当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
コ○ナ・ショック以降、変わらない人気の「リピート系FX」。
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リピート系FXとは?
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リピート系FX比較
トルコリラ円、メキシコペソ円や南アフリカランド円などのスワップポイントの減額が進んでいるのでスワップ投資の魅力が落ち、その一方で中長期投資としての「リピート系FX」の魅力がさらに増してきています。
その「リピート系FX」で「フラッシュクラッシュ」での大損を避けるための対策とは?
フラッシュクラッシュとは?
まずは「フラッシュクラッシュ」の意味から。
株価や為替などが瞬間的に大きく下落・急落する現象。
為替の場合は3円~5円ぐらいが数分程度で下落することもある。
直近では2019年の1月3日に対円通貨ペアの多くで、2020年の3月には豪ドル円で2回も発生しています。
2020年3月時の様子は以下です。
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2020年3月9日 米ドル円 フラッシュクラッシュ チャート 楽天FX SBI FXトレード不具合
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2020年3月19日 豪ドル円 セリングクライマックス フラッシュクラッシュ 口先介入チャート
筆者はフラッシュクラッシュでの大損経験あり
私にとっても他人事ではなく、2019年1月のフラッシュクラッシュで、1100万円を超える損失を出してしまいました。
その時の体験談・対応策はこちらのレポートで書きました。
同じような目に遭ってほしくないという気持ちからこのレポート、そしてこの投稿を書いています。
そのフラッシュクラッシュの対応策・その1
フラッシュクラッシュへの対応策・備えその1。
ループイフダンやトラリピなどのリピート系FXでは、想定レンジ・想定変動幅を予想します。
それをとにかく広く取るというのが対策です。
例えば、米ドル円なら、75円まで下落しても大丈夫な設定にする。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。表示しているテクニカル指標はこちらをMT4に再現しています。
米ドル円が75円まで下落しても耐えられる設定にしていたなら、90円から85円まで5円下落するフラッシュクラッシュに耐えられます。
が、想定変動幅(想定レンジ)を広く取るには大きな資金が必要となりますし、資金効率が悪くなりがちです。
対応策としては確かに有効なのですが、個人的にはあまりやりたくないです。
そのフラッシュクラッシュの対応策・その2
対応策・備えその2。
先ほどのフラッシュクラッシュとは?の項で、対円通貨ペアで発生することが多いと書きました。
ということは、対円通貨ペア以外の通貨ペアを選択するというのも対応策・備えになります。
対円通貨ペア以外と言うと、具体的にはユーロドル米ドルカナダドルやドルスイスフラン、豪ドル米ドル、NZドル米ドル、豪ドル米ドルなどです。
冒頭にリピート系FX比較のURLを貼りましたが、通貨ペア数が多いサービス・会社を利用したほうが対円通貨ペア以外の通貨ペアが充実しているので有利です。
その中でも選ぶだけのリピート系のループイフダンが、初心者さんにとって始めるハードルは低いかと思います。
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ループイフダンとは?
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選ぶだけのリピート系FXとは?
ただ、「対円通貨ペア以外を選べばそれで大丈夫」とは言い切れません。
2015年に発生した「スイスフランショック」では、スイスフランが絡む通貨ペアで大変動が発生したので、スイスフラン円、ドルスイスフラン、豪ドルスイスフラン、ユーロスイスフランなどでは急落や急騰が起きました
こういったことがまた発生する可能性はありますし、それが豪ドル米ドルなどでも起きる可能性は0ではないです。
そのフラッシュクラッシュの対応策・その3
対応策・備えその3。
対円通貨ペアと、それ以外の通貨ペアを組み合わせる。
日本人投資家にとって最もなじみ深いのが日本円です。
なので、日本円が絡んだ通貨ペアを選びがちです。
さらに複数を組み合わせる際も、米ドル円の買い、豪ドル円の買い、カナダドル円の買い、という対円通貨ペアの円売りポジションで通貨ペア分散をしてしまう傾向にあります。
他人事のように書いていますが、私もそうでした。
それで2019年1月3日のフラッシュクラッシュが直撃して大損に繋がりました。
当サイト限定タイアップ特典の以下の両方のレポートでも書きましたが、それを気に対円通貨ペア一極集中はやめました。
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アイネット証券 タイアップ
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トラリピ(マネースクエア) タイアップ
で、対応策・備えに戻りますが、例えばですが、豪ドル円の買い、ドルスイスフランの買い、ユーロ円の売りなど、為替が一方向に大きく(特に円高進行)動いても、耐えられるような通貨ペア分散をした内容にするのです。
上の3通貨ペアの例だと、円高に大きく動いた時に影響を受ける(含み損が広がる)のは豪ドル円の買いだけですよね。
また、もしも米ドル安に大きく動いても、大きな影響を受けるのドルスイスフランの買いのみです。
リピート系FXでのフラッシュクラッシュへの備えとして私が行っているのは、このやり方です。
通貨ペアの分散は有効ですが、とは言え30万円など、少額資金でそれをするのはなかなかハードルが高いというのが難点です。
どんな設定にするか?にもよりますが、1通貨ペアにつき30万円ぐらいの最低資金が必要だから、それを3つとなると90万円の資金が必要となってくるので。
トラリピ、ループイフダンの通貨ペア選びについては以下のレポートで書きました。
公式ブログにて、ループイフダンの色々な通貨ペアでの設定例を公開しています。
以下のボタンから飛べます。
ということで、リピート系FXでフラッシュクラッシュでの大損を避けるには?対応策・備え3選については以上です。
30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。
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