当サイト室長のスノーキー(小手川征也)です。
リピート系FXの二つのサービスを比較するシリーズ。
今回は、インヴァスト証券の提供する「トライオートFX」の「コアレンジャー 豪ドル/NZドル」をアイネット証券の「ループイフダン」と比較して、取引コストがお得なのはどちらか?やループイフダンの場合の設定例などを公開したいと思います。
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ループイフダンとは?
元ネタはYouTubeで動画を公開済みです。
記事後半で、ループイフダンBSの設定例と検証作業1か月目の成績のリンクも掲載しています。
トライオートFX(コアレンジャー)の豪ドル/NZドルのスプレッドは広い
インヴァスト証券「トライオートFX」の豪ドル/NZドルのスプレッドが広いことは過去の投稿で書きました。
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トライオートFX コアレンジャー 豪ドル/NZドルは取引コストが割高すぎる
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コアレンジャー 豪ドル/NZドル スプレッド比較すればインヴァスト証券が儲かる仕組み
豪ドル/NZドルのスプレッドは5.8pips原則固定+1万通貨未満の取引時は4pipsの手数料が発生します。
合計、9.8pipsの取引コストです。
今回の比較対象のアイネット証券「ループイフダン」の豪ドル/NZドルのスプレッドは6pipsで手数料は無料です。
後日にサービスが開始したこちらの豪ドル/NZドルスプレッドは2.5pipsです→松井証券FX
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松井証券 自動売買(リピート系FX) とは?1通貨~・スプレッドが狭い・スワップポイントが高額
9.8pips(コアレンジャー) VS 6pips(ループイフダン)ということは押さえておいてください。
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コアレンジャーの(ループイフダンと比較した)メリット・デメリット
「コアレンジャー(トライオートFX)」のループイフダンと比較したメリットはこちらです。
- 設定されたものを「選ぶだけ」
デメリットはこちらです。
- 設定をカスタマイズできない
(トライオートFXで手動でならできる) - 値幅が20&70と決まっている
- 両建てをする(スプレッド&手数料の二重支払い)
- とにかく取引コストが割高
- レンジを抜けた時の対処は「証拠金を積み増す」など
最後の「レンジを抜けた時の対処は「証拠金を積み増す」など」を補足しますと、コアレンジャーは「レンジを抜けない前提」になっているということです。
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ループイフダンの(コアレンジャーと比較した)メリット・デメリット
「ループイフダン」でコアレンジャーと似たようなことをする場合に比較したメリットはこちらです。
- 取引コストが割安
(1,000~9,000通貨取引なら30%以上割安) - 狙う値幅は20・40・80・100pipsから選択可能
- 両建てをする・しないは任意
デメリットはこちらです。
- コアレンジャーの設定そのものを真似はできない
- レンジ指定ができない
- 定期的なメンテナンスが必要
(追尾機能があり、レンジ指定ができないため)
最後の「定期的なメンテナンスが必要」を補足しますと、稼働をスタート&停止、買いと売りの入れ替え(両建てをしない場合)などが必要となるという意味です。
つまり、一度設定して完全放置ではないということですね。
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コアレンジャー豪ドルNZドルの中身(設定)その1
「コアレンジャー 豪ドル/NZドル」とはどのようなものなのか?を簡単に解説しましょう。
豪ドル/NZドルの月足チャート画像はメタトレーダー4のものです。
長期間(3年ほど)、1.0060~1.1425の約1400pipsのレンジで豪ドル/NZドルは推移しています。 このレンジから抜けないことを前提に、範囲内で売買を繰り返すのが「コアレンジャー 豪ドルNZドル」です。
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コアレンジャー豪ドルNZドルの中身(設定)その2
コアレンジャーではレンジを「中心コアレンジ」と「サブレンジ」に分けています。
以下の薄いピンク色が「中心コアレンジ」で、このレンジでは「35pips間隔」で注文を出し、「20pips間隔」で利益確定をします。
その外側の「サブレンジ」では「70pips間隔」で注文を出し、「70pips間隔」で利益確定をします。
上下どちらのレンジから外れた場合でも新規注文は出ません。
また、レンジ外に大きく抜けた場合、証拠金次第ですが強制決済(強制ロスカット)になる可能性もあります。
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ループイフダンでコアレンジャー豪ドルNZドル類似設定例
ループイフダンで類似の設定をする場合、私なら以下のようにします。
1.07近辺を境に、上に行った場合は売りの売買システムを稼働し、下に行った場合は買いの売買システムを稼働します。
もしも売りの売買システムを稼働中に1.07よりも下に行った場合は売りの売買システムは停止します。
同様に買いの売買システムを稼働中に1.07よりも上に行った場合は買いの売買システムは停止します。
それにより、両建て状態になることを避けます。
もう一つのポイントとしては、レンジから抜けてもいいように、レンジの上限(売りの売買システムの場合)や下限(買いの売買システムの場合)よりも広めの設定をします。
1,400pips÷2=700pips(片側)ですが、売りでも買いでも片方1,000pipsなどに設定して、多少抜けても対応できるようするということです。
コアレンジャーのコンセプトと同じように「このレンジは抜けない」という自信をお持ちなら、20pips値幅で稼働させるというのも手でしょうね。
ループイフダンの場合も、証拠金次第ですが想定したレンジから大きく外れた場合は強制決済(強制ロスカット)の可能性はあります。
*追記 後日にこの設定をさらにアレンジし、両建て戦略を稼働しました。
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ループイフダン 豪ドル/NZドル 両建て 検証スタート
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それぞれの必要資金
それぞれの必要資金です。いずれも豪ドル/NZドルです。*投稿時点の情報です。必要資金は為替レートにより変動します。
13万円強
20pips値幅で700pipsカバー(買&売転換)する場合。最大ポジション数「36」。
21万8,700円
40pips値幅で700pipsカバー(買&売転換)する場合。最大ポジション数「18」。
11万0700円
*追記 ループイフダンの豪ドルNZドルの設定例を含む、最新の設定例はこちらの公式ブログの設定例まとめ・こちらのオレンジ色のボタンから飛べます。
*追記 豪ドルNZドルのスプレッドがかなり狭いリピート系FXのサービスが始まりました。こちら→松井証券FX
松井証券FXのスペック詳細はこちら。
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松井証券 自動売買(リピート系FX) とは?1通貨~・スプレッドが狭い・スワップポイントが高額
まとめとループイフダンが利用できるアイネット証券とタイアップ
最後にお伝えしておきたいことは「何年もレンジを抜けていないから抜けないとは限らない」ということです。
手持ちの資金全てを「コアレンジャー 豪ドル/NZドル」一本で運用をするのは、ややリスクが大きいように私は感じます。
今回の投稿は以上です。
*追記 後日に6社で豪ドル/NZドルの取引コストを調査してみました。
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豪ドル/NZドル リピート系FX 取引コスト比較
*追記 ループイフダンBSの豪ドルNZドルの設定例、1か月後のパフォーマンスを公開しました。
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ループイフダンBS 豪ドルNZドル20 設定例 目安資金と検証スタート 2022年1月4日
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ループイフダンBS 豪ドルNZドル 20 40 どっちが儲かる?比較検証 2022年2月4日
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