当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
当サイトでは、定期的にスワップポイント投資&リピート系FX(主にループイフダン)の設定例を公開しています。
特に、30万円の資金での例に力を入れているところです。
FX初心者さんが始めやすい資金で、なおかつ現実的なラインだと思います(*10万円でも始められますがちょっと心細い)。
後日に、この通貨ペアの新しい設定例を公開している場合があります。
こちらの投稿で設定例をまとめているので、公開日から日数が経過している際は以下をご確認ください。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
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FX 資金30万円 ハンガリーフォリント円 スワップ投資例 利回り期待値など 2023年3月
今回は、2カ月前と比較すると、スワップポイントが大きく下がってしまっているトルコリラ円スワップ投資の30万円の資金での例です。
YouTubeで動画を先に公開しました。
トルコリラ円のスワップポイントは減額傾向にあるとはいえ、まだまだ魅力的です。
トルコリラ円スワップポイントの現状・注意点
今回の投稿をご覧いただく前の注意点、トルコリラ円スワップポイントの現状などです。
前回に、「スワップポイント50円版」ということで、以下の投稿を公開しました(*昨年の11月なので2カ月ほど前)。
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【スワップ50円版】FX トルコリラ円スワップ投資 100万円・50万円・30万円例 利回り期待値など
昨年の11月はトルコリラ円のスワップポイントは50円前後で推移していました。
が、トルコが政策金利の引き下げ、利下げを繰り返したこともあり、昨年の末に一気に減額となりました。
一時期24%ぐらいあった政策金利が、今は半分の12%なので、FX会社がスワップポイントを減額しても仕方ないとは思いますが・・・。
前回はみんなのFXやLIGHT FXで1万通貨あたりの買いスワップが50~55円程度でした。
が、直近は30~38円程度です。
なので今回は30円版、38円版で例を公開していきます。
いつも書きますが、10万通貨の買いポジション保有時に為替レートが1円上昇→10万円の含み益(利益)で、10万通貨の買いポジション保有時に為替レートが1円下落→10万円の含み損(損失)です。
買いポジションをたくさん保有するともらえるスワップポイントは増えますが、為替が下落した時の損失(含み損)が増える・膨らむということを知っておいてください。
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トルコリラ円が抱えるリスク「フラッシュクラッシュ」
少し前の2019年8月末ごろのトルコリラ円の日足チャートをまずご覧いただきます。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。
2019年8月26日の朝、18円台だったトルコリラ円は16円台まで急落しました。
「フラッシュクラッシュ」と呼ばれる瞬間的な急落劇で、2円ほど下落しました。
トルコリラ円は、米ドル円やユーロドルなどのメジャーな通貨ペアではなく、流動性が低いのでAIやヘッジファンドが狙い撃ちをすると、こういった急落のリスクがあります。
が、定期的に急落があるので、そこが「買い場」のチャンスになることが多い、とも言い換えることができます。
「買い指値注文」を活用したいところ。
トルコリラ円月足チャートで史上最安値を確認
次は史上最安値を確認するために月足チャートで、直近7年間ほどの値動きを確認してみましょう。
史上最安値は、2018年8月に発生したいわゆる「トルコリラ・ショック」時につけた15円台です。
最低限は、ここに到達しても耐えられるような資金管理はしたいです。
さらに、「ショック安」「フラッシュクラッシュ」等で一段安があっても大丈夫なように、為替レートが14円ぐらいまで下落しても強制ロスカットにならないようなポジションの持ち方をしたいですね。
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資金30万円トルコリラ円3万通貨の利回り期待値・30円版
まずは資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり30円が続いた場合の皮算用・利回り期待値です。
3万通貨を保有した場合。
以下、証拠金シミュレーションはLIGHT FXのものを利用しています。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、30円が1年間続いたと仮定して計算していきます。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は22,200円。レバレッジ約1.9倍スタートです。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
3万通貨の場合は30円×3万通貨×365日=3万2,850円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約10%強です。
強制ロスカットラインは、約8.85円ということで、史上最安値を更新しても耐えられますし、18.5円の時に始めたら半値になっても耐えられる計算です。
トルコリラ円のスワップ投資で年利10%は物足りなく感じるのは私だけでしょうか・・・。
資金30万円トルコリラ円4万通貨の利回り期待値・30円版
次に資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり30円が続いた場合で、4万通貨を保有した場合の皮算用・利回り期待値です。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、30円が1年間続いたと仮定して計算。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は29,600円。レバレッジ約2.5倍スタートです。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
4万通貨の場合は30円×4万通貨×365日=4万3,800円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約14%強です。
年利期待値が14%あれば、スワップポイント投資としてはまずまずでしょう。
ロスカットラインは11.45円付近と史上最安値を更新しても耐えることができます。
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資金30万円トルコリラ円5万通貨の利回り期待値・30円版
30円版の3つ目の例。
