当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
ループイフダンを運用していると、「利益確定はしているのに含み損が増えている」「この含み損はどこまで放っておいていい?」と不安になることがあります。
結論から書くと、ループイフダンは仕組み上、含み損・評価損が発生しやすい自動売買です。
ただし、「含み損が出るのは普通だから、いくら増えても気にしなくていい」という意味ではありません。
| 気になること | 考え方 |
|---|---|
| 含み損が出るのは異常? | 仕組み上、発生しやすい |
| 含み損だけを見ればいい? | 確定損益・口座維持率なども確認 |
| 含み損が増えたら損切り? | 金額だけで機械的に決めない |
| 損切りなしなら大丈夫? | 含み損拡大・ロスカットの可能性あり |
| 確認したいもの | 想定変動幅・最大ポジション数・余裕資金 |
重要なのは含み損の「金額」だけではなく、なぜ含み損が増えたのか、その設定が最初に想定した値動きの範囲内なのかを見ることです。
私は2016年からループイフダンをリアルマネーで運用し、個人口座・法人口座、複数の資金規模で継続的に検証してきました。
その中では、利益が積み上がった時期だけでなく、2019年1月の急変時に強制ロスカットとなり、不足金が発生した経験もあります。
その経験も踏まえて、含み損が増えた時に私が何を確認するのかを解説します。
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ループイフダン タイアップの申し込み方法|アイネット証券の特典条件・注意点【FX】
ループイフダンの含み損・評価損益とは
ループイフダンの画面に表示される評価損益は、現在保有している未決済ポジションで発生している損益です。
評価損になっていれば一般的に「含み損」、評価益になっていれば「含み益」と呼びます。
まだポジションを決済していないため、含み損が表示されている時点では確定した損失ではありません。
ただし、確定していないから無視していいわけでもありません。
含み損が増えれば有効証拠金が減少し、口座維持率も低下します。その先には強制ロスカットがあります。
ですので私は、含み損額だけではなく、確定損益・口座資金・口座維持率・最大ポジション数などを合わせて確認します。
ループイフダンで含み損が増えやすい理由
ループイフダンでは、相場が利益方向へ動いたポジションは設定した値幅で利益確定されます。
一方、相場が損失方向へ動くと、設定に応じて新しいポジションを増やしていきます。
たとえばB(買い)のループイフダンなら、相場が下落するにつれて買いポジションが増え、以前の高い価格で持ったポジションには含み損が発生します。


そのため、利益方向へ動いたポジションは順番に確定される一方、損失方向のポジションは未決済の評価損として残りやすいという特徴があります。
「利益確定は何度もしているのに、口座を見たら含み損が大きい」という状態が起こるのは、このためです。
ただし、この仕組みを理由に「含み損はいくら増えても問題ない」と考えるのは危険です。
私のリアル運用では利益より含み損が大きくなったこともある
私がループイフダンのリアル運用を始めたのは2016年です。
第1期は個人口座に60万円を入れて運用を開始し、2017年6月末には約69万5,000円まで増えたところで一旦運用を終了しました。
その後、2017年5月から法人口座で50万円を元手に別の運用を開始しました。
この口座は途中で90万円台まで増えた時期もありました。
しかし、2019年1月の急激な相場変動では強制ロスカットとなり、不足金も発生しました。
ここで私が強く意識するようになったのが、「確定利益が積み上がっている=口座全体が安全」ではないということです。
ループイフダンでは利益確定を繰り返していても、その反対側では未決済ポジションの含み損が膨らんでいることがあります。
確定利益だけではなく、含み損・有効証拠金・口座維持率・最大ポジション数まで合わせて見る。
別のリアルマネー運用でも、同じことを実感しました。
2020年6月から2023年6月まで、約120万円から始めた口座で長期運用を行い、2023年6月時点では累計実現利益が約69.9万円まで積み上がっていました。
ところが同じ時点で、含み損は約110.9万円ありました。
確定利益だけを見ると「約70万円の利益が出ている」と見えますが、未決済ポジションにはそれを上回る含み損を抱えていたことになります。
ループイフダンでは利益確定が積み上がっていても、それだけで口座全体が安全とは判断できません。
私が経験したフラッシュクラッシュと、その後に変えたリスク管理についてはこちらの記事で詳しく書いています。
