メキシコペソ円 リピート系FXで大損 比較するとスワップ投資の方がいい？

当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。

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トルコリラ円のスワップポイントが大きく減額、そして為替レートも大きく下落しています。

今の日本人投資家にとって、最も魅力的で人気なのはおそらくメキシコペソ円でしょう。

そして、ループイフダンなどのリピート系FXはこの混乱相場でも変わらず人気は落ちていません。

じゃあ、その人気の二つ「メキシコペソ円」と「リピート系FX」を組み合わせると最強なのでは？

そう思った時期も私にはありました・・・。

コロナショックでもリピート系FXが活躍した理由

新型コロナウイルスの感染拡大以降の急激な相場変動、いわゆる「コロナショック」の最中でも、ループイフダンなどのリピート系FXは利益を積み上げた方も多かったようです。

「この混乱相場で過去最高益を更新した」というTwitterでのツイートも見ました。

以下は2020年4月の私のループイフダンの約定履歴の一部です。

私も、直近は過去最高とまでは言いませんが、かなり絶好調でした。

豪ドル円、カナダドル円、ドルスイスで運用しているループイフダン口座に関しては。

ループイフダンの成績はこちらで不定期に公開しています。

さて・・・この混乱相場で、利益を出した方と、損失を出した方の明暗を分けた理由は、「通貨ペア」「値幅」「想定変動幅」などの設定です。

「○○円～○○円の為替レートで取引をする」「○○円になってしまったら強制ロスカット」という設定が、ショック安に対応できるようにリスクコントロールができていた人は利益につながり、その想定がはずれてしまった方は損失に繋がってしまったのです。

私はループイフダンに関しては苦い失敗経験があるので、比較的保守的というかショック安に耐えられる設定にしていたので助かりました。

筆者はメキシコペソ円トラリピで大損

先ほど、ループイフダン口座では順調に利益を積み上げたことをお伝えしましたが、トラリピ口座では大きな損失を出してしまいました。

証拠金200万円に対し、約70万円の損切りをしました。

選んだ通貨ペアは「メキシコペソ円」。

そう、冒頭で書きました最強の組み合わせに感じる「メキシコペソ円」＋「リピート系FX」で失敗しました。

本日、損切り報告記事を公式ブログで公開済みです。

メキシコペソ円リピート系FXで失敗した理由

では、どうして魅力的な「メキシコペソ円」＋「リピート系FX」で失敗をしてしまったのか。

まずは日足チャートをご覧いただきます。

チャート画像はメタトレーダー4のものです。表示しているテクニカル指標はこちらをMT4に再現しています。

以前は5円から6円の間で2年間ほど推移していたメキシコペソ円。

ところが、新型コロナウイルスが世界中に広がって以降、トレンドが急変し、4円台前半まで下落しました。

私のトラリピ設定は、5.2円～5.8円という「0.6円値幅に買い注文を並べる」というものでした。

狭い間隔ですよね。どうして狭い間隔で注文を並べたか。

狭い間隔に買い注文を並べるというやり方でないと、5円～6円の間で小動きだったメキシコペソ円では新規注文→決済注文のリピートが発生しづらいから。

ここを例えば、4円～6円とかに広いレンジを指定して注文を並べても、新規注文→決済注文が少なくなり(週に一度とかだと)、資金効率が悪くなり、魅力的ではないからです。

ところが、私が想定していたレンジの外にメキシコペソ円は下落し、含み損は膨れ上がり、新規注文→決済注文が止まった状態が2カ月以上も続いたので損切りをしたのです。

みんなのリピート注文メキシコペソ円も不調

私の体験談だけではなく、他リピート系FXサービスも見てみましょう。

メキシコペソ円が好成績で人気が急上昇していたみんなのFX・みんなのシストレの「みんなのリピート注文」。

今日見てみると直近の相場の混乱で、その成績はかなり悪化していました。

みんなのリピート注文・メキシコペソ円の売買ロジック・ルールは以下のようになっています。

みんなのリピート注文はレンジを指定するものではなく、5銭ごとに新規注文が出て、6銭で決済注文を出すというものです。

5銭ごとに新規注文が出るということは、1円下がると20個のポジションを持つということです。

十分な資金を入れていた方は大丈夫だったと思いますが、少ない資金でやっていた方は強制ロスカットになってしまったのではないでしょうか。

メキシコペソ円とリピート系FXの相性が悪いとは言い切れない

私は「メキシコペソ円」＋「リピート系FX」の組み合わせで失敗した一人ですが、この二つの相性が悪いとは言い切れません。

それは、スタートした時期が悪かったから。

始めた時は新型コロナウイルスの感染拡大により、ここまでメキシコペソ円などの新興国通貨が売られるとは想像もできなかったので。

そこまで想像するのがリスクコントロールなのですが・・・。

始めた時期に問題があったのなら、かなり下がり切った今からだと始めやすいように感じます。

が・・・素直にセントラル短資FXでスワップ投資をした方がいい気もします。

メキシコペソ円はスワップ投資がいいのか？リピート系FXがいいのか？はこれから先のメキシコペソ円の値動き次第ですし、設定次第なので「こっちがいい」とは判断しづらいです。

ただ、今思えばリピート系FXでメキシコペソ円はする必要はなかったのかなと思っています。

当サイトではメキシコペソ円スワップポイントを調査し、こちらで公開しています。

30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。

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ということで、「メキシコペソ円」と「リピート系FX」運用の体験談・失敗談は以上です。

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