当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
先日のこちらの投稿に続く、「トライオートFX」に続く情報です。
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ループイフダン トライオートFX ユーロ英ポンド 取引コスト比較
私は現在、リピート系FXでは、ループイフダンで450万円、トラリピで150万円の資金で運用をしています。
・スノーキー(小手川征也)のFX中長期投資(不労所得)運用状況(合計1000万円)
「トライオートFX」に関しては、過去に1年間ほど利用していました。やめた理由は以下の投稿で書きました。
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トライオートFXの運用と検証をやめた理由
その「トライオートFX」の「自動売買セレクト」に「ハーフ」という自動売買プログラムが追加されました。
今回は、その問題点の指摘を行っていきたいと思います。
YouTube上で先に動画を公開済みです。
「トライオートFX」の「ハーフ」とは?
「トライオートFX」の「ハーフ」とは、「自動売買セレクト」に2019年11月29日に追加された自動売買プログラムの名称です。
想定レンジ・想定変動幅の中心値より上半分では「売り(ショート)」下半分では「買い(ロング)」を取引するように設定されています。
同様のことはトラリピを利用すれば可能です。
私も実際にトラリピで「ハーフ&ハーフ」の機能を活用しています。
メリットについては過去の投稿で書きました。
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トラリピ ハーフ&ハーフとは?両建てとどっちがいい
私も含め、FXブロガー界隈では活用している方も多いので目新しい機能ではないです。
つまり、トライオートFX・自動売買セレクトの「ハーフ」はトラリピの「ハーフ&ハーフ」の二番煎じとも言えるでしょう。
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トラリピの「ハーフ&ハーフ」と比較したメリットは?
トライオートFXの「ハーフ」の、本家トラリピの「ハーフ&ハーフ」と比較したメリットを探してみました。
それは「選ぶだけ」で「ハーフ&ハーフ」と同様の機能が始められること。
本家トラリピの「ハーフ&ハーフ」には専用のボタンとかはなく、「売り(ショート)」「買い(ロング)」をそれぞれ発注する必要があります。
つまり「簡単にハーフ&ハーフ的なことができますよ」という点がウリなのです。
インヴァスト証券という会社は「選ぶだけでラクチン」の機能が大好きな会社です。
「シストレ24フルオート」しかり、「トライオートETF」しかり。
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シストレ24 フルオート 大損 儲からない?
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SNSで大損報告多数!トライオートETF 自動売買セレクトの問題点を検証
その「選ぶだけでラクチン」が顧客の利益に繋がっているかどうかはともかく・・・。
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1位のユーロ/豪ドルの収益率は90%越え!?
私は「トライオートFX」の口座を持っているので、ログインして、その成績を確認してみました。
あとでインヴァスト証券から難癖をつけられたら嫌なので、キャプチャ画像を貼るのは控えておきますが、1位の「ハーフ_ユーロ/豪ドル」の成績(期間収益率)は、この投稿公開時点で92.21%という好成績でした。
2位の「ハーフ_カナダドル円」も88.63%(期間収益率)という好成績です。
FXやシステムトレードに詳しくない方がこの数値を見ると「好成績なので始めたい」と思いますよね。
ところが・・・。
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好成績は「バックテスト」の結果?
先ほど、この「ハーフ」の売買プログラムが追加された日を2019年11月29日と書きました。
そして、この投稿を公開している日が2019年12月5日です。
たった一週間しか経っていません。
先ほどの期間収益率が92%や88%の売買プログラムのページをよく見ると、2018年1月から、2019年12月までの成績を載せた右肩上がりのチャートでした。
自動売買プログラム(ハーフ)が公開されてから1週間ほどなのに、どうして書いてある成績は約2年間のものなのか?
1週間しか実績がないはずなのに、なぜ2年間の成績がわかるのか?
私は疑問に思ったので、さらに詳しく見てみました。
小さな文字で「※総合損益、最大ドローダウン等はシミュレーションの結果であり、将来の利益を保証するものではありません。」と書いてあります。
どういうことかといいますと、「もしもこの期間に、このハーフ_ユーロ/豪ドルで運用をしていたら、この成績でした」という理論上のシミュレーションの結果をデカデカと書いてあるのです。
ちなみにインヴァスト証券は自社でPPC広告を出しているのですが、そのランディングページでも、シミュレーションの結果をデカデカと書いて、小さく「シミュレーションの結果であり・・・」と書いてあるのを何度も見かけました。
FXの初心者さんがシミュレーションの結果なのかどうか?を見極めるのは非常に困難で、金商法的にもインヴァスト証券のコンプライアンス的にも小さな文字で注意書きさえ書いてあればOKなのでしょうか。
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シミュレーションの結果なら思うままに操作が可能?
自動売買プログラムの成績は、本来はフォワードテスト(そのプログラムが公開されてからの成績)の結果でないと信頼度は低いです。
つまり、「もしもこの期間にこのプログラムを稼働していたら・・・」のたらればの成績は当てにならないということです。
複数の人数で行うスポーツ全体に例えると、「あの場面で○○選手を投入していたら」、野球に例えると「あの場面でストレートを投げていたら」、サッカーに例えると「あのPKの時にキーパーが右側に飛んでいたら」のたらればを論じて、それを次回に行動しても大きな意味はないですよね。
だって、次回に来た場面はあくまでも「似たような場面」なので。
FX(為替)も日々似たような値動きをしていますが、将来の値動きはわかりません。
それにしても、今回のこのトライオートFXの成績で表示されている期間はどうして約2年間なのでしょうか。
インヴァスト証券が最も好成績に見せることが出来るのがこの期間で、この想定変動幅で、この値幅だったのでは?と疑いたくなります。
少し前の実例で言うと、トライオートFXの自動売買セレクト「コアレンジャー」の「ユーロ/英ポンド」という自動売買プログラムがあるのですが、某インフルエンサーさんが「これは優秀なプログラムだ」と選んで、2カ月も経たないうちに強制ロスカットになっていました。
私が過去にこの投稿を公開した時にも、「トライオートFX」の「コアレンジャー_ユーロ英ポンド」は危なっかしいと指摘していました。
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トライオートFX コアレンジャー ユーロ英ポンドは取引コストが割高なのでおすすめしない
インヴァスト証券が、意図的にカーブフィッティング(曲線あてはめ)と呼ばれる行為をやっているのかどうか?はわかりませんが、一定期間で大きく利益が出るように作った売買ロジックは将来のリスクは増すと思いますよ。
30万円ほどの資金から始められるハンガリーフォリント円、チェココルナ円、メキシコペソ円スワップ投資などはこちらのやり方の例一覧からどうぞ。
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FXスワップポイント投資 やり方の例 まとめ
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FX 資金30万円 ハンガリーフォリント円 スワップ投資例 利回り期待値など 2023年3月
*追記 最新の設定例はこちらの公式ブログのループイフダン設定例まとめ・こちらのオレンジ色のボタンから飛べます。
アイネット証券タイアップ
今回は長くなりましたので、続編は後日にでも、トラリピの「ハーフ&ハーフ」との比較をしたものを公開したいと思います。
*追記 この続編の両社の取引コストを比較したものはこちら。
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トライオートFX自動売買セレクトのハーフとトラリピのハーフ&ハーフの取引コスト比較
リピート系FX提供各社のスペック比較はこちら。
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リピート系FX比較
「トライオートFX ハーフ評判 ユーロ/豪ドルなどの好成績はバックテストの結果」でした。
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