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ループイフダン・リピート系FXのフラッシュクラッシュ対策3選|大損を避ける備え
なお、デモ口座での検証でも、含み損の金額だけでは口座の危険度を判断できない例がありました。
| 米ドル円S25 | 米ドル円B100 | |
|---|---|---|
| スタート資金 | 300万円 | 300万円 |
| 実現損益 | +7万4,476円 | +144万4,578円 |
| 含み損 | -46万8,908円 | -31万7,537円 |
| 実効レバレッジ | 5.1倍台 | 2.51倍台 |
| 口座維持率 | 490%台 | 999%台 |
米ドル円S25では、約3か月で実現利益が約7.4万円出ていた一方、含み損は約46.9万円まで増え、実効レバレッジは5.1倍台、口座維持率は490%台でした。
一方、米ドル円B100では含み損が約31.8万円あったものの、実効レバレッジは2.51倍台、口座維持率は999%台でした。
同じように含み損を抱えていても、資金量や実効レバレッジ、口座維持率によって口座の余裕度は大きく違います。
含み損だけでなく、想定変動幅・資金管理などを含めたループイフダンの失敗原因はこちらの記事で整理しています。
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ループイフダンで失敗する原因は?大損・強制ロスカットの実体験と注意点【FX】
含み損はいくらまで大丈夫?金額だけでは判断しない
「含み損はいくらまでなら耐えていい?」という疑問に、10万円、30万円、100万円といった万人共通の答えはありません。
元手100万円で含み損50万円なのか、元手1,000万円で含み損50万円なのかでも意味は大きく違います。
さらに、保有数量、最大ポジション数、これから増える可能性のあるポジション、ロスカットまでの距離によっても状況は変わります。
私は含み損の金額だけではなく、少なくとも次の項目を確認します。
含み損が増えた時に確認したいこと
・現在の口座維持率
・最大ポジション数のうち何個まで保有しているか
・この先さらに何ポジション増える可能性があるか
・最初に設定した想定変動幅の範囲内か
・想定範囲を超えた場合に使える余裕資金があるか
・複数通貨ペアで同じ方向へリスクが集中していないか
最大ポジション数の考え方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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ループイフダンの最大ポジション数とは?決め方・到達時の動きを解説【FX】
含み損が大きくなった時には「いつか戻るか」だけでなく、戻るまで口座が耐えられる設計なのかを見る必要があります。
ループイフダンのロスカット条件・口座維持率・ロスカットまでの考え方はこちらです。
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ループイフダンのロスカットは何%?条件・計算方法と回避策を解説【FX】
含み損が増えた時の停止・損切り・追加入金の考え方
含み損が増えたからといって、必ずループイフダンを停止したり、すぐ損切りしたりする必要があるとは考えていません。
当初から想定していた値動きの範囲内で、口座資金にも余裕があるのであれば、そのまま運用を続ける判断もあります。
一方、「これ以上ポジションを増やしたくない」「最初に想定していた相場環境ではなくなった」と判断するのであれば、稼働中のループイフダンを停止することも選択肢です。
停止しても既存ポジションは自動的に全部決済されません。
つまり、新しいポジションを増やすことを止める判断と、現在の含み損ポジションを決済する判断は分けて考えることができます。
私自身も、後年のループイフダン運用で口座維持率が低下した際に、一部の売買システムを停止して新規ポジションが増えるのを抑えたことがあります。
停止した場合にポジションや注文がどうなるのかはこちらの記事で詳しく解説しています。
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ループイフダンを停止するとどうなる?ポジション・停止後・再注文を解説【FX】
損切りについても、単純に「含み損○万円になったら損切り」とは決めていません。
損切りすれば、そのポジションの含み損がそれ以上拡大することはなくなりますが、評価損だったものが確定損失になります。
私は、当初の想定変動幅を外れたのか、ロスカットまで十分な余裕があるのか、その設定を今後も続けたいのかを確認します。
ループイフダンの損切り「あり」「なし」の違いはこちらの記事で整理しています。
