当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
当サイトでは色々なコンテンツを公開してきました。
リピート系FXの他、スワップポイント投資など。
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リピート系FX比較
数年前に公開し、今でもよく読まれているのがこちらの投稿です。
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ソーシャルトレード 詐欺というリスク
あれから数年、「FXで儲かる」と見せかけて、騙す(実は詐欺)手口はSNSを通じて進化しているようです。
ちなみに、「ミラートレード」「コピートレード」「ソーシャルトレード」は呼び方が違うだけで同じ意味です。
SNS上に増殖する「偽トレーダーの手口」を暴く
私が今回の件を知ったのは、週刊SPA(スパ)2020年2月4日号の122P~123Pに掲載されている「マネー特捜本部」の「SNS上に増殖する偽トレーダーの手口を暴く!」でした。
この記事を読んですぐに、YouTubeに動画を公開しました。
以下は動画のサムネイルです。クリックするとYouTube動画が開きます。
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どんな手口なの?
先ほどの週刊SPA!の記事のよると、海外FX業者では、「リアル口座であっても、成績を改ざんすることは容易」だとのことです。
某人気YouTuberさんのもとに「FXの取引履歴が自由に作れるので、それを使って某海外業者を宣伝してくれないか?」と依頼が来たとのこと。
そういった依頼がくるということは、すでにそういったこと(FX取引履歴の改ざん)をしている人物がいてもおかしくないということ。
その改ざんした取引履歴を用いて、TwitterやYouTubeなどのSNS上で「○億円稼いだトレーダー」と名乗り、面白おかしいツイートや動画を発信して人気者になる、ということですね。
*追記 登録者数10万人以上の投資系YouTuberがトラブルか。
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一撃一億円の投資系(FX・米国株)YouTuber 金銭トラブルで訴訟に発展か
目的はもちろん人気者になることでは終わらなくて、人気を利用してお金を稼ぐことです。
海外FX業者をおすすめして、その報酬として「Pipsバック(ピップスバック)」と呼ばれるアフィリエイト報酬の一種を受け取ることが目的。
「Pipsバック(ピップスバック)」は海外FX会社にしかない報酬形態で、自分が紹介した投資家が取引をたくさんすれば、それに応じて報酬もアップします。
「LINE@(ラインアット)」などのクローズド環境(誰もが見られるわけではない環境)に誘導して、そこから海外FX業者に誘導するケースもあるようです。
ちなみに、海外FX業者への勧誘(をして報酬を受け取る行為)は、関東財務局のホームページを見てみると以下のように書いています。
*関東財務局のホームページより引用
なんだかはっきりしない書き方な気がしますが、海外業者への勧誘・紹介で得た報酬を受け取る行為は、いつ逮捕されてもおかしくないレベルのグレーゾーンでしょう(*現時点では逮捕者が出たという話を聞いたことがないため)。
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次の段階はコピートレードをエサに勧誘
成績を改ざんした自称億トレーダーたちが、「Pipsバック(ピップスバック)」を受け取るために海外FX業者の口座開設を煽るだけではなく、さらにその先もあるようです。
それは「コピートレード」への勧誘です。
「コピートレード」は「ソーシャルトレード」と同義で、リアルトレーダーの取引をコピーできるサービスです。
同じポイントで売買・決済ができるということで、日本でも数社がサービスを始めています。
自称「○○億円稼いだ」トレーダーと同じタイミングで売買できるのなら、飛びついてしまう気持ちもわかります。
ですが、その「○○億円稼いだ」成績が捏造、改ざんされたものだったら・・・。
人をだましているので「詐欺」と言ってもいいのではないでしょうか。
海外FX会社の口座開設&コピートレードの両方を勧誘する理由。
それは、ただ単に口座を開設してもらうよりも、「コピートレード(と言いながら煽った本人は取引しない)」の方が、取引高があがるので「Pipsバック(ピップスバック)」の報酬受け取り金額がアップするからでしょう。
口座を作ってもらうだけだと、中には取引しない人もいるので報酬の受け取りが発生しないこともあり得ますもんね。
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海外FX会社を使うリスクについても知っておこう
せっかくなので、海外FX会社を使うリスクについても知っておきましょう。
確かに海外業者には「ハイレバレッジ」「ゼロカット」などの魅力的な面もあります。
が、今回の事案のように「取引履歴を改ざん」に手を貸すような会社もあるということですよ。
日本で認可を取っていないだけではなく、「世界のどこの国でも認可を取っていない海外FX会社」や「6カ月以内に出金する場合に30%もの手数料を取られる」海外FX会社もあるようです。
カオスすぎますよね。
さて・・・さらに、信頼度の低い海外FX会社を利用するリスクとして有名なのが「出金」に関するトラブルです。
せっかく儲けたお金が出金できなかったら、意味がありません。
実際に「儲かったのに出金できない」トラブルは、海外FX、海外バイナリーオプションを利用した人の被害報告として、何度もニュースで報道されています。
私の記憶での最大金額は6000万円が出金できなかったというトラブルです。
また、日本のFX会社の場合、万が一破綻・倒産した場合も「全額信託保全」という制度が義務付けられているので、私の預けたお金は戻ってくる仕組みが整備されています。
海外FX会社でも「一部信託保全」制度を導入しているところもあるようですが、いざという時に機能するのかどうか?は私は信用できません。
また、海外FX会社は税制面でも不利です。
冒頭にリンクを貼ったYouTube動画でもお話しましたが、何億円も稼いだFXトレーダーが海外FX会社を使い続けることに非常に違和感を覚えます。
元手が少ない時は確かに数百倍のレバレッジは魅力的に感じる方はいるかと思います。
が、TwitterやYouTubeで成績を公開している自称「億トレーダー」の場合はどうでしょうか。
数億円の資産になっているのであれば、会社を興して法人口座でやれば、日本国内のFX会社でも80倍程度(*通貨ペアによる。変動制)のレバレッジで取引ができますからね。
「ゼロカットが魅力」という意見は絶えずあるようですが、何億円にも資産が膨らんだのに、「ゼロカット」を必要とするイチかバチかみたいなトレードを続けるトレーダーは少ないでしょう。
しかも、その何億円を先ほど挙げたようなリスクのある海外FX会社に預けてやり続けるという・・・。
以下は、YouTubeで公開した雑誌・新聞・テレビで「億トレーダー」と紹介されても、それは証明にならない理由をお話しました動画です。
何億円も稼いだトレーダーが、ある日を境に無名の海外FX会社を勧めてきたら、かなり怪しいですよね。
FX歴13年以上の私ですが、海外FX業者を利用したこと、利用したいと思ったことは一度もありません。
誰かに対しても海外FX業者をすすめたことも一度もないですね。
信頼度の点で、やっぱり日本のFX会社を私は利用したいです。
30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。
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日本国内のFX会社・選ぶだけのFX比較他はこちら。
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FX会社比較
日本国内のFX会社でもコピートレードは可能
ということで、海外FX会社なら取引履歴を改ざんすることは容易で、それを利用している輩もいるので要注意ということをお伝えしました。
コピートレード・ソーシャルトレードが利用できる国内FX会社はみんなのFXの「みんなのシストレ」のみになりました。興味がある方はこちらをご覧ください。
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