています。
リピート系FXそのものを比較したい方はこちらです。
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リピート系FX初心者向け比較|5サービスを始めやすさ・設定方法で選ぶ【FX】
まとめ|トルコリラ円はリピート売買とスワップ投資を分けて考える
2023年3月から約7カ月、300万円のループイフダンデモ口座でトルコリラ/円B25を検証した結果、確定利益は+34,050円、含み損は-576,830円でした。
この結果から、少なくとも当時の相場と設定では、私はトルコリラ/円とリピート系FXの組み合わせを高く評価できませんでした。
特に、価格水準に対して値幅が相対的に大きく、利益確定を何度も繰り返すリピート系FXの強みを生かしにくかった点が気になりました。
一方で、これはトルコリラ/円のスワップ投資そのものを否定する結論ではありません。
リピート売買では使わない。でもトルコリラ/円を保有してスワップポイントを受け取る運用は別に検討する。
私はこの2つを分けて考えています。
トルコリラ/円のスワップ投資を始める場合は、スワップ水準だけでなく、為替下落による含み損とロスカットリスクも確認してください。
私はトルコリラ/円のスワップ投資で「LIGHT FX」も実際に利用しています。
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※本記事の検証結果は2023年3月9日~10月9日のデモ口座による特定期間・特定設定の結果です。将来の損益を示すものではありません。FX・FX自動売買には為替変動、含み損、スワップポイントの変動、スプレッド、ロスカット等による損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