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ループイフダンの損切りあり・なしはどっち?違いと注意点【FX】
また、含み損が増えて口座維持率が下がると、「とりあえず追加入金すればいい」と考えやすくなります。
確かに入金すれば有効証拠金が増え、強制ロスカットまでの距離を広げる効果はあります。
ただし、追加入金をしても、現在のポジションの建値や運用中の設定そのものが良くなるわけではありません。
当初想定していた値動きを大きく外れているのに、設定を見直さず追加入金だけを繰り返すと、投入資金だけが増えていく可能性もあります。
私は強制ロスカット・不足金を経験した後、「危なくなったら追加資金を入れればいい」ことを前提にした運用を以前より避けるようになりました。
まず、現在の設定自体に無理がなかったのかを確認したうえで、追加入金するかを考えたいです。
次の設定では含み損が増えるスピードも考える
一度含み損が大きくなった経験は、次の設定を作る時の重要な材料になります。
同じ相場変動でも、設定値幅が狭い、1ポジションあたりの数量が多い、最大ポジション数が多い設定ほど、ポジションが積み上がった時の損益変動は大きくなりやすいです。
私は現在、通貨ペア → B・S → 設定値幅 → 想定変動幅 → 最大ポジション数 → 取引数量・必要資金という順番を重視しています。
「いくら利益を狙えるか」から数量を増やすより、「逆方向へ動いた時にどの程度の含み損が発生し得る設定なのか」もセットで考えたいところです。
次の設定を検討する際は、「アイネット証券」の公式ホームページで、現在の「ループイフダン」の取引条件や設定の選択肢も確認しておきましょう。
次の自動売買を細かく設計したいなら松井証券FX自動売買も候補
現在ループイフダンで抱えている含み損は、別のFX口座を作ったからといって消えるものではありません。
ですので、「含み損があるから松井証券へ移れば解決する」という話ではありません。
一方、今回の含み損をきっかけに、次の自動売買の設定方法そのものを見直したいのであれば、別タイプのリピート系FXを比較する意味はあります。
松井証券FX自動売買は全通貨ペアを1通貨から取引でき、注文を仕掛けるレンジの上限・下限や注文値幅を自分で設定できます。
さらに任意で運用停止ラインを設定でき、設定した損切り価格に到達した場合は、その自動売買グループの注文を取り消し、建玉を一括決済して運用を停止する仕組みがあります。
そのため、「次は1ポジションの数量をもっと細かく抑えたい」「この価格帯だけで新規注文を出したい」「終了する価格も先に決めておきたい」という方には比較候補になります。
松井証券FX自動売買の仕組みや設定方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
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松井証券FX自動売買とは?1通貨から始められるリピート系FXの仕組み・特徴を解説
ループイフダンの含み損まとめ
ループイフダンは、利益方向へ動いたポジションを順次決済し、損失方向ではポジションが増えることがあるため、含み損・評価損が発生しやすい仕組みです。
ただし、「含み損は普通だから放置すればいい」と考えるのは違います。
確認したいのは含み損の金額だけではなく、確定損益・口座維持率・最大ポジション数・想定変動幅・余裕資金・ロスカットまでの距離です。
私自身、2016年からループイフダンをリアル運用し、50万円から始めた法人口座が途中90万円台まで増えた後、2019年1月には強制ロスカット・不足金を経験しました。
さらに別のリアル運用では、累計実現利益が約69.9万円まで積み上がった一方、含み損が約110.9万円になった時期もあります。
だからこそ、「利益が出ているから大丈夫」「含み損はいずれ戻るから大丈夫」のどちらかだけで判断しないようにしています。
当初の想定範囲内で資金にも余裕があるなら保有を続ける判断もあります。一方、想定を外れた、これ以上ポジションを増やしたくない、口座の余裕が小さくなったのであれば、停止・損切り・設定見直しを検討します。
そして次の設定では、対応できない相場でも口座がすぐ壊れにくい設定を最初から作ることを重視しています。
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FXタイアップキャンペーン比較|当サイト限定特典の最新一覧
※FXは相場変動などにより損失が発生し、預け入れた資金を上回る損失が生じる可能性があります。含み損が解消する保証はなく、相場急変時にはロスカット等により損失が確定する場合があります。