資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり30円が続いた場合で、5万通貨を保有した場合の皮算用・利回り期待値です。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、30円が1年間続いたと仮定して計算。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は37,000円。レバレッジ約3.1倍スタートです。
若干、レバレッジが高くなった印象ですね。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
5万通貨の場合は30円×5万通貨×365日=5万4,750円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約18%強です。数量をあげるほど高くなるので、当然ですね。
ロスカットラインは13円付近と史上最安値を更新しても耐えることができますが「フラッシュクラッシュ」が来た時が怖いですね。
資金30万円トルコリラ円3万通貨の利回り期待値・38円版
先ほど前は「もしもスワップポイントが1万通貨あたり30円まで下がってしまった場合」の皮算用でした。
ここからは、みんなのFXやLIGHT FXの直近のスワップポイントの38円が続いた場合で皮算用をしていきたいと思います。
では資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり38円が続いた場合の皮算用・利回り期待値です。
3万通貨を保有した場合。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、38円が1年間続いたと仮定して計算していきます。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は22,200円。レバレッジ約1.9倍スタートです。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
3万通貨の場合は38円×3万通貨×365日=4万1,610円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約13.8%強です。先ほどの買いスワップが30円の時の試算は約10%強でしたよね。
強制ロスカットラインは、約8.85円ということで、史上最安値を更新しても耐えられますし、18.5円の時に始めたら半値になっても耐えられる計算です。
けっこう保守的なやり方でも年利13.8%を超えてくるので、トルコリラ円のスワップ投資はまだまだ魅力的です。
資金30万円トルコリラ円4万通貨の利回り期待値・38円版
次に資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり38円が続いた場合で、4万通貨を保有した場合の皮算用・利回り期待値です。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、38円が1年間続いたと仮定して計算。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は29,600円。レバレッジ約2.5倍スタートです。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
4万通貨の場合は38円×4万通貨×365日=5万5,480円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約18.4%強です。先ほどの買いスワップが30円の時の試算は約14%強でしたよね。
年利期待値が18.4%もあれば、スワップポイント投資としては十分です。
ロスカットラインは11.45円付近と史上最安値を更新しても耐えることができます。
私なら、これぐらいのリスク&リターンがちょうどいいように感じます。
為替レートが15円ぐらいまで下がってきたら、入金して維持率を上げるなどで対応もできそうですしね。
資金30万円トルコリラ円5万通貨の利回り期待値・38円版
最後に資金30万円で、トルコリラ円の買いスワップが1万通貨あたり38円が続いた場合で、5万通貨を保有した場合の皮算用・利回り期待値です。
1万通貨あたりのトルコリラ円の買いスワップ、38円が1年間続いたと仮定して計算。
為替レートが18.5円の時に始めた場合の必要証拠金は37,000円。レバレッジ約3.1倍スタートです。
次に、得られるスワップポイントの皮算用。
5万通貨の場合は38円×5万通貨×365日=6万9,350円(の皮算用)となります。
これは年利でいうと、約23%強です。先ほどの買いスワップが30円の時の試算は約18%強でしたよね。
ロスカットラインは13円付近と史上最安値を更新しても耐えることができます。
リスクは承知のうえでリターンを狙いに行きたい方は、これぐらいのやり方でもアリかと思います。
次の項で当サイト限定特典のお知らせがあります。
トルコリラ円スワップ投資例・最後に
最後に。
・トルコリラ円は値動きがあるので為替差益も狙えるのが魅力
・スワップポイントはここ数年は安定していますが、5年後・10年後はわかりません
・スワップポイント投資では通貨ペアや目的ごとに口座を使い分けましょう
史上最安値は現時点でのものなので、更新しないとは限りません。
私も実際にやっている口座の使い分け。
口座を使い分ける理由は「巻き込まれロスカットを防ぐため」が一つ。
もう一つは、例えば1000万円などの大きな資金で一社のみで運用をしている場合、スワップポイントが激減した場合に大きな痛手ですが、300万円、300万円、400万円、などと口座を分けているとA社のスワップポイントが下がった時のリスクヘッジになります。
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FX スワップポイント投資は通貨ペアごとにFX会社・口座を分けた方が良い
実際に私も通貨ペアごとや目的ごとにFX口座の使い分けをしています。
そして、冒頭でもお伝えしましたが、トルコリラ円はスワップポイントの変動が激しい通貨ペアです。
5年後、10年後にスワップポイントがどうなっているのか?は想像もできませんし、今回の期待値通りにいくかどうかはわかりません。
次の項で当サイト限定特典のお知らせがあります。
みんなのFX&LIGHT FXタイアップキャンペーン
トルコリラ円・スワップポイントが30円&38円版の資金別の例と利回り期待値(スワップポイントは変動するのであくまでも皮算用)は以上です。
当サイトでは、毎週トルコリラ円を含む高金利通貨ペア3兄弟のスワップポイント比較調査を行っております。
調査結果はこちらです。
以下は直近のトルコリラ円のスワップポイントが高く、スプレッドも狭い2社とのタイアップキャンペーンのお知らせです。
当サイトで人気、私も100万円を預けて南アランド円投資&ズロチ円サヤ取り戦略をしていたLIGHT FXと当サイト限定タイアップキャンペーンを開催中です!
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